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カテゴリ:異文化
今はフランス時間の午前2時過ぎ。だから日本は10時過ぎですね。
今習い事の後、みんなで食事に行っていて帰ってきてたところで非常に眠くてしょうがないのですが、多くの方が「毎日チェックしてるから毎日続けてね。」何て言ってくれると御世辞でも頑張ってしまいます。 今日のパリの出来事と言ったら「バーゲン(フランス語ではSolde:ソルド)」しかないでしょう。 日本は季節毎や決算期に大バーゲンをやっていたような記憶がありますが、こちらは年に2回でこの時期と夏前です。 ちゃんとフランス中で「○月○日から○月○日まで」と期間が決まっていて、それより前にこっそり・・・や、その後もこっそり・・・と言うのは監視があるのでできないようです。 パリっ子はもちろん、それに合わせて外国から来る人もいるそうです。 今日は本当に至るところに大きな紙袋を下げた人が大勢いました。 バーゲンに行くなら、いい商品は初日に売れてしまうので初日でなければ意味がない!と言うのを散々聞いていましたが、「初日=人の波→避けたい」で前回のバーゲンまで、バーゲンに行くことすらあまりありませんでした。 毎年バーゲンの初日の映像がニュースで流れるのですが、有名デパートは早朝から行列ができ、シャッターが開き切ってもいないのに店内に入り込む人達の映像はゾッとします。 しかし昨年の夏前のバーゲンで“初日デビュー”をしましたよ。 と言ってもブラウスを1枚買っただけですが、ひと月前に見て予算的に余裕がなくて諦めたモノが40%OFFぐらいで買えたりするんですよ。 その時も行くつもりはなかったのですが、日本からバーゲンに合わせて来ていた友達がバーゲンで買わない手はない、なんて繰り返すもんだからすっかりその気になってしまいました。 朝一でその店に行って無事購入。 午後、偵察に行ってみるとその商品は既に完売となっていました。 後日、通勤途中で違う区にある同じ店を覗いたところ、一着もありませんでした。 やはり行くなら初日です! 中には値札を高めの金額に付け直し、50%OFFと記していながらも通常の売り値に設定する詐欺もあるらしいですが、本当に本来の売り値に対する値引きを行っている店がほとんどだと信じています。 今回は普段お世話になっている方が先週寒さで倒れそうになったのでダウンのジャケットをプレゼントしようと思い、仕事の後、ある店に行ったのですが丁度いいサイズがありませんでした。(今回は自分の買いものはなし!) 他の店舗に他のサイズの有無を確認したいと思い電話をかけてみたけれど・・・今日はどの店もパニック状態だったようで「こんな日に商品の問い合わせの電話なんてかけてくんなよ。」と言う感じで電話で怒られてしまいました。 仕方がないのでインターネットで他の店舗の住所を調べ、異なる7店舗に足を運びました。(すごいでしょ?どこもかしこもごった返しで相当疲れました。) 7軒回ってもサイズ違いどころかその商品は1着も残っていないんですよ。 全部売り切れ。 仕方がないので初めの店に戻ったら全てのサイズを含め最後の1着となっていたので選択の余地もなくそれを購入しました。 やはり行くなら初日です。 夕方でこれですから、理想は朝。 でも仕事もありますもんね。 そう言えばこのために有休を取る人もいるんですよ! 日本だったらどんな理由を付けようと、どう考えても「バーゲンに行くため」と思われるだろうから・・・と躊躇しますが、こちらは「当然の権利」として堂々と主張できます。 しかし、メーカーの商品を買うのでなければフランスで服を買うのはお薦めしません。 縫製の質がひどいのなんのって・・・。 当たりはずれもあるのでしょうが、それにしても多すぎます。 一回袖を通しただけで脇の下が破れたTシャツ、セーターが数着。スカートもズボンも・・・。 そのくせ日本より高いときた! だから私は服は日本に一時帰国をした時に買うようにしています。 日本の服で(Made in Chinaでも)こんなことはほとんどありません。 今日の写真はマドレーヌ寺院前で何か大がかりな撮影をしていたので撮ってみました。 香川とは違って時々撮影現場を目にします。(映画、ドラマ、グラビアetc.) 右下のおじさんは実は反対の手にもバーゲンの大きな袋を持っていました。 文字を入れたけれど縮小しすぎて読めませんね。(もう拡大はできません。) おじさんの右は「←獲物」、左のお兄さんのところは「←撮影部隊→」でした。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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