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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8912)
カテゴリ:詞・詩・唱
「今年の桜は遅いね」
ゆめのなか あなたが言う このまま咲かなければいい 冬にかたむすびをして あの頃 まあるい陽だまりが 生まれる部屋の隅 おんなじ背表紙を 見つめながらふたり 何を話したっけ 沈黙だけをまだ おまもりに生きている 泣くほどのこともない日々です だけど鱗が剥がれてゆくの ひらひら ゆらゆら 軽やかに泳いでいた背から こぼれた光 そうか あれも きらきら ゆらゆら 今年の桜は遅いわ ゆめのなか あなたに言う いつまでも眠る蕾を 起こしてしまわぬように あれから しかくいしあわせを ひとなみに重ねて おんなじ背表紙を 見つめていたふたり 忘れたことにして 沈黙だけをまだ 結び目にすがっている 咲かないで、咲かないで。 泣くほどのこともない日々です だから鱗が剥がれてゆくの ひらひら ゆらゆら 焦がれた 憧れた あなたから こぼれた光 そうか あれも きらきら ゆらゆら
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Last updated
2026.03.24 22:32:01
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