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やっぱり旅が好き♪

やっぱり旅が好き♪

初めてづくしのキャンプオフ!!

☆KOA修善寺/ポマトランド☆

●アクセス● 東名高速 沼津ICからR1経由でR136に入り修善寺方面へ
●ログトレーラー●  8名用
  ●料金●   大人2名 18900円 +大人1名に付き1575円

12/3(土)~12/4(日) 1泊

いきさつ

きっかけはよくお邪魔させて頂いているよしかさんの掲示板での会話だった。
9月の連休に田貫湖で開かれるキャンプオフに参加しないかとお声をかけて下さった。
とっても魅力的なお誘いではあったけれど、残念ながらチビの幼稚園の運動会と重なる。運動会は初日の予定だが、もし当日天気が悪ければ順延。
参加出来るという確約が出来ないので、お断りすることになった。
そしてまた今度は修善寺でオフ会があるという。
前回諦めたのだから、今回は是非とも参加したい!
それでも最初はなかなか出席を表明出来なかった。
パパの仕事の休みが確実ではない。パパが無理って言ったら、自分達だけで行けるかなぁ…?
子ども達やパパは初めて会う人達に馴染めるんだろうか?
って言うか、私自身は? 大丈夫?
それでも、やはり参加してみたいという興味の方が大きく働いた。
意を決して、幹事のyuko_nekoさんにメールを送ると、とても親切で感じの良いお返事が返ってきた。
私以外の殆どの方は既に知り合い。そんな中で自分だけ浮いた存在になりはしないかと始めは懸念していたが、何度かメールをやり取りする内に、すっかり知った仲のような気分になってしまって当日を迎えたのだった(^-^;)。


1日目
千葉の我が家から伊豆までは都内を経由して行く事になる。
なるべく混まないうちに都内を通過してしまいたい…と6時頃には出発の予定だった。
予定通り5時に起きたものの、例によって我が家の行動は超スローな為、結局家を出たのは6時半を過ぎていた。
更に高速に乗る前にガソリンを入れたりしていたものだから、高速に乗った時にはもう既に7時になろうとしていた。
朝の1時間の出遅れがその後の数時間に影響する事もある。
渋滞が始まっていなければいいけれど…。

ところが、首都高もそれほど渋滞する事もなく順調だった。
都内を通過する時にはスカッと晴れ渡り、「さすがに冬は空気が澄んでいるねぇ」なんて話していたのに、神奈川を抜ける辺りから空はかなり怪しい色になり、時々小雨もぱらついてきた。
明日は崩れるって言ってたけど、今日は天気がいいはずじゃなかったっけ?
キャンプ場に向かう前に公園で子ども達を遊ばせるつもりなのに、向こうに着いても降っていたらどうやって過ごそうか…。
とても変化の激しい空だった。
激しく降る事は無かったが、小雨がぱらついたかと思えば遠くの空には青空が覗いたりして、その度に一喜一憂していた。
途中の山々は紅葉が綺麗だった。
「晴れていたらもっと綺麗だったろうにね…」
と言った時に気付いた。
しまった! カメラ忘れちゃったよぉ…(T-T)。
「おっ! あそこいい景色だねぇ~! ホラ、早くカメラ構えて!」
「おぉ~! シャッターチャンス! …って、カメラ無いしっ!!」
と言うようなパパのイジメに耐えながらも、車は殆ど渋滞することなく順調に進んだ。
「晴れていればここに富士山がド~ンと見えるはず」などと子ども達に説明しながら(わかるかっ!!)、沼津ICを降りたのは予想より随分早く9時ちょっと過ぎだった。 ちょっとスーパーで買いたい物があったのだが、まだ店も開いちゃいない。
買い物はコンビニで済ませる事にした。
幹事のyuko_nekoさんは昼頃に到着すると言っていた。
幸い高速を降りてからは雨も殆ど降っていない。
予定通り大仁の公園に立ち寄ってみよう。

我が家は今どき珍しくカーナビを付けていない。
私が地図を見るのが大好きだから、大体はそれで間に合ってしまうのだ。
だが、今回は失敗だった。
いつもなら何かしら詳しい地図を持ち合わせているのだけれど、今日は全日本地図しかない。
主要都市でもないから細かい道路など載っているハズもない…。
頼るのは昨夜ネットで調べた情報のおおまかな地図の記憶のみ。
それでも何とかなるさ、と公園があるはずの方向に向かった。

田京の駅に向かう道を左折する予定だったが、気付かぬうちにうっかり通り過ぎてしまったらしい。
修善寺が近くなって行き過ぎた事に気付く。
だが、確かこちらからも行くルートがあったはず…。
そうそう、セブンイレブンのある交差点を過ぎて、JOMOのある交差点を真っ直ぐ…ん? こっち随分細い道だよ?
その地図では大仁農場の先にあると書いてあった。
大仁農場の看板はその交差点を右折になっている。その案内板に従って右折してみた。
暫く上り坂が続いて、山伏峠が見えてきた。
しまった! やっぱり道を間違えたみたい。
車をUターンさせ、今度は大仁農場の看板で右折してみた。
確かこちらからもぐるっと回って行く道があったハズ…。
ところが大仁農場は広く、公園らしい案内は見えない。
どうやらすっかり道を間違えているようだ。
下手に動くより…と大仁農場内のレストランに寄って、道を尋ねた。
売店を併設したそのレストランは客一人いなかった。
そこで何も買わずに道を尋ねた私に、店のおばさんはニコニコと愛想良く、わざわざ外に出てきて道を教えて下さった。
「あのぉ~、町民の森公園ってどの辺でしょう?」
「あぁ、今は市民の森よ(笑)。この道をまっすぐ行って突き当たりを右に曲がって、丁度この山の裏側になるよ。寒いよ~?! 大丈夫?!」
お礼を言って車に乗り込み、言われた通りに進むと、細い道の先に駐車場が見えてきた。
多分30分位は遠回りしてしまったと思う。既に10時半だった。
紅葉がとても綺麗だが、我が家以外には公園を散歩させようと犬を連れたカップルだけ。なんだか、かなり寂しい感じ(^-^;)。
車を降りて、遊具のある広場へと向かう。
通路は見事な紅葉に覆われていて、上からはハラハラと赤や黄色の葉が舞い降りてきた。
綺麗な色とりどりの葉っぱを集めながら小さな橋を渡ると、遊具広場があった。
子ども達は早速ターザンロープで遊び始めた。
ここのターザンロープは、紐にタイヤがぶら下がっているので、安定感があるのだが、勢いが付くので、気を付けないと振り落とされそうになる。
公園内にはそこそこの数の遊具…というか、アスレチックが並んでいた。

確かここには蟻地獄というすり鉢状の場所があったはず…と思ったら、奥の遊具の向こうにそれはあった。
すり鉢状になったコンクリートの斜面にはロープが1本垂れている。
結構な急勾配で深さは4m位はありそうだ。
まずパパが降りて行った。
それから、チビが無謀にもロープを使わず降りようとするので、ちゃんとロープに掴まりながら降りるように指示する。
すると、ロープには掴まったものの、そのままズルズルと滑り降りてしまった。
おいおい、そんな事したら、洋服に穴が空いちゃうよ~!!
続いて上の子が降りる。
上の子は降り方を心得ていて、ロープをうまく使いながら、足の裏をしっかりとつけて降りて行った。
パパは2人とも登れないだろうと思っていたらしいが、2人とも難なく登って戻ってきた。
運動神経は鈍いけど、伊達にあちこち公園巡りしているわけじゃないのよ~(笑)。

ふと携帯を見るとyuko_nekoさんから10時頃家を出たとメールが入っていた。
返信をして、それからよしかさんにも今どの辺りでお昼は食べてから行くかどうかの質問メールを入れた。
よしかさん一家も今大仁にいて、これからお昼を食べてキャンプ場に向かうという事だった。
さあ、そろそろ我が家も引き上げて、お昼を食べなくっちゃ。
もうすっかり冷えちゃったしね。
公園に到着した時にはいつ降り出してもおかしくない空だったけれど、今は青空が見え始めていた。
これはやはり超強力な晴れ女だという、よしかさんちのカナちゃん、レナちゃんのパワーなのだろうか。
子ども達は駐車場に向かおうとする道すがらも名残惜しく遊具に登ったりしていたが、それでもこれからお友達に会える期待に胸を膨らませているので、文句を言うことなく親の言いつけに従った。

公園を出て、今度は先ほど通るはずだった道を田京方面に向かった。
どこかこの近くで昼食を摂る事にしよう。
良さそうな店はないかな、と思っていると、田京の駅にまがる信号の手前に「豆腐」の文字が見えた。
最初ただの豆腐屋かとも思ったが、信号待ちしながらじっくり見ると「豆腐料理」とある。
パパに
「ここはどう?」
と聞くと
「駐車場は空いてる?」
「うん、店の前はいっぱいだけど、向こうにもあるみたい」
「じゃあ、ここにしよう」
信号を右折して車をUターンさせて戻ってきたら、丁度店の前の駐車場が1台分空いたので、そこに車を停めた。
『豆腐料理 豆庵』というそのお店は入口は豆腐やその加工品を販売していて、奥に食事処がある。
入るとすぐに一番手前の座敷に案内された。
ここは実に多くの豆腐料理がある。
豆腐料理が少しずついろいろのっているオリジナル膳(確かそんな名前だったような…)とざるそば、それに単品で生湯葉と飛龍頭を頼んだ。
少しして運ばれてきた料理はどれも美味しそう。
私もパパも豆腐は大好きだから、いろいろな豆腐料理が味わえるお膳はとても得した気分になった。
実際、ここのお豆腐はとても美味しかった。
豆乳も付いていたが、ここの豆乳は濃厚で、でも嫌な臭いはせずにとても飲みやすかった。色は少しグレーっぽい。
最後に豆腐のデザート盛り合わせ(豆乳チーズケーキ、コーヒー豆腐、シャーベット)にコーヒーも出てきて、子ども達も喜んで食べた。
食事の途中でよしかさんから、「着いてます」とメールがあった。
4人で料理を全て平らげ、帰りがけに入口脇の売店でざる豆腐2つとうどんを買った。
ざる豆腐はキャンプのおつまみになるだろうし、うどんは鍋に入れてもいいよね。

店を出て、キャンプ場に向かう前に郵便局に寄らなくては。
昨日はバタバタしていて、お金を下ろしそびれたのだ。
修善寺の駅前に行ってみたが、それらしき建物は見当たらない。
少し離れたコンビニで聞くと、駅の少し先にあると教えれくれた。
郵便局に寄ってからキャンプ場へ向かう。
ラフォーレ修善寺の向かいくらいにあるんだよね…と探していると、「へそ湯」の看板が見えた。
あ、あそこだ!

へそ湯を過ぎるとすぐ右手に『KOA ポマトランド』と書かれた黄色い看板があった。
その入口を入りゆっくりと進む。
どの辺りだろう?
取り敢えず管理室の方向へ進むと、ログトレーラーらしき建物の前に車が2台並んでいる。
1台の屋根の上には何やら白い物が載っかっている。
あ! きっとアレだよ!
yuko_nekoさんのHPに載っていた写真通りだもん♪(*^-^*)
取り敢えず私が車を降りてみると、トレーラーの前に4人の男女がいた。
きっと、間違いないよね…と思いきって声をかけてみた。
大当たり!
軽く挨拶を交わし、車を停める位置を聞く。
パパに車はここに…と言おうと思ったら、車の周りには元気な女の子達が既に集まってきていた。
yuko_nekoさんちのチビ姫ちゃんとよしかさんちのカナちゃん、レナちゃん。
カナちゃん、レナちゃんはHPでよく写真を見ていたので、初めてあった子の様な気がしない。
みんな「一緒に遊ぼう!」と娘達に声をかけてくれたので、元来引っ込み思案な我が家の子ども達もすぐに車を駆け下りて、既に子どもの城と化しているもう1棟のトレーラーの中へ消えていった。
車を停めて皆さんに再びご挨拶。
皆さんニコニコととても感じの良い方達ばかりだ。
荷物を運び入れていたら、チビが戻ってきて「ジェニーちゃんは?」。
みんなお人形を持ってくるという話だったので、我が家もジェニーちゃんを持ってきたのだ。
みんなでさっそく遊ぶらしい。
出してやるとそれを持ってまたすぐに子ども部屋へ。
子ども達は小学3年生のチビ姫ちゃんを頭に、カナちゃん、うちの上の子、レナちゃん、チビとほぼ1つ違いで並んでいる(レナちゃんとチビは2つ違いだけれど)。
みんな小ぶりな子達なので、背も富士の裾野のようにいい感じの稜線を描いている(^-^;)。
子ども達は皆うまく打ち解けたらしく、チビが時々やって来る以外は殆ど子ども達だけで楽しく過ごしていた。

yuko_nekoさんとよしかさんが、修善寺に買い出しに行くから一緒にどうかと誘ってくれたので、私はパパを残して買い出したいに参加することにした。
yuko_nekoさんの車に乗り込み、修善寺へ向かってGO!
よしかさんとyuko_nekoさんは先々週の四万オフの話をしている。
私も大体の流れは掲示板の方で知っていたので、裏話的な2人の会話はとても面白かった。
四万ではyuko_nekoさんは大活躍だったらしい(笑)。 今日も、その雄姿を見せて頂こうじゃないの!(^-^)
おしゃべりに夢中になってちょっとロングドライブになってしまったけれど(笑)、何とか無事に目的のスーパーへ辿り着いた。
まずは100均で足りない物を買い足し、その後食料品を買う。 何やかやと結構な量になった。
車に乗り込んだところで、yuko_nekoさんの電話が鳴った。
がっちゃんとyuko_nekoさんの会話はなんだかとってもほのぼのラブラブ♪(*^-^*)
聞いているとこちらもニンマリしてしまう。
ちょっぴり遠回りした上に買い出しにも結構な時間がかかったので、心配していたのだろう。
帰りにワサビ屋さんで生ワサビとおろし器を買って、キャンプ場へ戻った。

初対面の人達の中で、パパが馴染めているだろうかとちょっと不安だったのだが、全くの杞憂だった様子。
3人ともいい色に日焼けしていた(笑)。
テーブルの上には残り僅かの日本酒の瓶が、足元の袋には空になったビールの缶が…。
パパも子ども達に負けずすんなりと溶け込めた様だ。
どちらのご家族もオフ慣れしているからなのか、垣根を作らない人達だ。
初めて参加する我が家にも気を遣ってくれて、我が家がポツンとすることの無いよう、いろいろ声をかけてくれた。
こういう心遣いがとても嬉しかった。

買い出した食品を冷蔵庫に収め、女性陣も小宴会に加わった。
このログトレーラーはとてもいい。
室内はキングサイズの2段ベッドが両側に並び、大人8人ゆっくりと寝る事が出来る。
真ん中もなかなかの広さがあり、大きなテーブルが置かれている。
トイレ、ミニキッチン、冷蔵庫、それにエアコンも付いている。
トイレが室内にあるというのは、本当に有り難かった。
飲んだらトイレに行きたくなるが、この寒空、遠いトイレに行くのは辛いもの…。
外のテラスにも大きなテーブルが2つとそれぞれにベンチがあり、その中央にはBBQコンロが付いている。
そのコンロには暖を取る為によしかパパさんが炭を起こしてくれていた。
今回のオフ会に、これ以上ないというような完璧な条件が整っていた。
yuko_nekoさん達は、ここを決める為に2度も下見をしてくれたらしい。さすが! 幹事の鑑! 次回も幹事をよろしく~♪(笑)

みんなで寛いでいると、オタクの母さんご一行が到着した。
オタクの母さんは今回、息子さんとそのお友達、中学3年生4人を連れての参加だ。
挨拶を済ませると、中3カルテットは飲み会棟の上のベッド1カ所を自分達の基地に決めて、持ち込んだ人生ゲームで遊び始めた。
チビ達の部屋は「絶対イヤ!」と1人の男の子が言った。
彼は下に小学生の妹か弟がいるらしい。
チビ達の煩わしさをよくわかっている子ならではの発言だよね~(笑)。
僅か2畳足らずのスペースに4人で狭くないかな~…と思ったが、オタクの母さん曰く、
「家を離れて4人で泊まりがけで遊べる、と言うのが楽しくてたまらないらしいよ」 との事。
うん、そうだよね~。 友達と泊まりがけで…って、そう多くあるわけじゃないもんね。
しかも、親の監視は無いし。
知らないおじさんおばさん達の目はあるけれど、みんな自分達の話とアルコールに夢中で、対して干渉されないし(爆)。

えんぴつさん、消しゴムさんの到着を待ってお風呂に行こうかと思っていたが、渋滞で到着が遅れているらしい。
男性陣が子ども達を連れて先にお風呂に行く事になった。
我が家は今まで男湯に入れた事が無かったのだが、ここのお風呂は空いているというのでお願いする事にした。
お友達もみんな一緒だし。我が家だけダメだと言うのも可哀想だしね。
(しかし、この時の事が帰りの車中の火種となったのだった)
男性陣と子ども達がお風呂に行っている間、女性陣は夕食の準備に取りかかった。
yuko_nekoさんは丸ごとのアンコウを捌いている。
yuko_nekoさんは料理が得意で何でもチャキチャキとこなす。
他のメンバーは鍋用の野菜を切ったり洗ったり。
そうしている間にえんぴつさんと消しゴムさんが到着した。
誰かが「えんぴつさん達が来たら音でわかるよ」と言っていたが、本当にその通り。
ボボボボ…という重低音が聞こえ、皆が「あ、着いたね♪」と外に出たら、大当たりだった(笑)。

男性陣が戻ってきて、入れ替わりに今度は女性陣と消しゴムさんがお風呂へ。
もうすっかり外は真っ暗だった。
キャンプ場に隣接する『へそ湯』はものすごく豪華な作りだった。
その日本的な名前とは対照的に西洋風の洒落た建物。まるでリゾート地のホテルのようだ。
ここは少し前までスパラシオ修善寺という名前で営業していたらしい。
我が家のキャンプ場ガイド誌ではスパラシオになっているから、へそ湯に変わったのは最近の事なのだろう。
子ども達はパパが入浴させてくれたので、今日は身軽に入浴出来る。
洗い場で髪と体を洗って振り向くと、もうみんな外の風呂にいるようだ。
私も後を追って露天へ。
暗くてよく見えないが、浴槽自体は沢山あるらしい。
ただ、かけ流しを維持するには冬は全てをカバー出来ない為、一部だけを使用しているという話だった。
温めのお湯に足を延ばして浸かる。あ~、極楽(*^-^*)。
子ども達の動向を気にしなくていいというのが一層いい(^-^;)。
お風呂に浸かりながらみんなで話をしていたが、一向に温まらないので内湯へと移動した。
温いお湯でもゆっくり入れば温まるかと思ったのだが、外の寒さの方が勝ったか。
内湯で体を温めて、風呂を出た。
洗面所は1人分のスペースごとに衝立で仕切られていた。
ドライヤーで髪の毛を乾かしていたら、2つ先のスペースで同じく髪を乾かしていたえんぴつさんと目が合った。
「鏡越しに目が合うのって、何か照れるよね~」とえんぴつさんと笑い合う。
1人男湯に入っている消しゴムさんはもうとっくに出て待ち侘びているかと思ったが姿が見えない。
少し探してみたが、どうやらまだお風呂にいるようだ。
こんな時、子どもがいれば偵察に行かせる事が出来るけど、さすがに私達が乗り込んでいくわけにもいかないもんね~(^-^;)。
えんぴつさんが1人残って消しゴムさんを待つ事になり、私達は先に戻った。
長湯の彼を彼女が待つ。神田川の世界?!
さすがにえんぴつさんも洗い髪が芯まで冷える程、外で待ちはしなかったけど(笑)。
車が丁度トレーラーの前に着いた時に電話が鳴って、私はそのままもう一度2人を迎えに戻った。

女性陣が戻ったら、もう既に8時近かった。
子ども達はさぞかしお腹が空いているだろうと思ったら、よしかパパさんがご飯を炊いて子ども達に先にカレーを食べさせてくれたらしい。
すごいなぁ~!! こんな時、うちのパパだったら子どもを我慢させて私の帰りを待っちゃうもの…。
「カレーお代わり!」
と言われたが、もうご飯もカレーも残っていないので、チーズフォンデュを持って行った。
部屋に入ってビックリ!
お菓子の食べかすやらおもちゃやら、何が何だか…ってくらい散らかっている。
アンタら、親が居ぬ間に本当に好き放題遊んでいるね~…(^-^;)。
ざっと片付けてフォンデュ鍋をセットしたが、アルコールコンロはなかなか熱が通らない。
子ども達は待ちくたびれてよしかさんが持ってきたビデオのハム太郎を見始めた。
ようやく食べ頃になり、もの珍しさも手伝ってみんなチーズを巻き取りながらチャレンジ。
だが、既にカレーを食べた後、テレビもみたいし…で1口2口食べると遊び始めた。
いいのいいの。残りは大人で頂くよ~♪(^-^)
中3カルテットも先に小鍋でアンコウ鍋とお刺身を食べ、満足したようでまた上のベッドでゲームに興じている。

子ども達の食事を終わらせて、大人が揃って宴会を始めたのは既に9時だった。
本来なら子ども達を寝かしつけなければいけない時間だけれど、今日は10時までの夜更かしもOKすることにしよう。
だって、ママ達のお腹はもう待てないもん!(^-^;)
というわけで、ようやくかんぱ~い!!(*^-^*)
今日の食卓はもの凄くゴージャスだ。
メインはアンコウ鍋。
それに大皿のお刺身が2皿、消しゴムさん差し入れのチャーシュー、チーズフォンデュとチーズ数種類、レバーペースト、オタクの母さんのメキシコ土産の辛いピクルスとがっちゃんママお手製の辛み味噌。
それからそれから…えっと、いっぱい有りすぎて全部を覚えていないけれど、とにかくテーブルの上から料理とお酒が無くなる事はなかった。
私は苦手で食べられないのだけれど、チャーシューはもの凄く美味しかったらしい。
中坊W君は皿を抱え込んで食べていた(^-^;)。
お酒も凄かった。
ワインは全部で一体何本あったのだろう…。少なくとも7本以上はあった。
それに日本酒数本に泡盛にオタクの母さん特製サングリア…ビールは宴会が始まる前に無くなっていたハズだけれど…。
それが帰る頃には殆ど無くなっていたのだから、凄いのはみんなの胃袋の方か?!(^-^;)

10時少し前に子ども達に歯ブラシを持って行ったら、子ども達は「入っちゃダメ!」と鍵をかけた。
こらこら! ママ達はこっちで寝るんだから、鍵かけるのだけは勘弁して頂戴!(^-^;)
子ども達はみんなで一緒に寝たいと言う。
それなら、上は危険…と下のベッドにシュラフや毛布を並べる。
ただ1人我が家のチビだけはママと一緒がいいと言うので、子ども達の上のベッドに私とチビが寝る事にした。
ママのほっぺをスリスリしていたチビが寝付いたところで私は宴会場へ戻った。
宴会は大いに盛り上がっていた。
yuko_nekoさんはチャキチャキしていて、姉御肌という感じだが、その実結構可愛らしい。がっちゃんへの愛情が溢れている感じで微笑ましい。
がっちゃんは大きな体で一見怖面だが、笑顔がとってもチャーミング♪(^-^) 話もとても面白い。
よしかさんは華奢で女らしい雰囲気。どれだけ飲んでも冷静で、どんなハプニングにも動じなそう(^-^;)。
よしかパパさんはyuko_nekoさんが『先輩』と呼んでいたけれど、まさにそれがピッタリの雰囲気。面倒見が良く、統率力がある。クラブの部長さんという感じ。進んで中3カルテットの世話もしていた(^-^)。
オタクの母さんは華のある人で、小マダム系?! だけれど、決してお高くとまってはいなくて、明るく良く笑う。
えんぴつさんは温泉系TVチャンピオンに出場し、決勝に残ったという経歴の持ち主。今回の参加者の大人の中では一番の若手ながら頼れる存在だ。一見大人しいかと思いきや…(笑)。
消しゴムさんはこだわり派の雰囲気が漂う人。一瞬無口っぽいが、喋ると面白い。
(以上、ミミミの個人的感想です。異論のある方はミミミまで連絡下さい(^-^;))
今回の参加者はみなおしゃべり好きで楽しい人ばかり。
話を聞いているだけでも面白く、ついつい引き込まれる。
出発前はオーストラリアの話でも…と思っていたのに、終ぞ最後までそんな事は話題に載らなかった(笑)。

飲んで喋って食べて、口は休まるところを知らなかった。
最初に抜け出したのはよしかパパさん。宴会部屋の2階ベッドで眠りに落ちた。
その後、消しゴムさんが、後を追うようにがっちゃんが抜けた。
男はうちのパパだけになっても女性陣のパワーは相変わらず(^-^;)。
留まる所を知らないパワーで次々とワインを空けていく。
暫くしてよしかパパさんが目を覚ました。
まだ半分寝ぼけ眼の彼に強引にご飯を炊かせる女性軍。
あ~怖っ!!(>_<) 30過ぎた女の集団は(えんぴつさんはまだ過ぎてないけど)色気より食い気だわっ!!(^-^;)
これに懲りたのか、ご飯を炊き終えるとシュラフを抱えて子ども部屋に逃げ込んでしまった(^-^;)。
よしかパパさんの炊いてくれたご飯でヅケ丼や、ヅケ茶漬け、それにおにぎりを作る。
今夜は寝ないと誓い合っている中3カルテットも小腹が空いたろうとそれを渡す。
続いて消しゴムさんが目を覚ます。
交代要員が出来たので、ここで我が家のパパも無事解放され、眠る事を許可された(笑)。
そろそろ小腹が空いたかと、チーズケーキを出すと、オタクの母さんもお手製のサングリアを開けた。
これが絶妙な組み合わせ!
みんな、これはいい! と次々平らげ、飲み干していく。
1時半を過ぎた頃、よしかさんが「そろそろ寝ます…」と消えていった。
よしかさんは直前まで体調を崩していたのだが、それでここまで頑張るんだから、華奢に見えて結構タフなのかも(^-^;)。
よしかさんと入れ替わりくらいのタイミングでがっちゃんも目を覚ました。
少しして、オタクの母さんが「うどん食べた~い♪ yuko_nekoさん、作ってぇ~♪」と言い出した。
yukoさんと私でうどんを茹で、つゆを作る。
yukoさんは卵を溶いて醤油やカツオ節を入れ、熱々のうどんを入れた讃岐風(?)のうどんを作った。
私もその相伴に預かっていたら…外に出ていた消しゴムさんが顔を出した。
「あのぉ~、誰かちっちゃい子来てます。髪がまっすぐで長い…」
チビだ!
見るとチビ助が半ベソで立っている。
あぁ、もう限界だね。
私もここで脱落。
子ども部屋に戻って歯を磨き、チビと一緒におやすみなさいzzzzzzzzzz。


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