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みなさん、おはようございます。
やや二日酔いで頭が痛い、埼玉県秩父地方です・・・ さて、ロンドンでのテロは日を追うごとに犠牲者が増え、悲惨な状況を映し出しています。 案の定、週末のTVでも日本でのテロの危険等を、無責任に煽る番組が目立ちました。 さて、新聞はテロに対してどういう基本的な考えを持つのかが、ここ数日の内容で読めることができます。 まずLグループ・・・ 「民主主義社会は、このような暴力で揺らいではならないし、揺らぐことはないだろう。しかし、残念ながら、市民に対する無差別多発テロを記憶する日付として、7・7が加わった (朝日・天声人語)」 「それにしても皮肉なことである。テロの芽を摘むというのもブッシュ米政権がイラク攻撃に踏み切った理由だった。それなのに、世界はよけい危険になってしまったように見える。 もともと、フセイン政権と国際テロ組織を関連づける明確な証拠はなかった。ところが、いまやアルカイダ系を含めて多くの外国人グループが入り込み、イラクでの米軍の任務の一つはまさにテロとの戦いになってしまっている。 むき出しの武力だけではテロを抑え込めないどころか、はびこらせる結果にさえつながる。 (朝日・社説)」 「イラクのタラバニ大統領は「テロは世界の疫病であり、イラクで起きていることはどの国でも起こり得る」と語ったと伝えられる。イラクの戦後処理はイラク人に任せ、一刻も早く外国軍が撤退することが、テロ封じ込めの一番の近道なのではないか。 (東京・筆洗)」 センチメンタリズムと言うんでしょうか・・・現実回避型とも言えますかね・・・または無責任型・・・ 次にRグループ・・・ 「日本もテロの標的となりうる。対テロ戦線の一角をにない、必要な役割を果たすのは当然である。 問題は、法整備などで国際社会が実効の上がる態勢を作れるかどうかだ。 包括テロ防止条約が締結されれば、テロ容疑者を拘束し、処罰する法的な枠組みが整う。 だが、テロの定義を巡る見解の対立から、締結のめどが立っていない。一致して早期締結を主張しているG8は、反対する国々を説得すべきだ。(読売社説)」 「テロの温床となる貧困撲滅、テロ資金源対策、大量破壊兵器を含む武器拡散防止、テロ情報の交換、テロ対処能力の向上、これらを進めるためのテロ防止関連条約の推進、対テロ国際組織の構築などだ。イスラム過激派が暗躍する中東の民主化も重要な対策として取り組み、一定の効果をあげてきた。それでもテロは防げなかった。 G8は今回のテロを省み、もう一度総合的にテロ対策を練り直し、実行に移すことが求められる。G8は対テロ戦で連帯を深めるときでもある。 国内でもテロ対策の不断の見直し、国民を含めた訓練の強化などが必要だ。そうすることがテロに対する抑止効果を生むことにもなる。(産経・社説)」 リアリズム・・・現実主義型・・・または徹底抗戦型とも言えますかね・・・ さて、どちらがテロに対しての認識そして今後の展開として正しいのでしょうか・・・ ということで、毎日はどっちでもない社説でしたので省きながら、今日も1日よろしくお願いしますm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.07.11 04:44:00
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