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日本/フィリピン・国際結婚のブログ

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ニューストピックス

2005.10.22
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カテゴリ:カテゴリ未分類
みなさん、おはようございます。
夕べはあまり冷え込まなかった、埼玉県秩父地方です。

さて、昨日の東京新聞の朝刊にこのような特集記事が載りました・・・

【国際結婚に『入管の壁』】
 
 もしも、国際結婚した相手の日本在留が、政府によって二年間も拒否され続けたら、どんな気持ちになるだろう。思わず「そんな、ばかな」と言いたくなる事件が、現実に起きた。正式に婚姻した男女を引き裂く入管の壁。当事者となった夫婦は悲嘆にくれ、事情を聴かされた知人らは、入管の対応の理不尽さに言葉を失っている。 

 政府に恋路をじゃまされるという、思いもかけない目にあったのは東京都在住で、IT関連企業に勤めるサラリーマンAさん(49)。

 前妻との間に三人の子をもうけながら、ゆえあって離婚したAさんは、八十代の父と七十代の母を、ひとりで世話しなければならなくなった。

 そうこうするうちに、友人筋から見合い話が舞い込んだ。見合い相手が、中国在住の女性という点は、ちょっと変わっていたが、「フィリピンまで集団見合いに行く男性も多い」と聞いていたAさんは、気にも留めなかった。

 まず、友人に紹介されたのは日本人男性と結婚し、「日本人の配偶者」という在留資格も取得している中国人女性。見合い相手は、この女性の妹Bさん(33)だった。とはいっても、Bさんは吉林省に住み、地元のデパートで美容コンサルタントとして働いている。仕事に追われるAさんは、気軽に訪中できる立場でもなかった。

 Aさんは、Bさんの姉を何度も訪ね、Bさんの生い立ちや性格、日常生活を詳しく聞かせてもらった。どうやら、仲良くやれそうだし、Bさんは年老いた両親のことを、やさしく面倒見てくれる性格のようだ。あとは、実際に会ったフィーリングで決めよう。

 そう思い立ったAさんは二〇〇三年九月、仕事の合間を縫って吉林省に飛んだ。

 「抱いていたイメージと寸分違(たが)わぬ女性でした。初対面という気がせず、すぐにプロポーズ。妻(Bさん)の快諾を得て、数日後に婚姻届を出し、吉林省民政庁から結婚証明書をもらったんです」

 ■4度申請、なお通じず

 Aさんは、帰国後の同年十月、東京都清瀬市役所にも婚姻届を出した。両親と同居可能なマンションも購入し、久しぶりに、ほのぼのとした新婚生活が始まる…はずだった。

 しかし、事態は暗転する。日本人である自分と結婚したのだから、妻には「日本人の配偶者」という在留資格が、ごく当たり前に付与され、間もなく、来日できると考えていたAさんを、思わぬ結果が待ちかまえていた。

 Aさんが同十一月に東京入国管理局にBさんの在留資格認定を申請すると、東京入管からは「不許可」との判断が出されてしまったのだ。

 「えっ、なぜ?」。わけが分からず混乱するAさん。理由を尋ねるAさんに、入管が返した回答は、理由にもならない「理由」だった。

 いわく「(夫婦間の)コミュニケーションが取れていない」。いわく「日本と中国は文化が違う」。さらに昨年四月と九月、今年二月と、何度も妻の在留資格を求めたが、理解しがたい理由で、入管から拒絶され続けている。

 ■『偽装結婚と疑わないで』

 「コミュニケーション不足というけれど、妻は日本語を勉強し、複雑な言い回し以外は理解できます。私も中国語を勉強中だし、辞書の文字を指でさして、気持ちを説明し合うことも、また、楽しいのです。これでも、コミュニケーション不足と言われてしまうのですか」。Aさんは嘆く。

 度重なる冷たい仕打ちを受けて、Aさんは今、「偽装結婚と疑われているのではないか」と思い始めている。お人よしのAさんは「初対面でのプロポーズだったから、入管の人も変だと思ってしまったのでしょうかね」と、怒りの対象となるべき入管の立場まで考慮してしまうのだった。

 「国民がいつ、プロポーズしようと、入管が口出しすることではない」「文化が違わない国際結婚があったら、入管に教えてもらいたい」と怒りだす知人を前に、Aさんは弱り切った表情だ。

 入管からは「結婚後の一年間に、一度も訪中していないのはおかしい」とも指摘された。本当は、仕事が忙しくて行けなかっただけなのに。Aさんは、ようやく取れた休日を使い、その後、二度、訪中。来月も訪中する。中国で挙げた結婚式の写真や夫婦のスナップ写真、妻からの手紙、国際電話の通話記録まで入管に提出し、涙ぐましい努力を重ねている。

 それでも、出ない。こんなに個人情報を提出しプライバシーをさらしても、在留資格が出ないのである。

 「何が、いけないのでしょうか。はっきりした基準を教えてほしい。そうしたら、基準を満たせるように努力します」とAさん。

 「入管が基準を示さないため、何がいけないのか、当事者にはさっぱり分からないというのは、実は珍しいことではない」と指摘するのは、手弁当で来日アジア人の支援活動をしている都内の男性。「中国人と結婚する場合、以前は申請後半年から八カ月で在留資格が出たが、三年ほど前から厳しくなった。コミュニケーション不足という理由で不許可にされるケースは多い」

 「子どもたちも『新しい奥さんと仲良くするからね』と言ってるし、前妻も理解してくれてるんです。両親も『あの子(Bさん)は、いつ来るの』と楽しみにしているんですが」。Aさんの気持ちは、まだ、踏みにじられるのだろうか。

   ◇   ◇

 入管に引き裂かれた国際カップルは、たくさんいる。

 神奈川県相模原市の日本人男性(53)と結婚したネパール人グルン・シタ・クマリさん(36)のように、実態は「日本人の配偶者」でありながら、在留特別許可を申請後、オーバーステイで警察に逮捕され、入管から国外退去処分を出された女性もいる。

 この処分取り消しについて、東京地裁でグルンさんと係争中の東京入管は「同居を証言する近隣住民はいなかった」と主張していたが、今年二月、実はグルンさん夫妻の同居を入管に証言した住民がいたことが、明らかとなった。不利となる証言は裁判官にも隠す入管の“執念”に、夫妻の友人らは「偽装結婚ではない、本当の夫婦をいじめて何が楽しいのか」と、あきれ果てている。

 ■入管収容者に日本人配偶者

 そんな入管をよそに、近所の日本人主婦たちは、グルンさんを自宅に招くほどの仲になっている。夫は裁判のため、平日に仕事を休んだ影響で、今までより条件の悪い会社に変わらざるを得なかったという。

 今年六月には、入管施設に長期収容(半年以上)されている外国人が約百三十人おり、その四分の一近くが、日本人の夫や妻であるという法務省の内部データが明らかになった。法律家らは「国連の国際人権規約(B規約)が定める『家族の結合権』が侵害されている」と指摘している。


さて、みなさんはどうお感じになられたでしょうか・・・

わたしは「この記事は捏造???」と思いました。

理由は「これで在留資格認定証明書が発行されないわけが無く、もしあるとすれば他に重要な事由があるのに取材者が隠しているのか、それとも話事態が作りなのか」と感じるからです。

後半のネパール人の話は、前にも紹介したことがありますが、同居をせずにいたという実体を証明するほうが同居をしていたという事実を証明するよりもよりより整合性がある話でした。

で、もう一月になる記事がおとといの朝日新聞に・・・

【労働力不足と外国人労働者】
2005年10月20日14時24分

 日本の人口は来年、約1億2774万人でピークを迎え、07年からは減少に転じると言われている。15歳から64歳のいわゆる生産年齢人口は、既に10年前から減少に転じている。さらに07年からは“団塊の世代”の退職が始まり、深刻な労働力不足の時代の到来が懸念されている。

 こうした事態に対処するため、一部の企業では、これまであまり活用されていなかった、女性や高齢者の積極的な活用へ向け、柔軟な就業形態の導入などの準備を始めている。その一方で、外国人の活用を積極的に進めようという動きはあまり聞こえてこない。

 外国人労働者の就労については、入国管理制度によって厳しく管理されており、企業の努力によって活用を積極的に進められるというものではない。さらに、外国人労働者が大量に入ってくることにより、治安上の問題や日本人の職が奪われるという懸念も聞かれる。

 しかしながら、最近、景気が上向いたこともあり、中小企業の製造現場や介護や看護の現場などの職場では、人手の確保が困難になっている。こうした職場での外国人労働者の活用拡大は、考えられないのであろうか?

 女性の社会進出が進む中で、家庭内労働の一部を外国人に担ってもらう考え方もある。

 実際、女性の社会進出が日本よりはるかに進んだ、香港やシンガポールなどでは、こうした仕事をインドネシアやフィリピンの労働者が担っている。これらの国では、現地の人たちと期間限定で働きに来る外国人労働者が、うまくすみ分けることで相互補完関係が構築されている。

 確かに外国人労働者の受け入れ拡大については課題もある。しかし、労働人口の減少が続く中、生産性向上を実現し、国としての競争力を保つためには、導入拡大へ向けた対応策を前向きに検討することが必要なのではないだろうか?(H)


これ、軽く読むと良い事書いてあるように感じるんですが、何度も読むと外国人労働者に対するリスペクトが全く無いのと、朝日が言う外国人は「中国人」のことでしょうから、要するに「中国人に門徒を開け」と日本国内での中国人による犯罪の実態を描かないまま単に上手い話を書いているという印象を受けてしまいます。

そして、なんかこの二つの記事がリンクしているような気も・・・

ということで、こんな私は偏っているのかなとそれなりに考えながら、今日も1日よろしくお願いしますm(__)m





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最終更新日  2005.10.22 05:02:59



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