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日本/フィリピン・国際結婚のブログ

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ニューストピックス

2006.01.02
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、先日民主党の西村衆議院議員が逮捕されましたが、彼の議員活動はわたしも大筋で支持するところではありますが、やっぱりやってはいけないことはあります。

で、ここに二つの朝日新聞の社説を紹介します。

まずは西村衆議院議員逮捕を受けての物を・・・

西村議員逮捕 民主党の罪も深い

 民主党の西村真悟衆院議員が、弁護士法違反の疑いで逮捕された。

 右翼団体に属していた人物に、自分の弁護士名義を使わせ、数年にわたって交通事故などの示談交渉をさせていた。依頼者から受け取った報酬は、この人物と折半し、年間数百万円を得ていたらしい。

 金をもらって名義を貸し、実際の示談交渉を丸投げする。まさに悪徳弁護士のやり口だ。しかも、西村議員は国民の負託に応えるべき国会議員である。

 事件の全容解明は大阪地検特捜部と大阪府警の捜査を待つとしても、もはや弁護士としても、国会議員としても、その任に堪えないことは明らかだ。

 西村議員は逮捕後に容疑を認めたという。一方で、「議員としての職責は別」として、議員を辞職しない考えを示していた。とんでもない考え違いである。ただちに自らけじめをつけるべきだ。

 それにしても、今回の事件であからさまになったのは、こんな議員を抱えていた民主党の罪の深さだ。

 西村議員の国会議員としての資質には、かねて疑問があった。

 民族主義者を自任し、97年には中国と領有権争いのある尖閣諸島に国会議員として初めて上陸した。99年には雑誌の対談で、日本の核武装の検討を唱え、防衛政務次官を辞任せざるをえなかった。

 2年前には、「建国義勇軍」などを名乗って銃撃事件を起こした刀剣愛好家団体の最高顧問に就いていたことが発覚した。こんな暴力的な団体とかかわるだけでも国会議員としての責任は免れない。それなのに、西村議員は「団体の活動と犯罪は別物」と開き直った。

 こうした出来事のたびに、私たちは西村議員を厳しく批判してきた。西村議員の所属していた自由党との合併にあたっては、政策を問いつめるべきだと民主党に注文をつけた。

 民主党は、西村議員の主張や体質を十分に知りながら、今回の総選挙でそのまま公認したのである。

 西村議員は総選挙直後には、テロを容認するかのような発言までした。小泉首相について「あれは狙撃してもいい男だ」と語ったのだ。

 総選挙直後に覚せい剤所持容疑で逮捕された小林憲司前衆院議員は、かつて薬物疑惑が報じられていたのに、民主党はその後も公認し続けていた。

 議員の資格が疑われる出来事や情報があっても、放置する。そんな構図は西村議員の場合とまったく同じだ。

 今回の逮捕を受けて、民主党は西村議員を党から除籍し、自発的な議員辞職を求める方針を決めた。当然のことだ。

 選挙違反で逮捕された計屋圭宏前衆院議員とあわせ、総選挙から3カ月足らずで民主党の現職・前職国会議員の逮捕はこれで3人目だ。

 前原執行部がここで自浄作用を示せないなら、巨大与党への反転攻勢などは絵空事になるに違いない。


まぁ、朝日から見たら全く支持できない人ですからね・・・朝日から見たらね・・・

それでは次はこちらです・・・

2003年7月19日 なぜいま逮捕か 辻元前議員

 社民党の辻元清美前衆院議員が警視庁に逮捕された。歯切れよい言葉で疑惑を追及してきた社民党の元エースは秘書給与問題で刑事責任を問われる身となった。

 今秋の解散風が吹き始めた矢先の突然の逮捕だった。なぜ今なのか。政治的な意図はないのか。疑惑の徹底的な解明を期待する一方で、どこか、すっきりしないものを感じる人も多いのではないだろうか。

 もちろん、容疑通りならば、刑事責任は重大だ。勤務実態がほとんどない女性2人を政策秘書として登録し、その給与として計約2千万円を国からだまし取った詐欺の疑いがもたれている。

 永田町にそれほど詳しくなかった辻元前議員に秘書を紹介したのは、社民党の土井たか子党首の当時の秘書だった。その秘書らも共犯として逮捕された。

 土井氏は政治的な責任を免れない。社民党の資金管理のあり方も問われよう。土井氏には、事件についてきちんと説明する責任がある。

 同じような秘書給与のピンハネで詐欺罪に問われた山本譲司元民主党衆院議員は、実刑となっている。判決は「政治改革への国民の期待を裏切り、政治不信の原因ともなる悪質なもの」と厳しく戒めた。

 今や政治資金収支報告書にうそを書いただけで国会議員が逮捕される時代だ。政治と金の関係をできるだけ透明にすることで、政治家が説明責任を果たすことが求められている。税金の詐取となれば、有権者を裏切るものにほかならない。

 一方で、なぜこの時期に逮捕したのか、捜査当局はきちんと説明する必要がある。解散前に辻元前議員、さらには土井党首の元秘書を逮捕すれば、社民党が大きな打撃を受けることは目に見えている。

 昨年3月に週刊誌が疑惑を報じ、辻元前議員は辞職に追い込まれた。それから1年4カ月もの間、捜査当局はいったい何をしてきたのだろうか。

 辻元前議員は政治活動を再開しつつあり、地元では人気はなお高い。次期総選挙に推そうという動きもあった。

 また、犯意を否認しているとはいえ、在宅でなく逮捕という捜査手段に踏み切る必要がどこまであったのだろうか。今さら証拠隠滅などをする恐れは考えにくい。辻元前議員は金利分を含めた全額を国に返納している。流用の事実は大筋で明らかだ。

 秘書給与にかかわる問題で議員辞職に追い込まれたのは、辻元前議員だけでない。

 自民党に所属していた田中真紀子前外相は、ファミリー企業を使って秘書給与の一部を流用した疑いがもたれている。辻元前議員は国会で事実関係を大筋で認めた。田中氏は流用疑惑を否定している。

 永田町では国会議員の逮捕が年中行事のようになっている。だからこそ、捜査当局には、国民が納得するような徹底した、かつ公平な捜査が求められる。


やっぱり朝日はすごいね・・・





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最終更新日  2006.01.08 16:45:41



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