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日本/フィリピン・国際結婚のブログ

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ニューストピックス

2006.06.22
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、誠に申し訳ありませんが、昨日に続き今朝も朝日の社説です・・・

自衛隊撤退 結果オーライとはいかぬ

 いつテロ攻撃を受けるかわからない緊張の日々。炎暑と砂嵐。イラクのそんな厳しい環境に耐えてきた陸上自衛隊に、ようやく撤収命令が下った。

 米政府高官の「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」(地上部隊の派遣を)という要請で始まった初の戦闘地域への陸自派遣は、2年半の仕事を終えることになる。航空自衛隊は残って、引き続き輸送業務などにあたる。

 これまで自衛隊には1人の犠牲者もなく、銃撃戦もなかった。そのことにほっと胸をなで下ろす人も多いだろう。撤収には別の危険も伴う。最後まで気を抜かず、安全に万全を尽くしてもらいたい。

 武力攻撃を避けられたのは、現地部隊の細心の努力があったからだ。駐留したムサンナ州の治安の良さも大きい。それでも宿営地に迫撃弾を撃ち込まれたり、自衛隊車両が通る道路で爆弾が破裂したりしたこともあった。死傷者が出なかったのは幸運だった。

 イラクの全体状況はといえば、治安はいっこうに良くならず、宗派対立は厳しさを増すばかりだ。それでも、曲がりなりにも新政府の発足にこぎつけた。日本の自衛隊派遣と復興支援がそうした再建に貢献したという見方もできる。小泉首相が「一定の役割を果たした」と胸を張る理由もそこにあるのだろう。

 だが、その実態は要塞(ようさい)のように守りを固めた宿営地の中で給水活動をしたり、現地の人々を雇用して、学校施設などを復旧したりすることが中心だった。隊員の安全を最優先したからだ。

 そこまでして駐留にこだわったのは、国際社会で批判を浴びている米国を支える「同盟の証し」を示すためだった。

 米ブッシュ政権が評価するのは当然だ。しかし、開戦理由とされた大量破壊兵器は存在せず、戦争の大義は大きく揺らいだ。そんな戦争を支持し、占領の一端を担ったことで、アラブ世界では日本への失望を招いた面も忘れてはならぬ。

 何よりも根本にある問題は、海外で武力行使はしないという憲法の原則のもとにある自衛隊を、戦闘状態が終わらないイラクに派遣したことだ。

 「非戦闘地域」という、針の穴にラクダを通すようなきわどい法解釈で自衛隊を送った。戦闘状態に巻き込まれれば、すぐに崩壊しかねない法的根拠である。

 そうした事態が今までなかったのは幸いだが、もしもの場合にどうなっていたか。既成事実の後追いで憲法を考えることがあってはならないはずだ。

 新たな業務として首都バグダッドやイラク北部への空輸を行う航空自衛隊は、引き続きその危険にさらされる。陸自がいなくなれば、多国籍軍への支援という側面がいっそう前面に出ることになる。陸自とともに撤退させるべきだ。

 米戦略とますます一体化するという自衛隊が、第2のイラクに安易に派遣されることがあってはならない。陸自の派遣が終了することで「結果オーライ」と安堵(あんど)するわけにはいかないのである。


まず、青字にはあえてしませんでしたが、「米戦力との一体化」がまるで「悪」であるかのごとく書いてありますが、今現在この地球上で、この後世界に対して力で影響力を増していこうとする国は「中国」以外には無く、それへの対抗策として「米戦力」はあるわけで、わが国が徴兵制を復活しなくてはいけないただひとつの理由となる出来事は「中国のこの地域での軍事バランスの著しい偏り」ができてしまったときで、そういうことにならないためにも「米戦略との一体化」は必要なわけです。

次に「だが、その実態は要塞(ようさい)のように守りを固めた宿営地の中で給水活動をしたり、現地の人々を雇用して、学校施設などを復旧したりすることが中心だった。隊員の安全を最優先したからだ。」 ですが、これは完全なデマゴギーですね・・・「男宮島茂樹」カメラマンが現地サマワに何度も足を運んでレポートしていますが、自衛官たちは立派に職務を遂行しています・・・現地の人を雇用しているのは、そうにしないと現地の人々に仕事が無く、不満が出て危険度が増すからです・・・現に何度かの宿営地への砲撃はすべてこれが原因であったようです。

「きわどい法解釈」・・・笑わせますね・・・朝日は今年の憲法記念日で、現憲法厳守の理由のひとつとして、今までは決して認めなかった「解釈での自衛隊保持」を「これは現実的にいい案で、憲法改正しなくてもこの解釈で自衛隊を保持する事はできる」と、今の憲法を改正させたくないので認めてしまったのですね・・・

「もしもの場合にどうなっていたか。」・・・これを言ってしまったら警察官・消防官・海上保安庁・・・すべての危険が伴う職種は解体しなくてはいけませんね。

「義を見てせざるは勇無きなり」 

前にも書きましたが、中東の人たちが日本を尊敬するのは、日露戦争以降、この地球上で我が物顔で他者の利益を強奪していた連中を日本人が打ち砕く勇気を見せたからなんですね・・・おとなしく何があっても自分の敷地からは出てこない人を、いったい誰が尊敬しますかね・・・


ということで、本当は「負傷者が出なくって残念」と思っているんだろうなと思いながら、今日も1日よろしくお願いしますm(__)m





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最終更新日  2006.06.22 04:45:24



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