映画「こんな夜更けにバナナかよ」を観て思ったこと6 希望を持つ大切さ
気管切開をして声が出なくなる。彼にとって話すことは唯一の希望と言っていいほど大事なアイデンティティだった。ボラの一人が声の出る方法を見つけてきて、医者に内緒で発声練習をしていく。努力の甲斐あって希望(こえ)を取り戻す。どんな逆境に出会っても希望を抱き続ける彼の強さは並の人間のできることではないと思う。常に希望を抱き続けていると、まるで希望が引き寄せられるかのように、希望の方から「お待たせしました。希望です」みたいに彼の心に希望が訪問してくる。彼は身動きが出来ない状態なのに、全ては向こうからやってくる。というよりも彼が必要なものを全て引き寄せているように思える。認知症ケアでは行き詰ることは多い。そんな時でも希望を捨てずに、抱き続けて、希望を引き寄せられる人間になろう!この動画が認知症ケアや介護のヒントに繋がりますように感謝