2018/02/06(火)15:09
ダウ暴落
アメリカで雇用統計が上振れし、賃金の上昇予測から利上げ継続の見込みが懸念されている。
その影響から2月1日に急激な円安となり110円台に突入し、金利上昇に伴う株式市場からの資金流出が懸念されニューヨークでダウが急落。ここまでは、至極当然の結果とみて良いと思います。 しかし、その後、アジアやヨーロッパで株式市場が下落しアメリカでも史上最大の下げ幅を記録しました。
ここから、更に金利の高いドル買いになるはずが、逆の円買いになるという、不思議な構図になっています。...
好調な世界経済にリスクを感じ始めている方々やコンピュータが、安全資産とみなされている円を買いをしているようで108円台中盤まで戻ってきてしまいました。 先日、金利上昇リスクについて触れましたが、日本の政策金利は2008年1月から変わらず、0.1%のままです。 しかし、アメリカでは当時0.25%だったモノが2017年12月には1.5%まで上昇しており、更に上昇するという懸念が市場を動かしているようです。
さて、いつまで日本だけが、金融緩和を続けられるか? そろそろ、「始まり」の「始まり」が見えているのかもしれませんので、皆さんも市場の情報収集を含め色んな意味で準備をしないといけないのかもしれませんよ。 なお、200万円を超えていたビットコインも70万円を割り込み始めました