気ままな日記

2007/08/01(水)23:57

阿久悠さん/また逢う日まで

おもいで(64)

阿久悠さん また逢う日まで 第958回 2007年8月1日 阿久悠さん●また逢う日まで  作詞家・阿久悠(あく・ゆう)さんの死去のニュースにびっくりしました。  70年代の歌謡曲をリードし、お子様ランチのような歌を流行歌にしてしまう魔術師でした。  題目は懐かしい名画のコピーようだし、耳障りのいいエッセイ風の詞には、なぜかそよ風のような軽さと心地よさが残るのでした。    しかし、当時は「こんな詞は詞でもないし、擬音を入れたり、感嘆だらけで日本語をダメにしてしまう」など良識の大人たちからは批判の的にもなりました。    同時代にはマンガ家の上村一夫がイラスト風の作画で「同棲時代」が大ヒットし、吉田拓郎が歌謡曲を手がけるなど、ドラえもんのなんでもドアみたいに面白さが溢れた時代でした。    最近はご多分に漏れずヒット曲は恵まれず、時代を見守るような発言が目立った阿久さんでした。日記や文字を書くときはペンテルサインペンと、意外な面で大衆性を持ち続ける方でした。    私たち50代は阿久悠さんの作品を永遠に愛し、無意識に日常の中でハミングをすることでしょう。                                      合掌   ■ (文中の敬称を略させていただきました) 阿久悠さん  ●また逢う日まで つづく 「熱い夏の日~山形マンガ少年~」第31回にご期待下さい!!  「山形マンガ少年」まとめてご覧いただけます。   第一部「はじめちゃんの東京騒動記」のホームページ 第二部「旅立ちの歌」のホームページ

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