気ままな日記

2007/12/19(水)19:55

脱・国がきちんとやるべきだ

まちおこし(36)

~脱・国がきちんとやるべきだ~ ●「リバタリアン宣言」を読む 第998回 2007年12月19日 ~脱・国がきちんとやるべきだ~●「リバタリアン宣言」を読む  「リバタリアン宣言」という朝日新書を読み始めています。    大学の講義でこの本の一節が紹介されたので関心をもちました。    いろいろな社会不祥事が起きるたびに国民は「国がきちんとやるべきだ」と言うが、この意見を喜ぶのは官僚と政治家たちだというのです。    変な話だと教授の講義を聴いていると、官僚組織の実態として独立法人や省の関連企業などの天下り先に転職するのが通例で、不祥事や事件が起きると、この天下り先の強化が図られて、税金がまた失ってしまうのだそうです。    だから、国民ができること、民間ができることは、できるだけ自分たちで事業化やシステム化していかないと、「大きな政府」と「国家優先」の社会になってしまうというのです。    官僚は天下りしないで、いつまでも省庁に在籍して定年まで働き、決まった退職金をいただくことがいかに税金上助かるかと、教授は言いました。    なるほどなるほど。    書籍の帯には次のように紹介されています。 「ウヨクでもサヨクでもない、ニッポンの勝ち組エリートとアメリカの(ヒラリーもマドンナもビラピも…セレブが考えていること。 『国がきちんとやるべきだ』。 あなたも、なんとなくそう思っていませんか?本書ではこの考え方を『クニガキチント』の誤りと呼びます。年金も医療も教育も、官僚まかせにしていると貴重な資源が浪費され、私たちの経済と精神の自由が束縛されてしまうのです。」  そしてこの本にはいきなり 「国がそこまで口出しするなよ」 「そんなの個人の自由に任せればいいの」  と書かれています。   「リバタリアンは故人の自発的な活動を重視するという社会哲学です」  と云うのです。    この考えを支持するかしないかは別にしても、明らかにリベラルとも違うようです。    まだ228ページ中55ページしか読んでいませんから、今夜も続きを読んでみたいと思います。    著者は経済学者の「蔵 研也」さんです。  720円です。   ■ (文中の敬称を略させていただきました) ~脱・国がきちんとやるべきだ~  ●「リバタリアン宣言」を読む つづく 「熱い夏の日~山形マンガ少年~」第52回にご期待下さい!!  「山形マンガ少年」まとめてご覧いただけます。   第一部「はじめちゃんの東京騒動記」のホームページ 第二部「旅立ちの歌」のホームページ

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