2008/10/05(日)15:17
民主党山形県連に課せられたこと
~民主党山形県連に課せられたこと~
第2区選挙区での圧勝を!
第1038回 2008年10月5日
私は生まれて初めて選挙事務所開きに出席した。
厳粛な上に緊張感があり、約250名の参列者も静かにセレモニーの時を過す。
その代議士とは衆議院選挙区山形2区民主党近藤洋介さん、43歳である。
次期候補者となる近藤洋介さん(現職2期・民主党)の挨拶はビール箱に上がり、ハンドマイクで辻説法のスタイルで決意表明をした。
決意表明の主な内容は次のとおり。
二人の総理が任期前に辞めるたことに対する無責任な姿勢、小泉政権以来の広がる格差社会と社会保険庁を例にした腐敗した官僚主導政治の実態を批判した。
そして今度こそ民主党が政権を執り、水溜りの濁った水を清浄化したい。
そのためにも近藤洋介を当選させてほしい!
彼は貧しくなる一方の山形県をなんとかしたい、農業で食べていける仕組みを作りたいとも言っていた。
近藤さんは、過去3回立候補したが、2000年の総選挙では落選。
2003年 総選挙は 106,846票を得て、東北比例ブロックより復活当選。
2005年 総選挙は 117,211票を得て、東北比例ブロックより復活当選だった。
地方区の現職はいずれも「エンタケ」こと遠藤武彦さん(自民党・元農林水産大臣)だった。
近藤さんは今回こそは地方区から当選を目指している。
その理由のひとつが公認問題がある。
民主党は3期目からは地方区での当選をしないと公認は受けられなくなるという。
選挙に強いエンタケさんだったが、安倍政権の農林水産大臣時に彼が理事長をしていた農業共済での不祥事が発覚して、大臣を辞任した。
エンタケさんは大きなダメージを負う。
近藤さんは地道に各地区に後援会支部を作っていく。
「今回はコンドウでもいいべえ!?」
と言うエンタケ後援者が近藤支持を表明していった。
そんな中で、自民党の中が大きく揺れていることを象徴するような出来事が起こる。
9月1日、体調不良を理由にエンタケさんは次期総選挙には出馬しない旨を発表した。
予定外の出来事に、支持者も自民党県連も慌てふためいたのは言うまでも無い。
「胸を貸していただいたことに感謝します」
と、近藤さんは大人の発言をした。
自民党県連は現東根市長の立候補を画策するが本人は固辞。
米沢出身の商社マンが自民党に売込み、10月3日にようやく候補者として公認されることとなった。
山形県の自民党もどうもぐらぐらのようだ。
しかし、一方の民主党も山形県ではまだまだ基盤ができていない。
県都山形市のある1区では、プリンス鹿野道彦さんが復活できるかは極めて微妙だという。
庄内地区の3区は相変わらず加藤紘一王国である。
対抗馬は社民党である。
山形県の民主党は、この山形2区で勝負を賭けることが生命線のような気がする。
しかも、圧倒的な勝利を目指すことである。
それが近藤洋介に課せられた今総選挙の使命である。
遠藤武彦さん、長い間たいへんお疲れ様でした。
(脱字誤字はお許し下さい。敬称は省略させていただきました)
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(イラスト・選挙事務所開きの洋ちゃん)
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第2区選挙区での圧勝を!
選挙区の民意が現れる総選挙
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