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・・・そして、今思うこと

・・・そして、今思うこと

カルテのコピーを貰う

 2005年4月から個人情報保護法が施行され、医療機関は患者に対しカルテのコピー・開示が義務付けられました。

 私はその事はあまり知らなかったのですが、2回目の流産後、改めて1回目の流産の時の事を思い返した時、
流産をした日にちがあやふやなのに気づき、「もしかしたら、カルテに書いてあるかもしれない。」と
思い切って当時の担当病院へ電話をかけてみました。
 その時、習慣流産の検査をする為、転院を考えていたという事もありました。


 《コビーを受け取るまでの経過》
  ・病院へ電話をかける。→一度病院へ来るように言われる。
  ・コピーを受け取るには院内での審査が必要。その審査の結果がわかるまでに、2週間程度かかると言われる。
  ・後日病院へ行き、必要書類(A4 1枚)を記載。連絡を待つ。
  ・2週間後、コピーができたので受け取りにくるよう電話がある。
  ・再度病院へ。コピー代(1枚につき10円)を支払い、コピーを受け取る。


 《開示請求できる人》
  ・患者本人
  ・患者の同意を得た患者の家族
  ・遺族(法定相続人の代表者)

 《書類記載事項 (A4 1枚)  これはけやきの通院していた病院の場合です。》
  ・患者番号、氏名、年齢、住所、電話番号、生年月日、性別
  ・開示を受けたい内容(私の場合、カルテすべてだったので特に記載しなかった。)
  ・法定代理人が開示請求する場合は別の欄に住所、氏名等必要事項を記載。
  ・開示の方法(閲覧・謄写) 謄写に○
  ・開示請求の理由
    2度の流産の際、御病院でお世話になりましたが、その時の記録を手元に残しておきたいと考えたため。

 ※請求の際には、請求者本人であることを確認するために必要な書類(運転免許証、健康保険証の被保険者証など)
  を提出、又は開示。
 ※法定代理人が請求する場合には、上記の書類のほか、その資格を確認するために必要な書類(戸籍謄本など)を提出、又は開示。

 《費用》
  ・コピー代のみ(白黒コピー1枚につき10円)


 私は初期流産だったので、カルテを見ても新たな発見はありませんでしたが、
『ここにすべてが載っている。自分の言葉ではなく医療関係者がみても大丈夫なものがここにある』
とカルテが手元にあるだけで、とても安心しています。
 この様な場合だけではなく、転居等で転院を余儀なくされる場合には「カルテ欲しいな。」と思う時がありましたが、言えずにいました。

 カルテってちょっと行動するだけで、手が届くんです。それも少ない費用で。
 ご自分の流産の経過を改めて見つめなおしてみたい方、転院を考えている方、
一度病院へ問い合わせてみてはいかがでしょうか。


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