2006/02/04(土)22:34
悩むなら独りでとことん悩みたいんだな~わたしってやつは
私は悩み事を人には言わない。
言ったとしても、事実だけを言う。「どう思う?」とはあまり聞かない。
それが、自分にとって重大な事であればあるほど、口は重たくなる。
人に言ったところで、悩み事が自分の前からなくなる訳ではないし、人から助言されたって、
所詮それは助言にすぎないんだから。その人が悩みを肩代わりしてくれるわけじゃないし。
とことん自分だけで考える。
考えて考えて、「ま、いっか~。」と思える時まで考える。
とことんまで落ち込むと、後は上昇するのみ。
それまで、あーだ、こうだとぐちぐち独りで考えてみる。
そして、自分の中で突破口が見つかったり、悩み事が整理されたりして、
前向きに立ち向かっていけるようになった時に初めて
「実はさ~。こんな事があってね。」と話す。時には面白おかしく。
ある時、人に言われた。
「けやきって悩むだけ悩むけど、最後の最後は詰めが甘いよね。」
ん~、確かにf^_^;。
世の中には悩み事を人に相談する人もいる。
そういう人は大体が「これは、けやきにしか言わない事なんだけどさ。」と言う。
でも、違うんだな~。
他の人にもそう言いながら、結局は自分で言いふらしているのさ。
「どう思う?」なんて聞いてくるから、こちらが助言しても聞こうとしない。
人に言うだけ言っといて、結局は自分で決める。←その人の人生だもの。そりゃそうなんだけど。
そしてあとは知らん顔。
だから、聞かされたほうは「何なのさ?」と思うのさ。
最近よく思う。
そうやって自分の気持ちを開示できる人のほうが、世の中をうまく渡っていけるんじゃないかって。
人に言う事で、自分自身の気持ちを整理できるって事もあるし。
自分の気持ちを開示することで、ストレスもなくなるし。
そうやって上手にストレスを発散させて生きている人を、世渡り上手って言うのだろう。
でも、ブログを始めてみて何となく解った。
世の中の人々は周りの人に話したくても話せない人のほうが多いのかもしれない。
でも誰かに聞いて欲しい。
誰かに伝えたい。
自分の存在を知って欲しい。
自分の気持ちを解って欲しい。
誰かに賛同してほしい。
だからブログを始めるんだって。
だってさ、自分独りでいいんだったら、自分だけの手記をしたためていれば言い訳だし。
誰にも見つからないように。
かくいう私もその一人に違いないのだが。
でも、こうも思う。
このブログは私の頭の中。
頭の中にあるものを全部このブログに吐き出せば、それだけで心は軽くなるのかもしれない。