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テーマ:今日の出来事(292565)
カテゴリ:どんべえさんの好き勝手
私の暗く、落ち込む態度とは全く逆に、
いつものようににこやかな顔で、営業さんはやって来ました。 「今日は、厳しいお話にいらしたんですよね?」 彼が来るまでに私は契約書を隅々まで読み終えていたので、 頭の中には「損害賠償」という言葉しか残っていませんでした。 本当にいつもと変わらない態度で、静かに私の話を聞いてくれました。 この2,3日で起こっている信じられないような出来事を、 なるべく落ち着いて順序立てて、正直にお話しました。 夫の失敗・・・それは日常的に世間一般によくあることだったので、 彼の認識が甘かったと言うこと、ソレ以外にはありませんでした。 私が全ての話を終えたところで、営業さんは 「僕が今日来たのは、ここ2,3日の奥様の様子があまりにもおかしく、 心配だったからです。 何か手段をとろうとかそいうつもりで来たのではありません。 大丈夫ですか?」 と言ってくれました。 そして今回起こってしまったことで、「ご主人を責めないでください」とも。 そして、私は引渡しの日にちを延期することについて、話を切り出しました。 その賠償問題について、彼は笑いながら私と 「ある約束をしよう」と言いました。 ここでその中身はまだ書けないけれど、口頭だけではきっと私が不安だろうからと書面にしてくれました。 書き終えたところで、それを彼は読み上げ、 私を見てニッコリしました。 「これでやっと今日は眠れそうです。」私がそう言うと、 「これからのことはこれから考えましょう。 あのお家はもういらないんですか?」って。 私が首を横に振ると彼は、 「じゃあ、これからのことはその都度協議していくことにします。 今回のことは事情が事情だし、僕はご主人と奥様を信じます。」 私たちを信じてくれる、今の私にとっては みなさんからの応援と同じくらいうれしい言葉。 きっとこれからは敵になることを覚悟していたのに!! 話が終わり彼は立ち上がり、 私に「斉藤一人さんって知ってます?」と突然言いました。 そして、 「前向きに、今起こっていることもね、これ以上に困難なことでなくて よかったんだと思うように。 笑ってください、きっといい方向に向かいますから。」と、 斉藤さんのある言葉を教えてくれ、ニッコリ笑いました。 すっかり忘れていたことを思い出させてくれて、 私は「本当にありがとう」を言いました。 私の未来は明るい・・・ これは思いつきで書いたものではないんです。 子どもの頃いじめにあったとき、両親が離婚の危機にあったとき・・・ 私がいつも呪文のように口にしていた言葉。 今、またもう一度この言葉を口にしてみようと思う。 問題はまだ解決の見通しはないけれど、 うっちゃんとよく話し合い、誰かに助けてもらいながら 笑っていようと思う。 みなさんからのコメント何度も何度も読み返しています。 本当にありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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