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テーマ:中学生ママの日記(17689)
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昨日、ブログにJR福知山線脱線事故で最後に救出され、両足切断を余儀なくされた林さんのことを書いた。
そして今朝自分のブログをのぞいたら、ミルキー00さんからのコメントがあった。 私は彼のすさまじい闘病に感銘すら受けたので、彼の側からだけの視点でブログを書いた。 ミルキーさんのご主人は多分電車の運転士さんなんでしょうね。 だから私が感じる悲しみや怒りとミルキーさんが感じる悲しみや怒りは 本質的にはちがうのかもしれない。 そして第三者的な私たちより何倍もあの事故に対して悲しみを背負っていられるのだろうなとコメントを読んでそう思った。 たしかにJR西の企業体質に問題もあっただろう。 事故を起こした運転士の精神状態もあっただろう。 でもミルキーさんがいわれるように乗客としてのる側にも問題は絶対にあると思う。 時間が遅れたといって、駅員につめよっている映像はよくみかける。 台風など自然災害時でさえ、怒りをぶちまけている人もいる。 駆け込み乗車もよくみかける風景だ。 1分1秒を争うような生活の中では潤いのある生き方はできない。 どうしたってぎすぎすした人間関係になってしまう。 今年に入ってから私も週1,2度は電車を利用している。 比較的すいている時間帯を選ぶようにしている。 それでも電車から降りてくる人波がとぎれ、乗り込もうとしたら、 「まだ降りるんだよ」とでもいいたげに わざと肩をぶつけて降りていく人・・・ つかまるところもないほどの満員電車に乗ったことがある。 ある大きな駅ではたくさんの人が降りる。 奥の方にいる人は力の限り人を押しのけないとおりそびれてしまう。 だから私は降りる駅ではなかったが、その力任せの力に押し出されてしまった。びっくりしてあわててまた乗り込んだ私に十代の若い女性が 「おばさん、なにやってるんだよ。なんで乗ってんだよ」と罵声をあびせてきた。 「まだ降りる駅ではないのにおろされてしまったのよ」 と言った私に「そんなの知るかよ」 降ろされてしまった場合でも、列の後ろに並びなおさなければいけないのだろうか・・・しばらく考え込んでしまった。 たとえそうだったとしても その女性の言い方に私は十分傷つけられた。 でも立場が逆だったら・・・・・ 降りようとしたとき、乗り込んできた人がいたら 私もムッとしてしまうだろう。 押し出されたことに気づかず、いつのまにか乗り込んでいる人を見かけたら 「ちゃんと並んでください」 私も言ってしまうかもしれない。 たまたま昨日、くうふうさんのブログも「人の気持ちを考えるということ」とのタイトルで書かれていた。 料理の皿の中に髪の毛が入っていた。 そのときどうするか・・・ 自分の作った料理に髪の毛が入っていることを指摘されたら・・・ 指摘するその言葉のありようで受け止め方はまったく変わってしまう。 もし代金を払って食べる食べ物に髪の毛が入っていたら・・・ それはまた自分が作った料理に入っていた場合とまったく違った対応になるだろう。 その立場、立場の違いで受け止め方や、傷つき方、傷つけ方はさまざまだ。 それでもさりげなく 人を思う言動ができる人間でありたいなと いやそうならなければ そして、そんな子どもを育てたいなと 思った2日間だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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