今日はなあに

2007/07/25(水)09:38

避難生活体験訓練に参加

日常の出来事(98)

我が家を新築してから8ヶ月を過ぎた。 築36年の前の家は耐震設備などまったくなく 本当に地震のときは不安だった。 地震だけではなく台風時の強風などでも 耳をふさいでも眠れないなんてことが。。。 新築後8ヶ月の間に 住んでいる地域に地震は4回ほどあったように思う。 震度1が2回、震度3が2回・・・・・・・ 幸いなことに 1階にいると地震の揺れを感じたことはない。 先日の中越沖地震のときは 照明器具がかなり揺れていたので 夫が 「地震じゃないか」 と言ったが 私はゆれ自体はほとんど感じなかった。 すぐテレビをつけると 地震速報が流れた。 家を新築してよかった。 本当に思った。 先日 今年度、 夫が地域の防災リーダーを引き受けているので 夫婦で防災訓練に参加してきた。 今まではどう避難するかとか 消火訓練とかだったが 今年は初めて 「避難生活体験訓練」だった。 中越沖地震から1週間たとうとしているが まだまだ避難所生活は続いているようだ。 まず地域の自治会館に集合。 歩いて避難場所である小学校に行く。 地域によっては ヘルメットをかぶり万全の体制で避難訓練しているところも。。。 小学校の体育館には 体験者120人ほど 指導者20人ほど 合計140人あまりが入った。 この人数で体育館の半分以上埋まっている。 しかし実際の避難所になると この3倍の人数が避難することになるとか。。 想像しただけで息苦しい・・ ボランティアで実際の避難所生活を体験した人が 避難所生活の大変さを語っていた。 スペースが狭い、 眠れない。。。 などなど1泊でこりごりだと・・・・ あと 丸1日は救助も救援物資もないものと思ったほうがよい。 丸1日は自力で生き残ってほしいと・・・・ 訓練としては   間仕切りユニットの組み立て 簡易トイレの組み立て 防災地図を作成し防災知識を高める 三角巾の取り扱い だった。 私は防災地図を作成するところに配属された。 避難場所は小学校。 そこに行くまでに危ない箇所はどこか どの道をとおったら安全か どの家に一人暮らしのお年よりはいるのか どの家に若者が何人いるか など。。。 地域に何箇所か消火器が置いてあるのだが 我が家の前に設置されているのは知っていたが あとどこに設置されているのか まったくわからなかった。 車に乗っているときだったらどうするのか (鍵をつけたまま車から離れる。 でも高速だったらどうするの?) 電車に乗っているときだったらどうするのか (車内アナウンスか車掌、運転の指示を聞いて従う) エレベーターにのっていたら (とりあえず全部の階のボタンを押す。すぐ近くの階に止まるから。 非常ボタンを押し続ける) などなどグループ討議。。。 地下鉄だったら 「運を天に任せる」 「あきらめる」 なんて本気とも冗談ともつかないような話もでた。 そんな合間に周りをみると 着々と 間仕切りユニットや簡易トイレが設置されていた。 間仕切りユニットは板状のダンボールを組み立てていたが 確かに仕切りがあればある程度のプライバシーは保たれるかもしれないが 空間がとにかく狭い。 着替えや授乳とかだけだったらいいが こんな中で暮らしてはいけない。 今避難所生活をしている人の苦労や悲惨さが 胸に迫ってくる。 簡易トイレはテントのようなものを組み立てるのだが 組み立てた人たちはみんな パイプを1本1本組み立てていくんだそうだがとっても大変だったと。。。 この訓練が生かされる日がくることのないことを 祈るのみだ。 でも 地震大国日本 いつわが身にふりかかるかわからない。 地震に備えること いっぱいある。 もう一度かんがえなければ。。。。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る