今日はなあに

2009/04/23(木)09:30

アイシテル~海容~

テレビ(33)

今期の連ドラが軒並み放送されている。 その中で一番気持ちを入れてみているのが 水曜日の「アイシテル~海容~」 わが子が殺された家族 わが子が殺した家族 被害者と加害者の家族を描くドラマ。 先週、たまたま見たドラマ。 時間がたつほどに 心が痛く、それでもじっと見続けてしまった。 「塾サボッて何してたの」母親の問いかけに 「人、殺してた」。。。 先週のショッキングな場面。 もちろん母親は驚くが本気にはしていない。 でもわが子が殺人を犯したことがあきらかになり 動揺しながらも警察署で子供に何度も語りかけるが 何も返事をしないわが子に 「口、ついてるんでしょ!」 わが子は一言だけ 「耳、ついてるの?」と・・・・・ 一生懸命子育てして 普通に生きていると信じて・・・・ それが壊されていく。 被害者、加害者両方の家族が崩壊していくようで。 このドラマ、どうもっていっても 救いがないんじゃないかしら と思えるほど 暗い。 海容というのは 『海のように広い寛容な心で、相手の過ちや無礼などを許すこと。』 私は始めて聞いた言葉だし、知った。 このドラマでは 今後、なぜ殺してしまったのか 少年の心の闇のようなものが明らかにされていくとは思う。 それでも どんなに寛容な心でもってしても許せないこともあるような気がする。 暗くて心が痛くなるドラマだけれど やはり最後まで見続けてしまうと思う。 つい先日和歌山カレー事件で 林真須美容疑者の死刑が確定した。 結局動機や砒素を入れた経緯などはわからずじまい。 多くの人が 重い十字架を背負って一生生きていかなければならないのだろう。

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