みらいノ素(もと)

2005/07/25(月)00:41

すげぇ特撮、児雷也

映画・ドラマ(66)

24日はこれを見なければ!!と毎日のように言い続けたKAIのおかげで、すっかり私も「24日はこれを見なければ」という気持ちにさせられてしまった。 KAI、10歳。将来の夢は活動写真の弁士。 うまい具合に時代劇専門チャンネルでは活動映画特集のようなのをやっていて、今日は「目玉の松ちゃん」こと尾上松之助の特集だったのだ。 生涯1000本の映画に出演し、ギョロリと見得を切る演技で人気を博した松之助、私も「目玉の松ちゃん」という人がいたということぐらいの知識はあったが、はたしてそれがどういう人なのかはよく知らなかった。 今年で生誕130年(もちろんすでに故人です)、現存する映画は数少ないようで本日の上映は『渋川伴五郎』と『豪傑児雷也』『弥次喜多善光寺詣り』。録画しているのをいいことに、私はほとんど見ちゃいないのだが、ちらっと見た『豪傑児雷也』はなかなかおもしろかった。 けむりとともにドロンと消えたり、大ガマになったり、すごくチープな“特撮”なんだけどそれがとってもいい味なのよ。出演者のメイクも大げさでいいよね、歌舞伎みたい。笑っちゃう。 夕方からは後楽園近くの画廊へ。 岡山観光はどこがいい?と聞かれて、まず地元の人で「後楽園」と答える人はいないけれど、この周辺って捨てたもんじゃない。岡山出身の竹久夢二の郷土美術館がポツンとあったり、今日行った画廊はその斜め向かい。和風のしつらえで中は喫茶にもなっていて、その窓から後楽園の外の風景が楽しめる。ここは桜並木がずっとつづく道沿いだから、春にはぜひと言いたいところ。人もごった返すシーズンではありますが。 友人の彫刻家が案内をくれていた。15人のグループ展、それもかなりの実力派ぞろいの顔ぶれで「ちょっと堅め~?」なんて行ってみたのだが、「窓辺の小さな彫刻展」のタイトル通りいやらしくない大きさで、家にも飾れそうな上質なオブジェ作品として楽しめました。 案内をくれた友人Hは鉄。ほかにも木や石や陶・ガラス…と多彩なジャンルで活躍の方が勢ぞろい。彼には会えなかったけど、このメンバーに名を連ねていたTさんがいらっしゃった!!長身で素敵な方なのだ。柔軟に素材を変えて、彫刻をされている。 一通り作品を見て、お茶にした。 ダンナとKAIは抹茶とわらびもちのセット。きなこたっぷりでおいしそう。私はアイスグリーンティー。市販の甘い味を想像していたら、ちゃんとお抹茶を点てて氷を浮かべて出されたもののようだった。シロップもついていたけれど、そのままおいしくいただいた。

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