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カテゴリ:アート・舞台
誰か行かない?との誘いにワンワンが手を挙げてくれ、彼女の娘・ちびワンちゃんも一緒に。 しかも!!嬉しい偶然、フェリー乗り場であやみんちゃんご一行にバッタリ遭遇。 GWの混雑ぶりから夏休みの直島はさぞや大勢の人だろうと推測。友人たちには「土日は避けた方がいいよ」と言っていたのだけれど、意外に人は少ない気がする。家プロ周辺で地図を片手にうろうろしていた人は、もしかして去年の方が多い?みんな秋のスタンダード展を待って直島入りするつもりなのか?それともお盆にお客が集中するのだろうか???(島の認知度が高まったせいか、以前は一見してアート志向とわかる若い人が多かったように見えたのが、今は家族連れやフツーな人たちが目立つなあ。気のせい?) 昼の混雑を避けて、今日はまるやでないところでランチしようと「あいすなお」に向かっていたのに、「茶寮おおみやけ」のランチメニューに釣られてしまった。搬入に来た時にも気になっていた。風格のある大きなお屋敷をリフォームしたようだ。 和風の庭園とどっしりした建物は、ちょっとした文化財のよう。茶寮は昔の面影を残しながら上手に手が加えられていてセンスがたっぷり。天井をとりはらって上部が見える仕組みになっており、そこには甲冑や御駕籠が飾られている!!すごい、こんなのを財産として持っておられたお屋敷なのか!!!窓辺には、これまたアンティークと思われる一輪挿しが、別柄で5つほど並んでいる。ほほう。 そこのメニューというのが「和」ではないというのも意外性。ランチはカレー。何風なのかメニューを確かめるのを忘れてしまったが、厚切りのお肉は最初にワインで煮込んででもいるのか、味がある。具をゴロゴロと入れるのではなく、スープを活かしたルーにはパイナップルといくつかの野菜が含まれる程度。大きくツヤツヤとしたフレッシュバジルが添えられて一層香りを引き立てている。んまい!! KAIはジェノベーゼ(ピザ)を注文したのだが、これも大当たり。もうヤバイぐらいにうまい。私は極薄の生地のが好きなんだけどここのはまさにソレで、種類を言い当てられない知識がうらめしいほどウマウマのチーズが伸びる。 後で入ってきた二人連れが、ピザとワインをひとつずつ注文していた。あ、その手があった!!今度本村を散策する時には、ここでほろ酔いタイムを設けよう(笑) 食後に向かったまるやは、少し待って席が空いた。 おいしいおいしいチーズケーキを食べるつもりだったのに、季節モノに弱い私。夏みかんのシャーベットをオーダー。アイスが添えられたシャーベットは、柑橘のすっかりさとアイスのトローリとした甘さが溶け合って、んむむむむ…お主やるな、なお味(笑)。柑橘系大好きな私にはもうたまらんですよ。単品でももちろんよいけど、食後のデザートにぴったり。おすすめですわ。 KAIだけまるやに置き去りにして、私たちは本村散策へ。 まずは海岸へ行き、漂流物をいろいろ物色。貝殻や小石、いろんなものをゴチャゴチャ拾う。汗をふきふきソフトクリーム屋さんの縁台に腰掛けて、ワンワンたちはソフトクリームを、私はところてんをツルッ。 先日宿泊した民宿「おやじの海」さんちのワンちゃんと遊んだり、路地をブラブラ歩いたり、ラウンジ&アーカイブで美術書を開いたり。 のんびり気ままな時間を過ごして、気が付けばもう帰る時間よ。 このエリアに限定すれば、私もうどんな人にも案内ができますわ(笑) KAIも知らないおばちゃんたちから「あら、KAIくん」と声かけられたり、観光客の人に道を訊ねられたりとすっかり島っ子になってます。 いろんな出会いがあるのもこの島のおもしろいところ。今日は三菱マテリアル創立に曾祖父さんが関わっていて…という男性と二言三言会話し、アートだけでなくいろんな人がいろんな想いでこの島を訪ねているのだなあと気づきました。 そんな方々が次々にチョンマゲ化してますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月06日 21時56分37秒
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