みらいノ素(もと)

2010/02/10(水)13:26

いましめ

カフェ・おいしいもの(486)

最近、食事について人と話す機会が多くなり(私の情報は受け売りばかりでちっとも身に付いてないのが哀しいとこ。それでも添加物の見分け方とか調理の仕方など、受け売りのまま伝えては喜ばれているという。へへへ、ブログでは私の料理下手はバレてないんだな)、アレルギーにはアレルギーを起こすなりの、太るには太るなりの理由があるんだなあと感じます。「おいしけりゃそれでいい」と、たぶん本人は気づいてないけどおそろしく意識の低い人もいて。そういう人に限って、おいしいの基準が本物の味ではなくて、化学調味料でパパッつけた濃い味付けのことを指していたりする……ということにも気づきました(^_^;)。そりゃ太りますってば~。 いろんな世代の人と話していて思うのは、昭和40年代ぐらいの生まれの中高年って洋食信仰が厚いのか、肉がないと物足りないと感じる人がまだ多いということ。食事の話に関しては若い世代の方が実はきちんしていて、それはマクロビオテックなんかの影響もあるのかな。私たちの若い頃ってそういうのが浸透してなかったし、おうちのごはんなんて貧乏くさく、ステーキ食べるのが贅沢の象徴のようだったものね。今ではそういう意識の方が貧しく思えて、いまだ肉万歳!!はちょっと可哀想かも(はい、それはうちのダンナです)。最近のカフェスタイルを見てもヘルシー志向は明らか、素材を吟味して「家庭の味」をおしゃれにアレンジして出してくれるものね。日本の粗食への回帰は、歌舞伎を楽しむ人や俳句に親しむ人が若い世代に増えていることにも通じるのかな。いい傾向だと私は思うんだけど。 アメリカの言いなりで食文化まで従ってきた結果、弊害は確実に現れている。そういうことへの危惧を、本当は大人の私たちが言っていかなきゃならんとこなんだけどね。 ということで。 今日のお昼の「私よ、もっとちゃんとしなさいランチ」。自分へのいましめのために掲載。パン、メイプルシロップのクリーム、ホットチャイ、ヨーグルト、キャベツメインのコンソメ煮。日本食のカケラもなくてごめんよ。

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