2010/12/13(月)10:27
試験勉強
進級後にはおそらく二度と勉強することなどないだろう「世界史」と「化学」。早々と化学には見切りを付けたらしく、前回の赤点挽回も狙う気はなし。彼の中では早々に「化学」の存在は抹殺されてしまっている。いいのか?いいのか?いや、2年後にやってくる受験のことを思えばこれでいいのだ。無駄な勉強は早々に捨てる、合理的。でも、うーん。なんか私ゃ割り切れないぞぉ~。
そして、どうやら今日はその「世界史」と「化学」の試験があるらしい。さすがにふたつも落第点はまずいと感じたか、昨日は世界史を一夜漬け状態で覚えている息子。自分の高校時代と重なるから何も言えないが、歴史なんて高校の模試程度では丸覚えさえすりゃいいだけのこと。かくいう私、かなりギリギリになって志望校を変えた経緯から一時期集中的に世界史を勉強した過去があり。それまで平均点ぐらいでいいんだよとノラリクラリと勉強していたのを、それこそ教科書やぶって食べるくらいの勉強量を強いられた(あ、それは世界史だけね。私の成績を心配した友人が「これを伸ばさんでどうする! 」とスパルタ式に家庭教師役を買って出てくれたのだ)結果、あれよあれよと成績はアップ。なんとなく試験のパターンも読めるようになり、ほとんど満点に近いくらいの点数が採れるようになっちゃったのだ。
という経験があるから、歴史に関しては「繰り返し覚えりゃバカでも成績上がる」と確信しているのだ。
ま、そんな覚え方をしているから、歴史のおもしろさはちっともわかっちゃいない。試験のパターンを読み切ったというだけで、肝心なことはまったく身についてはいないのだ。ところが、丸覚えというのはすごいもので、息子がブツブツとつぶやく歴史用語からその時代や関連する用語だけが私の口からどんどん出てくるじゃないの!!!それも、それが人名なのか地名なのか何を指すのかはまったく記憶になし。ただ、単語だけがダラダラと、しかも的確にひとつのワードに関連する時代の用語が出てくる!!そして、それらが教科書の1~2ページに渡ってちゃんと出ている(息子もダンナも引くぐらい)。30年近く経っても脳は覚えていたのだね。こ、こわーー。
どれだけ詰め込んできたのだ、私。
そして、詰め込み式はやっぱりなんの実も結ばないことを証明してしまったよ。とほほほ。