みらいノ素(もと)

2011/01/07(金)16:50

初アート

アート・舞台(476)

大学時代の恩師参加の作品展と、友人である鉄の彫刻家参加の企画展が同じ天神山プラザ1階・2階で開催。息子と見に行く。 友人参加の企画展会場には、木や和紙や鉄や石など、さまざまな素材を用いた作家作品。バラエティに富んでいるのと、ひとつひとつが見映えのする大作。精魂込めて作られているのがよく伝わり、どの作品にも作家としてのプライドを感じました。ひいき目ではなくて私は友人の作品が好き。これまでいろんな会場で見てきましたが、販売のための小品でなかったこと、他作家とのいいバランスで作品が生かされていたのかな。 恩師の作品展では、ご本人のではなくてK氏の作品が「いいっ!!」。実は私、この会にK氏が初参加された頃からずっと作品の変遷を興味深く見てきました。廃墟の孤独感は今より冷たく見えた頃、モノクロームの油彩画になった頃、少女が柔らかく感じられたり、色が温かみを帯びたり、その時々の作品できっと生活にいろんな変化があったのだろうと勝手な想像をしたりして。そんな中でも今回の作品はすごく好き。息子もK氏の作品は前から密かに気に入っていたらしく、今回ばかりは「あの絵は買いたいと思った」のだそうです。私だって、買えるものならね(笑) いろんな作品展を見ますが、「いい」「好き」とは思っても、なかなか無条件で「買いたい」とまではならないものですけどね。それほど魅力がある絵でした。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る