雨のうぐいす村
私の実家で開くイベント「うぐいす村のいろは道」の日でした。大雨ゆえ、たぶんゆるゆるな一日とみんな覚悟していたのにお客様は途切れることはなし。ありがたいこと。もっとも、こうしたおうちカフェはどこの場合も身内が頼みの綱。辛辣なことを言えば、親戚や友人つながりの義理に頼っている部分があるのも事実。場所代をかけず、趣味の仲間と楽しい時間が共有できるこうした雑貨イベントは、2,3年前まではちょっとしたブームだったのに最近数が少なくなったように感じるのは、そうした義理に付き合いきれなくなった人が増えてきたからかもしれません。ええ、私も「うちでやるの。遊びに来ない?」に二つ返事でとはいえなくなってるものね。あっちこっちのお誘い全部にお付き合いしていたら破産しちゃう(笑)。こうした意味で、雑貨イベントはいい加減、知り合い頼みや安易さから脱皮して、魅力ある作家の選択やPRの仕方や楽しませ方にもっと工夫することが大切なんでしょう。手作りイベントは手作りなりにも、プロデュース力は大事だと思い知らされます。でないと、人の労力や犠牲になる諸々が報われないものね。せっかくの楽しい企画なのだとしたら特に。というのは、この手のイベント全体に対する私の意見で「うぐいす村」がそういうわけではありません。スタッフの皆さんがテキパキと働く中、私はウロウロとするだけの楽しい時間を過ごさせていただきましたよ。たくさんの人にも会え、急に部活が休みになって一緒に参加したKAIはお茶の点て方を教わり、友人が友人の友人であったことや、友人が従妹の先輩であったことや、なんだか不思議なつながりに笑った一日でもありました。みなさん、ありがとうございました。