悪夢
火曜サスペンスが大好きだった。アノ番組がなくなった時には「編成の人はわかっとらーん!!」と一人で怒っていたのだが(笑)、今では月曜とか土曜にやってる2時間モノのサスペンスも、よっぽどお気に入りのシリーズでないと見なくなった。やっぱり飽きちゃったのだ。けれどサスペンス好きの魂が消えたわけでなく、FOXチャンネルでやってた(今は“吹き替え版”で再放送してるけど、出演者の声がどれも幼すぎ。イメージと違うから見ない)『BONES』にはすっかりハマってしまった。法医学教室の名取裕子なら「さあ死体の声を聞くのよ!」と即座に解剖。「この傷はどうしてついたのかしら?」とアシスタントくんのボディで検証……というとこ止まりなんだけど、この『BONES』。骨の権威やら微生物学者のチームによるプロフェッショナルな仕事をたっぷり見せてくれ、本当にこんな装置があるのかないのか3Dでのリアルな復元まで。こういうの見せられると、もう日本のサスペンスがチープすぎて。というので、すっかりクライムサスペンスの魅力にやられてしまい、『NCIS』『CSIシリーズ』『コールドケース』『プロファイラー』とつまみ食いのように見て楽しんでいる(一番のおすすめは『NCIS』ね)。前やっていた時には見てなかったのに、最近は夜中にやってる『ミディアム』を見てから寝るという毎日。夢で犯人の心理や犯行現場のワンシーンが見える霊能者アリソン・デュボアが、捜査に協力して犯人を追いつめるという非科学的なサスペンス。すごく単純な話で『BONES』のような醍醐味はなく、話の1/3ぐらいは夫や子どもとのつまんないやりとり…なのだけど、寝る前に適当に見られるのがいいのだ。そんな毎日のせいなのか、2日続けて悪夢で起きた。4,5日前は、霊だかなんだか得体の知れないモノが腹部に巻き付きカラダを圧迫。「これを離さないとただ私は死ぬだけだ」と直感して、息苦しいままありったけの力でふりほどいたと思ったら、大声をあげて飛び起きていた(笑)。その翌日は、霊が私に語りかける夢を見て「私はアリソンじゃないよ。あっち行って」と言っている夢を見た。ふぅ~。あのドラマの見過ぎには注意しなければ。