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October 9, 2005
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中国の建国記念日は１０月１日。 その為、毎年１日から約１週間程学校や会社は休みとなる。 もちろん休日が儲け時の店などは営業している。 今年は１０月１日～９日までが長期休みとなった。 その期間の３日～６日までを利用し上海へ。 旅の友は、友絵（瞳と友絵参照）。 そして９月から中国語の勉強の為、 大連に来た、クラスメイトでもある韓国人のキンキン。 上海滞在期間は３日間。 この３日間、雨が絶えることが無かった。 しかし笑いも絶えなかった。 ・・・１０月６日大連へ戻る為、 俺とキンキンはバスに乗り上海空港へむかった。 （友絵は引続き別の場所を一人旅） 上海空港に着いた瞬間、 キンキンは”日本語”でこの俺にこう言った。 マルメン。 ウンチもれそう！！ ５分程でトイレから戻ったキンキンは、 ”日本語”でこの俺にこう言った。 はぁ～スッキリした。 繰り返すがキンキンは韓国人。 彼は日本語を韓国で勉強したわけではない。 ただ日本のドラマがとても大好きでよく見ていたらしい。 キンキンは３日間、俺と友絵この２人の日本人に囲まれ旅をした。 ３人で話すときは中国語を使う。 ただ俺と友絵が話すときは日本語を使う。 キンキンはその会話を聞き取り、 今の言葉の意味は何と俺たちに質問し、学習し、 それを繰り返していくうちに簡単な言葉を たった３日間で話せるようになったのだ。 韓国人のキンキン。 年齢 ２６歳、、身長 １８３cm、、体重 ９５kg、、血液型 O型。 歩き方はペンギン。 好きな女優は松嶋奈々子・松たか子。 上海の町並みとともに、 笑いが絶えなかった原因である このキンキンの人間像を紹介していきたい。 ■１０月３日（月） ３人は朝一の飛行機で大連から上海へ飛んだ。 上海空港から中心部まで高速バスで約１時間。 バスが悪いのか？？ イヤ、道路の整備が悪いのだろう。 上下の揺れの激しいこと。 乗り物に乗ると必ず夢の中にいく友絵でさえ、 上下の揺れの激しさにより寝ることが出来ないほどであった。 市内に着いた３人はとりあえず泊まるホテルを探しチェックインした後、 時間にして１３時頃、少し遅めの昼食をとった。 その後、有名な繁華街”南京路歩行街”へ向かった。 南京路歩行街。 町並みは大阪・難波によく似ている。 ただこの南京路歩行街の、 それとも上海全体の特徴かどうかわわからないが、 昔の建物を壊さず外壁だけはそのままにし、 中を現代化している建物が多く見られた。 交通量は多く、交差点には必ず警察か警備員が立っていた。 赤信号で渡ろうものなら、笛を鳴らされ手で渡るなの合図。 あちこちからこの笛の音と車のクラクション音が鳴り響いていた。 人も多く、おまけに雨のため傘をさして歩いていた。 少しでも余所見をして歩くもんなら、 自分と他人の傘がぶつかり合い雨のしずくが顔にかかる。 南京路歩行街をぬけると、 その先にはこれまた有名な名所”ワイタン”にたどりつく。 ワイタンは川沿いにつくられた先が見えない道が続く。 散歩に最適だ。 散歩が大好きな瞳（瞳と友絵参照）がいたら喜んだろう。 別の意味で喜んだのが、 俺のデジカメに保存されている瞳の画像を見たキンキン。 写真を見た瞬間、 「綺麗な人だね～松たか子そっくり」っと。 続けて、 「彼氏はいるの？」っと。 今はいないと思うよっとかえすと、 「ホント～嬉しい～！！」っと。 しかし友絵が、でも瞳ちゃんは細い人が好きだよっと言うと、 「あ～どうしよ～マルメン！！」っと。 相当ショックだったのだろう。 彼は大きくため息つき、うつむいてしまった。 かける言葉が見つからなかった俺と友絵はそっと 彼の肩を抱いた。 そんな俺達にキンキンはうつろな目をし、 日本語でこう言ってきた。 かまわない。 会いたい。 ハトミさんに！！ 「クルック～」 ヒトミは平和の象徴？？ ■１０月４日（火） 朝１０時に３人起床。 俺と友絵は朝食にパンとオレンジジュースを、 キンキンは韓国風のカップラーメンを食べていた。 食べながらキンキンはこう言ってきた。 「大連と比べて上海の町は大きいね。 ホントすごい町だ！」っと。 俺は思った。 起きて顔も洗わず、朝っぱらからカップラーメンを食ってる お前が一番すごいと。 朝食後”スゥユエン”という場所に向かった。 友絵が大好きな寺が沢山ある有名な場所だ。 友絵は少し興奮気味に寺の写真を収めていた。 キンキンは自分を撮ってくれと 何度も俺にシャッターを押すようお願いしてきた。 その後必ず自分の写りを確認し、 気に食わなければ、日本語で「この人は誰？」っと。 下記画像がもっとも自分の嫌いな顔らしい。 |
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