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明日のリョウ

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November 3, 2005
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ケンカ・・・したらしいね?

原因は何?

またマルメンがケンカの種になるようなこと
言ったんじゃないの?

早く仲直りしないとダメだよ。

「お前に関係ないやろ!
いちいち口挟んでくるな!!」

心配してるのに何よその態度!!

「お前はいつもいつもうるさいねん。
お前が口突っ込んできたら余計ややこしくなるねん。」

ほら、またそうやって怒る!

怒れば良いってものでもないでしょ!!

そんなんやから、短気・自己中って言われるんでしょ!!

今回のケンカの原因もまたマルメンがつくったんでしょ!!

「うるさいのお前は!
お前なんも知らんやろ!!黙っとけボケ!!!」

じゃケンカの原因は何よ?

「なんで俺がお前に言わなあかんねん!」

言えないってことは、
やっぱりマルメンに非があるからでしょ!!

「マジでうるさいねん!ボケナス!!」

何よ!!

「なんやねん!!」


・・・あいつは泣きながら俺に、
俺はそんなあいつに対してむきになって、
また”日課のケンカ”がはじまったな。

そして誰かがいつも間にはいってとめてくれてたな。

あの時もそうやった。

高3の秋やったかな?

あいつが2年ぐらい付き合ってた彼氏と別れた時や。

何日、何週間経っても毎日毎日グチクチと泣いてんねん。

あの時から俺は仲間意識強かったから、
彼氏彼女と別れても仲間がいるんやったら、
そんなにひきずることも、泣くことも無いと思っててん。

ただそれは俺の考えであって、
あいつの考えではなかってんけどな。

俺はそんなメソメソ泣てるあいつに腹立って仕方なかってん。

だから言うてん。

「いつまでメソメソ泣いてるねん!!
みんなおるねんからええやろ!!
彼氏なんてもうどうでもええやろ!!」って。

そんだらあいつは大粒の涙を流しながら、
俺をにらみつけて、こう言いよってん。

「何がわかるの?
マルメンに私の何がわかるって言うの?」ってな。

俺もそこで大人になってやれば良かってんけど、
まだ未成年やったからな。

「お前の気持ちなんてわかるか!!」
わかりたくもないわ!!!」って雄たけびを上げてしまったわけよ。

そしたらカ~ンっと言う音がどこからともなく聞こえてきて、
またいつものケンカが始まるわけよ。

あの時のリングはナラファやったわ。

観客がようさんおった。

レフリーはコウヘイや。

開始のゴングとともに止めにはいりよったわ。

ホンマに何回ぐらいケンカしたやろか?

数えたことないからわからんな。

っていうか数えられへんけどな。

でも一週間は7日間で、授業がある日は普通5日間。

その5日間の内で4日間くらいはケンカしたかな?

あまりにも些細過ぎて、尚且つ俺の記憶力は
みんなから絶賛をうけるくらい悪いから、
ケンカホンマようしたなってぐらいしか覚えてへんわ。

でも一つこれは今でも鮮明に、
そしてホンマに俺が悪かったなって思うケンカがある。

仲間うちでは一番有名であろう”怪盗X 事件”。

高校3年くらいやったかな?

俺の部屋で寿昭かコウヘイどっちかが一緒にいててんけど、
すごい暇で、相談してあいつをおちょくったろかって事になってん。

俺らの高校の頃って携帯よりポケベルが主流で、
メールを送っても名前を入れないと送信者がわかれへんかってん。

ほんで、俺はあいつにこんなメールを送ったわけよ。

「お前をいつも見ている!By 怪盗X 」

この場合、送信者は”怪盗X”になる。

俺はあいつがどんな反応するのかが楽しみでな。

でもホンマにどっちかが一緒にいててん。

言うたら共犯者やん。

でもあいつらは「おれへんかった」って言いよるねん。

絶対おったはずやのに。

ほんで、送信してから10分ぐらい経ってからかな。

あいつから電話がかかってきてん。

それも泣きながら!!

そんで俺にこう言いよってん。

「怪盗Xっていう人からメールが来た。
内容は”いつも私を見てる”ってことやねん。どうしよう??」

「どうしよう??」って言われても、怪盗Xは俺やからな。

俺もどうしたらええのかわからんくて、
まぁとりあえず俺はあいつにこう言うてん。

「ただのイタズラやろ!気にするな!
もしまた”怪盗X ”からメールきたら俺に言うてきたら良い。
もう泣くな!!」っと、ちょっとかっこよくね。

怪盗Xは俺やから、
もう俺がメールしなければええ話しやん。

それで俺は終わったと思っててん。

でもあいつはそれから1週間以上経っても、
まだ俺に言ってくるねん。

「怪盗X・・・どうしよう?」って。

もう1週間以上前の事やで。

あまりにもしつこくて、
俺もだんだんイライラしてきたわけよ。

だから俺言うたってん。

「怪盗Xは俺や!もうしつこいねん!!」っと。

ほんだら一瞬放心状態なりよってんけど、
みるみる目つきが変わってきて、こう言いよってん。

「え?ホントに?怪盗Xはマルメンなの?」

だから俺は説明したわけよ。

「あの時すごく暇で、ちょっとからかってやろうかなっと。
でもまさか、まさか泣きながら電話してくると思えへんやん。
だから言うたやろ!ただのイタズラやって。
また怪盗Xからメールがあったら俺に言うてこいって。
もう怪盗Xからメールこなかったやろ!!」って。

そしたら俺の話が終わる前に、
あいつのときたら雄たけびをあげたわけよ。

「ふざけんといてよ!!ホントに怖かってんから!!
なんでそんなことするの?何が楽しいの?」って。

なんか溜まってたものを全部俺に噴出すかのように
ボロカス言うてくるわけよ。

俺だけに・・・。

俺もはじめは我慢してたけど、
なんか怒ってるあいつにムカついてきて、
俺もあいつにキレてしまってん。

これは120%俺が悪い。

でもあん時はごめんなさいの一つも言わへんかった。

今やったら「ごめんなさい」ってすぐ言えるけどな。

っていうかそんなアホなこと、
この年になってせえへんけどな。

最後に、ちょっとしつこいようやけど、
絶対に寿昭かコウヘイおったはずやねん。

もうええけどな。

でもそんな俺とあいつのケンカの日々も、
高校卒業とともになくなったな。



俺とあいつの関係⇒後編に続く ⇒






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Last updated  November 8, 2005 11:58:39 PM


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