2009/05/04(月)00:45
レッドクリフ part2
映画はいつも水曜日専門。
1日の映画の日に劇場へ足を運ぶのははじめて。
part1から時間が経ってしまっていたけれど、
やっぱり見なきゃ。。
レッドクリフ part2
今回は孔明様の場面はそう多くはない。
前宣伝でストーリーはなんとなく耳にしていたので、
あっと驚く場面はそうなかった。
後半は戦闘場面がメインで、
魚油と火薬で,あの時代にあんなに破壊力があったものかというくらい
船が突っ込むシーンや、人や馬や矢の嵐や石砲やら、
やられているのは敵か見方かどっちかわからないくらい。
ラスト周瑜が曹操を追いつめ、「勝者はいない」と言ったシーンは印象に残る。
チェゲバラの2部作「チェ28歳の革命」「チェ39歳別れの手紙」でも思ったが、
戦いとは、ただ武器でゲームのように殺戮するだけがメインではなく、
どちらも農民や平民をあつめ戦士に育て鍛えるために教育するという面と、
その戦士たちの士気をいかに保ち、或は高めるかという面など
上に立つ指揮官の仕事というのは恐怖という独裁では成り立たない。
チェゲバラも銃の扱い方を教えるとともに、
読み書き計算のできない農民にちょっとの時間でも勉強しろと命じ、
自分自身も山を駆け巡る戦いの休憩時間に本を手にしたり、
日記に記載するなどの場面が印象に残っている。
また、負傷すれば、医師として治療をして,
食料調達から何まで,リーダーの役目がなんであるかを気づかされる。
アドレナリンだけでは戦えない。
part2では二人の女性の役目も大きい。
周瑜の妻小喬の単身敵地に乗り込み、風向きの変わるタイミングまでの時間延ばしを曹操の好意を手玉にとる賢明さも勇気ある行動だが,男装して曹操軍に潜入する孫権の妹尚香も行動的で好きなキャラだ。
レッドクリフ、、面白い。
エンターテイメントを意識して作られているので楽しませてくれる。
学生の頃にこんな映画があったら、三国志など世界史にもっと興味をもって勉強ができたかも、、
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