123337 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Haskellな日々

全58件 (58件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 >

今日のバレエ

August 13, 2009
XML
カテゴリ:今日のバレエ

第12回世界バレエフェスティバル [ガラ] 
8月13日(木)17:00開演  会場:東京文化会館

他のフェスプログラムと違い、たった1日しか上演されないガラ。
今年も激しいチケット争奪戦が繰り広げられたようで、かくいう私も、
落選は免れたものの、下位希望での当選となり、舞台左半分が切れてしまうという
最悪の席での鑑賞となりました。
ダンサーは踊っているのに、舞台上には何も見えないという状態が
全体の3割ぐらいを占めていたのではないかと思います号泣
全く、毎年、バレエの祭典会員券を2席も購入しているのに、NBSさんは本当に非情です。
でも、感動を伝えたく、見えなかったながらも少し感想を書いてみます。

■第1部■ 17:00~18:00

序曲「戴冠式行進曲」 (ジャコモ・マイヤベーア作曲)

「白鳥の湖」第1幕よりパ・ド・トロワ
振付:グレアム・マーフィー/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
ルシンダ・ダン レイチェル・ローリンズ ロバート・カラン

グレアムの白鳥の湖はBプロ黒鳥のほうが、
どろどろとした嫉妬の渦に背中がゾクゾクとして楽しめました。
全体の中では、残念ながら印象が薄いです。

「カルメン」
振付:ローラン・プティ/音楽:ジョルジュ・ビゼー
タマラ・ロホ フェデリコ・ボネッリ

ロホはとても色っぽく威厳もあるのですが、
スタイルがあまりカルメン向きではないかもしれません。
そのせいなのか、色っぽさのなかに幼さを感じてしまいます。
しかし、コンテの中でも身体能力の高さが随所に感じられ、
最後の体幹の反り返しは柔らかさ全開で息を呑みました。
でも、今回のフェス全般を振り返ると、圧倒的な存在感をみせ
妖艶かつチャーミングなロホに相当魅せられました。

「ダンス組曲」
振付:ジェローム・ロビンズ/音楽:J.S.バッハ
ニコラ・ル・リッシュ

ニコラの脱力感を漂わせるパフォーマンスに心地よさを感じた作品。
チェロの伴奏との融合もとてもよく、今でもあのチェロの響きが耳に
残っております。しかし、残念ながら、私の席からはチェロの先端しか見えず、
舞台上の二人の姿を同時に拝見することはできませんでした。
この作品をオペラ座のレパートリーとする際に、ロビンスからルグリが踊ることを
条件として提示された作品(ルグリ本参照)ということもあり、
どうしてもルグリの姿と重ねてしまいますが、ニコラらしく仕上がっていたと思います。
でも、最後はもう少し元気よく、パを踏んで欲しかったかな。

「いにしえの祭り」
振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:リヒャルト・シュトラウス
エレーヌ・ブシェ ティアゴ・ボァディン

ブシュの赤いドレスが印象的でしたが、それ以外はあまり
記憶に残っておりません雫

「ジゼル」より第2幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジャン・コラーリ /ジュール・ペロー/音楽:アドルフ・アダン
アニエス・ルテステュ ジョゼ・マルティネス

マントをまとったジョゼの気品漂う立ち姿にまずノックダウン。
あんなにジゼルは見ているのに、ジョゼのアルブレヒトは初体験です。
足先のノーブルさにパリオペエトワールの威厳を感じます。
対するアニエスも暗い舞台の中で威光を放っておりました。陶酔のひととき。

<休憩20分>


■第2部■ 18:20~19:35

「ジュエルズ」よりダイヤモンド
振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
ディアナ・ヴィシニョーワ ウラジーミル・マラーホフ

今回のフェスのこのペアでは、この演目が最も光っていたように思います。
前回、3年前のフェスでもこのダイヤモンドを踊りましたが、
そのときは、ジョゼ・アニエスペアも同じ演目を踊り、
なんとなく対比してしまったこともあり、私の中では
この演目での二人の印象が薄くなってしまいました。
しかし、今回は、マラーホフ王子さまと貫禄あるヴィシを
存分に堪能させていただきました。

「カンティーク」
振付:モーリス・ベジャール/音楽:ユダヤの伝承音楽
エリザベット・ロス ジル・ロマン

ユダヤの帽子を頭にちょこんと乗せたジルが印象的、
相変わらずエリザベットは美しく貫禄があります。
結構な長さの演目ですが、最後までエネルギッシュに踊りきる二人の
姿に感銘を受けました。

「グラン・パ・クラシック」
振付:ヴィクトール・グゾフスキー/音楽:ダニエル・オーベール
ポリーナ・セミオノワ フリーデマン・フォーゲル

グラン・パ・クラシックと言えば、白のイメージですが
今日は黒の衣装で登場したポリーナちゃんとフォーゲル。
ポリーナちゃんのチュチュは今回の中では初めてでしたが、
安定感があり、安心してみていられました。美しい。
フォーゲル君は、アントルシャなど足捌きがちょっと雑な印象を受けました。

「TWO」
振付:ラッセル・マリファント/音楽:アンディ・カウトン
シルヴィ・ギエム

これは、何度目の鑑賞になるのか、毎回違う不思議な世界を
楽しませてもらっています。
照明効果で、手先が強調されて見えるのですが、とても素早い動き。
しかも、両上肢を回転させる動きのときには、明らかにその軌跡が
見えるのです。とても、不思議に思い、お友達に聞いてみたところ、
ライトを点滅させているとか...マラーホフの「コート」みたいね~

「ソナチネ」
振付:ジョージ・バランシン/音楽:モーリス・ラヴェル
オレリー・デュポン マニュエル・ルグリ

待望のソナチネ、今まで何度かプログラムとして発表されておりましたが
諸般の事情で、演目変更となっていた幻の作品。
ピンク(オーレリー)と水色(ルグリ)の衣装に包まれ笑顔で登場した二人には、チャイパドを彷彿。
悲しいかな、水色のお衣装とルグリの髪の後退感がなんとなくアンバランスですが、
そのパフォーマンスは相当に若々しく、その違和感も払拭される。
この振付は、舞台上を縦横無尽に移動するタイプのもので、私の席からは
残念ながら見えないシーンが多い。
途中から見えるルグリの左から右へ移動しながらのスピンもとても早く、
動きもとても滑らかでした。
右手の舞台袖に入っていく際に、体幹を大きく弓なりに反らせながら退場、
柔軟性も相変わらずね~と感動しながらみておりました。
見えないながらも、オペラグラスを放さず舞台をみつめておりまして、
拍手が散漫になってしまった自分を大きく反省。
私以外にもそのような方が多かったせいかカーテンコールも2回に留まる。

「海賊」
振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ
マリア・コチェトコワ ダニール・シムキン

パリの炎が凄すぎて、シムキン君のアリも相当に凄かったのですが
地味な印象を受けてしまった。コチェトワの技術も高いですね~

<休憩15分> ガラは長すぎて、書いても書いても感想が終わらない・・・


■第3部■ 19:50~20:40

「ラ・シルフィード」
振付:オーギュスト・ブルノンヴィル/音楽:H.S.レーヴェンスヨルド
ナターリヤ・オシポワ レオニード・サラファーノフ

サラファーノフ君の技術の高さは相変わらずで、世代交代を感じさせられました。
しかし、シルフィードと言ったらルグリを思い出してしまう。

「アルミードの館」よりシャムの踊り
振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:ニコライ・チェレプニン
ティアゴ・ボァディン

これには驚嘆、とても早い振付でびっくりしているうちに終わってしまった。
もう一度、改めてみたいと思った作品でした。

「マクベス」  
振付:ウラジーミル・ワシーリエフ/音楽:キリル・モルチャノフ
スヴェトラーナ・ザハロワ アンドレイ・ウヴァーロフ

前髪をおろしたウヴァに釘付けとなってしまったが、
よく見ると顔を色黒に塗ってオレンジの衣装を身に纏い、いつもと相当に違う雰囲気。
対するザハロワは真っ赤なドレス、スリットから見える白い足が力強く、そして美しい。
相変わらず、足を耳の横まで挙げていたけれども、慣れたせいか自然に見られました。
全体を振りかえっても、強烈な印象が残る演目でした。

「ロミオとジュリエット」より "寝室のパ・ド・ドゥ"
振付:ケネス・マクミラン/音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
シオマラ・レイエス ホセ・カレーニョ

ベッドに横たわるシーンから始まりましたが、ベッドの右側がかろうじて
見える程度でして、最初から落胆させられてしまった。
この演目では、カレーニョの跳躍やピルエットを拝むことはできませんが、
カレーニョの笑顔と逞しいけれどエレガントな足に注目しながら見ておりました。

「じゃじゃ馬馴らし」
振付:ジョン・クランコ/音楽:クルト・ハインツ・シュトルツェ
マリア・アイシュヴァルト フィリップ・バランキエヴィッチ

バランキエヴィッチがとてもエネルギッシュであり、会場も沸いておりました。
どうしても、かつて演じたフェリのいやいやする足の動きが細やかでとても
愛らしく印象的であったため、アイシュヴァルトと比較してしまう。

<休憩15分>


■第4部■ 20:55~21:55

「パリの炎」
振付:ワシリー・ワイノーネン/音楽:ボリス・アサフィエフ
ヤーナ・サレンコ ズデネク・コンヴァリーナ

省略

「三人姉妹」
振付:ケネス・マクミラン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
マリアネラ・ヌニェス ティアゴ・ソアレス

好きな演目、マリアネラがとてもよいですね~
ティアゴも軍人の衣装がよく似合っていたと思います。

「ザ・ピクチャー・オブ」
振付:パトリック・ド・バナ/音楽:ヘンリー・パーセル
マニュエル・ルグリ

昨年の暮れ、東京で初演された作品。
しかし、音楽は鯨の鳴き声など前回と同じですが、違った印象を感じました。
ルグリはTシャツを頭にかぶり、ウルトラマンのキャラクタージャミラのような
シルエットで当初、登場しておりましたが、今回はそのようなパフォーマンスはありませんでした。
最後の手を振るシーンも、前回は新たな人生の幕開けを感じましたが
今回はなんとなく暗いイメージ、お席のせいかしら…

「ロミオとジュリエット」
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ/音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
オレリー・デュポン ローラン・イレール

これは、今回のガラの中で、最も忘れがたい作品。
R&Jの最後の場面で、皆様ご存知のとおり、交互に死の訪れを演じるのですが、
死を演じるその表現力が素晴らしい。
どうしたら、あれほどまでに力なく反応しない死の様子を巧みに表現できるのか…
あの二人だからだとしか思えないパフォーマンスでした。
最後に、ジュリエットが死を決断する際に、ロミオに勢いよく泣きすがり、
そして、床にはねつけられのですが、そのときに床を回転するオーレリーの
姿がとても美しいのです。
お二人に深く感謝。

「春の声」
振付:フレデリック・アシュトン/音楽:ヨハン・シュトラウス
アリーナ・コジョカル ヨハン・コボー

ガラの最後にふさわしい「春の声」。
コボーに高らかにリフトされ、花びらに見立てた紙吹雪をちらちらと
巻きながら登場するこの演目は本当に華やかです。
コジョカルは本当に愛らしく、思わず笑みがこぼれます。
幸せいっぱいのふたりからお裾分けをいただきました。

「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ/音楽:レオン・ミンクス
上野水香 デヴィッド・マッカテリ

なぜか、バレエの発表会を思い出してしまいました。
それ以上は控えます。

フィナーレの前に、男性ダンサーが女装をして、
トゥシューズを履いて踊るファニーガラがありますが、
字数の関係でこれ以上は書けないので、ここで終わりにいたします。
長い感想に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。







Last updated  August 16, 2009 10:56:47 AM
コメント(2) | コメントを書く


August 1, 2009
カテゴリ:今日のバレエ

第12回世界バレエフェスティバル [プログラムB] 
8月8日(土)15:00開演  会場:東京文化会館

今年は3年に1回のバレエフェスティバルの年。
私の鑑賞予定は、8月1日Aプロから最終の8月16日(日)オマージュ・ア・ベジャールまでとなっております。

ようやく、今週、私にとっての晴れ舞台をひとつ終えたので、
少し感想を書いてみます。

■第1部■ 15:00~16:10

序曲「戴冠式行進曲」 (ジャコモ・マイヤベーア作曲)

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
マリアネラ・ヌニェス ティアゴ・ソアレス

今日は、前から5列目センター、表情がばっちり見えるのはよいですが、
時に足先が欠けるのが玉に瑕ですね~
贅沢を言ってはいけませんが、もう少し、後ろの方が好みです。

フェスの醍醐味のひとつ、チャイコフスキー・パ・ド・ドゥですが、
今年は、いまひとつ盛り上がりに欠けるように思います。
どうしても、前回のコジョカルとコレーラを思い出してしまい
なんとなく、物足りなさを感じます。→よくよく考えてみると、前回はコボーで
コレーラは前々回?
でも、側で見ると、ティアゴはかなりのハンサム、ロイヤルらしい気品が漂っておりました。

「コッペリア」
振付:アルテュール・サン=レオン/音楽:レオ・ドリーブ
ヤーナ・サレンコ ズデネク・コンヴァリーナ

こちらも、Aプロのコジョカルペア、先月見た、ロホとカレーニョの
コッペリアとおのずと比べてしまい、地味な印象を受けました。

「アレクサンダー大王」
振付:ロナルド・ザコヴィッチ/音楽:ハンス・ジマー
ポリーナ・セミオノワ フリーデマン・フォーゲル

最初にひとりで、座位で登場したフォーゲル君のお衣装は、
黒の長袴のようなパンツ。
見事な腹直筋と前鋸筋に目を奪われ、お顔とのアンバランスさに
ただただ驚くばかり。
ポリーナちゃんは、同じく黒のセパレーツのお衣装。
すらりと伸びた肢体は、モロー美術館で見た踊るサロメのように美しく、
のびやかに踊りも印象的です。
急遽演目を変更されたとのことですが、
ふたりにあっていてとてもよい選択だと思いました。
これで、Aプロのマノンを挽回??

「海賊」より "寝室のパ・ド・ドゥ"
振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ
シオマラ・レイエス ホセ・カレーニョ

Aプロのカレーニョは跳躍の際に、得意の決めポーズをいれるなど
絶好調だっただけに、ただただサポートに徹した本日の海賊はとても残念。
リフトは素敵でしたが、やはりカレーニョのエレガントなピルエットを
拝見したいものです。でも、笑顔はいつものカレーニョ、この笑顔も今回で
お別れと思うと、目頭が熱くなりました。

「白鳥の湖」より "黒鳥のパ・ド・ドゥ"
振付:マリウス・プティパ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
上野水香 デヴィッド・マッカテリ

水香ちゃんの自信に満ち溢れた笑顔がとても印象的で
彼女は、黒鳥がお得意なのだと思いました。

「パリの炎」
振付:ワシリー・ワイノーネン/音楽:ボリス・アサフィエフ
マリア・コチェトコワ ダニール・シムキン

これは、本日の1・2を争う注目の演目でした。
何といってもシムキン君の超絶技巧、高い跳躍に開脚を入れたり、
マネージュでは、体幹を強烈な斜度に傾けたり、高速ピルエットを
ご披露したりと、周囲の方々も割れんばかりの拍手を
っていらっしゃいました。
私はただただ呆然と見つめるばかり、当のご本人は得意そうな満面の笑みで
いらっしゃいまして、かなりのご満悦のご様子でした。
しかし、上品な超絶技巧で好感が持てました。ガラが楽しみです。

<休憩20分>


■第2部■ 16:30~17:35

「ナイト・アンド・エコー」
振付:ジョン・ノイマイヤー音楽:イーゴリ・マルケヴィッチ
エレーヌ・ブシェ ティアゴ・ボァディン

ブルーバイオレットの照明の中、ブシュの白いサーキュラースカートが
とても美しい。しかし、内容はよくわかりませんでした。
始めてみた演目?です。


「スリンガーランド・パ・ド・ドゥ」
振付:ウィリアム・フォーサイス/音楽:ギャヴィン・ブライアーズ
アニエス・ルテステュ ジョゼ・マルティネス

ベージュのぴったりとした上下のお衣装のジョゼは
何もまとっていないようにも見え、一瞬驚きますが、一方の
アニュエスはオフホワイトのモダンなチュチュスタイル。
一枚布のチュチュは、波をうったような斬新なデザインで、
アニュエスにお似合いと思いました。
この演目は、ほとんど二人が手をつなぎながら踊る振付で
結構難しいのではないかと思いながら見つめておりました。
息もぴったり、見事な融合に、ペアの素晴らしさを感じます。

「白鳥の湖」第3幕より
振付:グレアム・マーフィー/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
ルシンダ・ダン レイチェル・ローリンズ ロバート・カラン

3年ほど前になりますでしょうか、オーストラリアバレエが来日したときに
全幕を拝見いたしました。
ルシンダ・ダン演じる嫉妬に満ち満ちた男爵夫人が良いですね~
グレアム・マーフィーは手の振り付けが独特で面白い。

「マノン」より第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン/音楽:ジュール・マスネ
アリーナ・コジョカル ヨハン・コボー

コジョカルのクロスする美しい足の動きを見て、
やはりマノンはこれがなくてはと改めて思いました。
全身で喜びを表現するコジョカルに拍手拍手。

「アパルトマン」より "ドア・パ・ド・ドゥ"
振付:マッツ・エック/音楽:フレッシュ・カルテット
シルヴィ・ギエム ニコラ・ル・リッシュ

Aプロのニコラは、印象が薄く感じられましたが
本日は、ダイナミックなニコラの存在感が光っておりました。

「ベラ・フィギュラ」
振付:イリ・キリアン/音楽:アレッサンドロ・マルチェッロ
オレリー・デュポン マニュエル・ルグリ

お色は違いますが、小さな死を髣髴させるデザインに包まれた二人。
控えめのメークで登場したオレリーはとてもチャーミング。
一方、ルグリはとても若々しく、あの年齢とは思えないスタイルの良さ。
腰を低めに落とした振付もとても決まっていて、何よりも
ワンテンポ先を行くすばやい動作に目を奪われます。
とても二人に合っていると思いましたが、これがきっと私が見る
最初で最後になるのですね…
そう思うと、涙が込み上げてまいります。

<休憩15分>


■第3部■ 17:50~19:10

「海賊」
振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ
ナターリヤ・オシポワ レオニード・サラファーノフ

オシポワの自信に満ち溢れた表情がとても印象的でした。
サラファーノフ君は、側で拝見するとジャニーズのような雰囲気です。

「ル・パルク」
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ/音楽:ヴォルフガング・A.モーツァルト
ディアナ・ヴィシニョーワ ウラジーミル・マラーホフ

私はちょっと苦手でした。
ルパルクというと、パリオペの印象が強すぎて、私自身が他のものを
受け入れ難くなってしまっているのかもしれません。
長い接吻をしながらの宙を舞うように回転するパ・ド・ドゥが見所ですが、
今日はとても短いように感じました。
ルグリやイレールのように、両手を広げながらの高速回転でないと
物足りなさを感じてしまいます。
切れのある振付という印象もありましたが、
メリハリもあまり感じられませんでした。

「ブレルとバルバラ」  
振付:モーリス・ベジャール/音楽:ジャック・ブレル、バルバラ
エリザベット・ロス ジル・ロマン

エリザベット・ロスは本当に美しい。
しかし、Bプロ終盤での長めの演目は、見るほうの集中力が続かないと
つくづく思いました。

「エスメラルダ」
振付:マリウス・プティパ/音楽:チェーザレ・プーニ
タマラ・ロホ フェデリコ・ボネッリ

ロホの超絶技巧は進化し続けるのだと感心させられた作品。
緑と黒のお衣装がとてもロホに似合っていて、貫禄に満ち満ちていますね~
今日のエスメラレルダでは恐らく今まで以上に、
片足ポワントでの静止時間が長く、ボネッリがロホに何度も
手を差し伸べようといたしましたが、ロホはそれをはねのけて
ひたすら静止しております。すごいバランス力ですね~
また、本日のフェッテもますます凄い!
途中で5回転をいれるのですが(娘は6回転だと主張)、それに留まらず、
回転しながら、さらにマネージュのように円形の弧を描きだしたので、
それにも驚嘆。最初は軸がぶれてきたのかとおもいましたが、さにあらず。
シムキン君以上に、割れんばかりの拍手であったと思います。
シムキン君もそうでしたが、ロホの超絶技巧も上品で、嫌味がないところが
とてもよいですね~何よりロホはチャーミングで、毎回感動させられます。
ボネッリはどうしても印象薄くなってしまいますね~

「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
マリア・アイシュヴァルト フィリップ・バランキエヴィッチ

見れば見るほど、ルグリのオネーギンを重ね合わせてしまいます。
ルグリのサポートって本当に凄いと、ここで感じるのも失礼なのですが
一歩先にまわって、サポートする姿が幻影のように浮かび上がってくるから
困ります。

「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ 音楽:レオン・ミンクス
スヴェトラーナ・ザハロワ アンドレイ・ウヴァーロフ

最後は、ロシア組みのドンキ。
華のある二人はトリにふさわしい。
特に、今回は、ウヴァの健闘ぶりが凄かったように思います。
やはり、若い人たちの超絶技巧に刺激されたのでしょうか。
ザハロワのフェッテも無事に決まり、ほっといたしました。
Aプロの黒鳥では、後半でバランスが崩れ、ドキッとするような
フィニッシュだったので、本当に良かったと思いました。

感想を書いていても思いますが
バレエフェスは、本当に長いです。
次のガラはお楽しみもありますから、もっと長くなりますね~
今回のフェスでお別れのダンサーも多く、
涙で見ていられないかもしれません号泣







Last updated  August 9, 2009 08:28:27 PM
コメント(6) | コメントを書く
February 15, 2009
カテゴリ:今日のバレエ

2月15日(日) 18:00~ NHKホール

演出・振付・舞台装置・照明・衣装:ジョン・ノイマイヤー
音楽:レーラ・アウエルバッハ

詩人:イヴァン・ウルバン
人魚姫/詩人の創造物:シルヴィア・アッツオーニ
エドヴァート/王子:カーステン:ユング
ヘンリエッテ/王女:エレーヌ・ブシェ
海の魔法使い:オットー・ブべニチェク

・・・と鑑賞直後に、ここまで書きかけて放置しておりました。

しかし、今年初めて鑑賞するバレエであったのですが、

既にこの段階で、きっと今年日本で見る一番のバレエになるに違いないと

思ったほどの作品であり、備忘録として残しておきたく、若干感想を書きます。

 

まず、ノイマイヤーがつくる人魚姫の物語、そして・・・

見事にその作品に込められた人魚姫のやるせない思いを

体現したアッツオーニに魅せられました。

また、テーマの一つである人間界と隔絶した世界「海」のブルーと

人間界の色「白」との対比も美しく、色の演出にも惹きつけられました。

そして、何よりも、海の世界でのアッツオーニの手の動きと尾ひれである足の動きの

しなやかさと力強さ、人間界での痛々しいまでのポワント、

全てが心に焼き付いております。

あれから、1ヶ月以上が経過いたしましたが、いまだに余韻が残っており

鮮明にあの色と空間を脳裏に描くことができるほどです。

最後に苦しみから解放されたあの星空も忘れられません・・・

 

なんだかよくわからない感想となりましたが、

ご覧になった方ならノイマイヤーの独特の世界に共感してくださることでしょう。

 

バレエって本当にいいなって改めて思ったひとときでした。

 







Last updated  March 21, 2009 03:57:15 PM
コメント(0) | コメントを書く
December 21, 2008
カテゴリ:今日のバレエ

クリスマスディナーショーに行ってまいりました。

会場はグランドプリンスホテル新高輪「飛天」、

シャンデリアが特徴的なあの大宴会会場です。

ドレスコードもフォーマルとのことでしたので、黒のドレスに

お花のラインストーンのパリューレ、そして最近のお気に入りの靴でお出かけ女性靴

ホワイエで待つ方々も、お着物やきらきらと輝くドレスに包まれとても美しく

いつものバレエ鑑賞とはちょっと違った雰囲気です。

 

200812211807飛天の間シャンデリア.jpg

 

まずはディナーをいただいてから、バレエ鑑賞へと続きます。

ホワイエでもカシスカラーのカクテルをいただき、お食事でも

シャンパン、白・赤のワインとお料理に合わせてお飲み物がサーブされます。

この後のルグリのバレエを控えているので、お飲み物ワイングラスは抑え目に・・・

 

ちょっとお酒も入り夢見心地のまま、いよいよ待望の開演。

 きわめて簡単に演目をご紹介いたします。

『白の組曲』よりアダージョ(エレオノラ・アバニャート/バンジャマン・ペッシュ)

白のお衣装に包まれたアバニャートとペッシュが眩いばかり、流れるように踊ります。

いつものように幕開けもないので、さっと始まりさっと終わってしまった感は

否めないあっという間の数分間でした。

 

『アーメド』(パトリック・ド・バナ)

大変迫力のあるダンサー、肩のタトゥーに圧倒されているうちにこちらも終了。

 

『ラ・シルフィード』(シルヴィア・アッツォーニ/アレクサンドル・リアブコ)

二人のクラッシックを観るのは恐らく初めて、アッツォーニのシルは

重力を感じさせない可憐な妖精、舞い上がるその姿がとても美しい。

リアブコの切れのよい足捌きと上品な立ち居振る舞いとあわせて

最高のペアパフォーマンス、ぜひとも全幕で見てみたいものです。

 

『シルヴィア』(エレオノラ・アバニャート/マニュエル・ルグリ)

この二人のシルヴィアは一体感に満ち満ちて、とてもよいと思いました。

オーレリーとのペアともまた違った印象で、

アバニャートのよい感じの脱力感と切れのよい振付の融合がなんとも言えません。

このように感じるのも、ルグリの演出に違いないと、

ルグリのペアとしてのサポート技術の高さを実感させられるのでした。

なぜか、今夜のルグリはいつも以上に背が高く見えました。

 

『ロミオとジュリエット』(シルヴィア・アッツォーニ/バンジャマン・ペッシュ)

ノイマイヤー版、寝室のパ・ド・ドゥ です。

大胆なリフトと流れるような音楽にあわせて踊る二人を満喫しているうちに

終わってしまいました。

順番が次の、バーンスタインダンスと逆だったかもしれません。

当初の予定とプログラムの順に変更がございました。

 

『バーンスタイン・ダンス』 (アレクサンドル・リアブコ)

リアブコのバーンスタインダンスはとてもエレガント。

風のような爽やかさを感じさせながら、さらりと高い技術で踊って

しまうところが何よりも素敵。

 

『へルマン・シュメルマン』(エレオノラ・アバニャート/パトリック・ド・バナ)

コンテンポラリーなのでしょうが、クラッシック要素が高くエレンガントな印象。

アバニャートは上半身シースルーの衣装で、何も身に纏っていないようにも見え、

そちらに相当気をとられてしまいましたが、この演目は結構気に入りました。

 

『ザ・ピクチェー・オブ…』(マニュエル・ルグリ)*新作

「世界初演 この公演のための創作」というキャッチフレーズに惹かれ

このディナーショーに参加いたしました。

最初、恐らくTシャツをかぶっていたのか、幼き頃に見ていたウルトラマンの

ジャミラのようなシルエットで登場、しばらくシルエットのまま踊ります。

呆気にとられていると、バックにも青い照明が入り、ルグリの全身が

舞台上に現れるという演出、黒いTシャツとパンツのお衣装を身に纏い

先ほどのシルヴィアのときと同様、いつも以上に背が高く見えます。

これは、パトリック・ド・バナがルグリのために振付けた作品とのこと、

混沌とした毎日に苦悩を感じながらも、光を見つけるといった

若い人へのメッセージのような希望的な作品という印象を受けましたが

実際はどんなコンセプトなのかわかりません。

確かに、余韻を持たせながら、遠くに手を伸ばすような振付に

先入観もあって、なんとなくお別れを感じさせられるような感もありますが、

やはり、新たな門出への明るい展望でしょう。

この作品は、ルグリの美しく長い手が強調されている作品、

それにあわせて、ノーブルな足先も際立ちます。

圧倒的な存在感を示すルグリが相当に刺激的でありながらも、

いつもながらうっとりさせられるそんな本日最後の演目でした。

 

あっというまの3時間でしたが、勇気を出していった甲斐もございました。

難点を言えば、

劇場のように大勢の方が入るわけではなく、会場の全員が一生懸命拍手をしても

「ぱちぱち」としかならないので侘しさがあり、ダンサーの皆様に申し訳なく

思うことでしょうか。

それから、足先が見えずらいことが本当に残念ではありますが、

あの広い空間の中で、素晴らしいダンサーの方のパフォーマンスを悠々と

鑑賞できるというのは本当に贅沢な時間であったと思います。


最後に、優雅で贅沢なひとときをご一緒してくださった方に感謝申し上げます。

 

 【参考】ディナーのお写真の一部

海の幸のパイ包み焼き

200812211809ディナーショーパイ包み焼き.jpg

デザート

ディナーショーデザート.jpg

   

 







Last updated  December 23, 2008 12:15:29 PM
コメント(9) | コメントを書く
December 7, 2008
カテゴリ:今日のバレエ
先月のことになりますが、
シュツットガルトバレエ来日公演に行って参りました。

「眠れる森の美女」マリシア・ハイデ版 11月23日(日)18:00
 オーロラ姫:アリシア・アマトリン
 デジレ王子:フィリップ・バランキエヴィッチ
 カラボス:ジェイソン・レイリー
 
 一幕、オーロラの登場場面では、
 お姫様オーラを漂わせていていたアリシアでしたが、
 見せ場のローズアダージョではバランスが悪く
 見ているこちらがハラハラドキドキさせられ、
 落ち着いてみることができなかったことが残念。
 
 全体的に、舞台装置などもシックにまとめられ
 ちょっと地味な印象を受ける眠りでしたが、
 三幕ではクリスマス調の豪奢な結婚式で盛り返しました。
 そんな中、印象的だったのが、黒の演出 カラボスの存在。
 黒い布を使った大胆な振付やちょこちょこと階上を駆け巡るなど、
 その存在を楽しませていただきました。

「オネーギン」ジョン・クランコ振付 11月30日(日)15:00
 オネーギン:フィリップ・バランキエヴィッチ
 レンスキー:アレクサンドル・ザイツェフ
 タチヤーナ:マリア・アイシュヴァルト

 体調を崩した中での鑑賞。
 前夜、痛みや違和感でよく眠れなかったことや薬の影響もあり
 一幕・二幕は結構寝てしまい、三幕はうつらうつらながらも
 なんとか最後まで見終えることができました。
 バランキエヴィッチのオネーギンは、背もすらっと高く
 舞台栄えがいたします。
 でも、鑑賞しながらも、2005年に同じくシュツットガルトバレエ団の
 ゲストダンサーとしてオネーギンを主演したマニュエル・ルグリの姿が
 脳裏に焼きついていて、背後霊のように私の目には映ります。
 病でボーっとしていたことがよかったのか、なんとなくルグリを見たような
 気分をいだきながら、家路に着きました。

 きわめて簡素な感想ですが、記録にとどめておきたくて
 書いてみました。

 この2回とも、ご懇意にさせていただいている方に会場でお会いし、
 バレエのことはもちろん、互いの近況を語り合うなど
 鑑賞以外の楽しみもございました。
 その方から伺ったところによると、いよいよパリオペでのルグリの引退公演が
 来年5月15日に決まったとのこと。
 おそらく、来年も同じ職場にいると思うので、日程的には
 厳しいと思うのですが、ぜひとも行ってみたいとという
 思いに駆られております。

 このところ、帰りの遅い毎日が続き、病に見舞われるなど、
 気も弱っております。少し、元気になったら、今一度アデュー公演の
 ことを考えてみたいと思います。






Last updated  December 7, 2008 02:06:01 PM
コメント(8) | コメントを書く
February 11, 2008
カテゴリ:今日のバレエ

本日は、足の具合も随分とよくなってまいりましたので

予定通り、娘と五反田ゆうぽうとにバレエ鑑賞に行ってまいりました。

本日のバレエはマラーホフの贈り物Aプロです。

久しぶりのマラーホフの元気な姿に感動させられました。

世界初演のコンテンポラリー「ラ・ヴィータ・ヌーヴァ」は

公演プログラムが売り切れで、演目のコンセプトを

事前に知ることはできませんでしたが、挫折、苦悩の中でもがき、

そして道を見つけるようなそんな物語を感じるバレエで

膝の怪我を克服されたマラーホフの姿と重なり

感極まった次第です。

マラーホフ以外ではマリーヤ・アレクダンドロワとセルゲイ・フィーリン チームの

バレエに目を奪われました。

まさにロシアバレエの真髄を見たという感じで

高い技術はもちろんのこと、見せ場をよく心得ていらして

完全にノックアウトさせられた次第です。

バレエ鑑賞の後は、ごるべらさんの弟さんが経営するお店

マナスルでネパール料理を堪能いたしました。

お店に飾られていたネパールの彫刻、美しい孔雀が

飛び出してきそうなぐらい、素晴らしい技術ですね~

 

マナスル彫刻

 

海老のフライ、カラッと揚がって美味! 

 

海老のフライ

 

そのほか、マトンで作られたネパールの餃子”モモ”などを堪能いたしました。

残念ながら写真を撮り損ねてしまいましたので、

次回伺ったときには忘れずに撮ってご紹介したいと思います。

スパイシーなお料理がお好きな方にお勧めです。 

 







Last updated  February 11, 2008 10:09:22 PM
コメント(4) | コメントを書く
December 8, 2007
カテゴリ:今日のバレエ

今年最後のバレエ鑑賞、娘と二人で出かけてまいりました。

今日の公演は、シルヴィ・ギエム 進化する伝説  です。

白鳥の湖 第2幕より

オデット: シルヴィ・ギエム  ジークフリート王子: ニコラ・ル・リッシュ

恐らく、今回の公演のテーマである”進化する伝説”を体現するための作品。

綺麗に脚が伸びるアラベスク、頭上この上なく高く脚を上げるグランバットマンなど

ギエムの身体能力を駆使した完璧な技術が次々と披露されるのですが

凄いなぁで終わってしまい、ロパートキナの白鳥のように心揺さぶられることがないのです。 

2幕は、二人が出会い永遠の愛を誓い合う、そして悲哀の始まりでもある大切な場面。

意外と乙女チックな私はこのバレエブランのシーンに通常酔いしれてしまうのですが、

そういう感情を抱く間もなく終わってしまいました。

全幕ではなく、2幕だけの抜粋だけなのかギエムの肢体が美しすぎるせいなのか

なんとも判断できません。

娘が言うには、完璧なものには見る者が演じる者と共に成長を共有することが

ないからだというのですが、なるほどそうなのかもしれません。

でも、白鳥の湖が好きでこの演目をさらに深く理解したいと思っている方は

一度見ておかれるとよいと思いました。 

ステッピング・ストーンズ

知らず知らずのうちに私と娘は深い眠りについてしまいましたしょんぼり

優しい嘘

シルヴィ・ギエム  ニコラ・ルリッシュ 

好きな演目です。キリアンが、ギリシア神話のオルフェウスとエウリディーチェの物語に

触発され振付たとのことです。

速いテンポで微細な動きが二人のダンサーによって

繰り広げられる神秘的な作品で、瞬きも惜しいぐらい濃密な振付です。

二人の良さ、パートナーシップが最大限引き出されていて見るものを魅了いたします。

しかし、ルリッシュのシースルーのお衣装をみると、

どうしてもルグリの優しい嘘を思い出してしまう、

しょうもないルグリファンの私でございます。 

Push

シルヴィ・ギエム  ラッセル・マリファント

ダンサー2人が一体となり、アクロバティックは動きを次から次への見せながら

流れるように時が過ぎていくそんな作品。

息のあったパートナーシップを見せるためには相当なご苦労があったのでは

ないかしらと思うのですが、そんなことを微塵も感じさせない芸術性の高い舞台に

仕上がっております。

最近のギエムの象徴的な作品ですね~ 

ギエム白鳥






Last updated  December 9, 2007 05:40:39 PM
コメント(4) | コメントを書く
September 15, 2007
カテゴリ:今日のバレエ

ニジンスキープロAプロ・Bプロに行ってまいりました。

本当はマラーホフ演ずる薔薇の精、牧神、ペトリューシュカを

堪能したくAプロ・Bプロを選択したのですが

今回、マラーホフ は怪我により降板となりました。

でも素晴らしい代役が来日され、私も娘も予定通り

鑑賞をしてまいりました(といっても会員券ですから払い戻しもできなかったのですが・・・)

 

Aプロ・Bプロを抜粋して感想を述べたいと思います。

 

レ・シルフィード(9/15 Bプロ)

 プレリュード:吉岡美佳 

 詩人:フリーデマン・フォーゲル

 吉岡さんの白のバレエに魅せられました。

ボールドブラが可憐で美しく、全身にフェアリーらしさが

滲み出ておりました。

 

薔薇の精 (9/12 Aプロ)

 薔薇:マチアス・エイマン 

 少女:吉岡美佳

エイマン君は相変わらず元気一杯、きらきらと目が輝いておりました。 

 ジャンプも高く、フィニッシュの部屋からの退場場面も

とても良かったけれど、薔薇の精にはもう少し中性的な雰囲気が

欲しいところです。 

 

牧神の午後(9/12・15) 

 牧神:シャルル・ジュド

以前、拝見した時よりジュドの牧神は淡白なイメージでした。

もう少し、動物的であったように記憶しております。

しかし、ジュドの牧神はオーラが漂い

官能的な場面に引き込まれていきました。

 

ペトリューシュカ(9/12 Aプロ)

 ペトリューシュカ:ローラン・イレール

人形の中にスピリットが感じられるイレールの

ペトリューシュカにエトワールの真髄を見たように思います。

特に足の動きが素晴らしく、お人形らしさが

巧みに表現されているのです。

哀愁漂う、そして愛らしさが感じられる

ペトリューシュカでした。

 

 マラーホフの降板とハプニングのあったニジンスキープロでしたが

最近あまり見ていなかった演目と素晴らしい代役のお陰で楽しく鑑賞できました。 

 15日の公演では、マラーホフご本人が急遽来日され

開演前にご挨拶がありました。

残念なお気持ちがひしひしと伝わるご挨拶で

ございました。

簡単ですが以上です。

(平日のバレエ鑑賞は辛いです。12日は開演に間に合いませんでした。) 

 







Last updated  September 16, 2007 04:23:12 PM
コメント(0) | コメントを書く
August 9, 2007
カテゴリ:今日のバレエ
さて、本日はいよいよ ルグリガラ_ファイナル!
様々な思いを胸に行ってまいりました。

私のルグリガラは本日を皮切りに来週18日まで続きます。

本日Aプロのいくつかの演目について
ちょっとだけ感想を書きたいと思います。

○白の組曲

幕が上がるとダンサーが舞台一杯に勢揃い、
ルグリガラ幕開けにふさわしい華やかな演出です。
この最初の一場面に心奪われながら、テンポのよい
音楽に乗り、次々とダンサーたちが踊りを披露していきます。
ルテステュの美しさと貫禄は言うまでもなく、
私からして印象に残りましたのはミリアム・ウルド=ブラーム。
彼女の重力を感じさせないフェアリーのようなステップに
注目した次第です。それでいて力強さも感じられる素敵なダンサーですね~

○扉は必ず

本日楽しみにしていた演目のひとつ。
芸術的でちょっとコミカルな作品という
印象を今まで持っていたのですが、本日は
全く違うものに感じられました。
今日のパートナーが、エレオノーラであったから
だと思うのですが、官能的な雰囲気が全面に
押し出されるようなそんな仕上がりとなっていました。
パートナーに併せ、様々な表現を可能とする
ルグリのオールマイティさを改めて感じさせられました。

○椿姫第2幕

これはこういう作品だったかな?と首をかしげてしまった演目。
ルグリのリフトの完璧さをルグリが出演していない中で
実感させられると言う妙な時間を体験いたしました。
それにしても、エレオノーラの息遣いの激しさが
静かな音楽と相まって極端に目立ちます。

○オネーギン

激しい感情がひしひしと会場に伝わってまいりました。
二人の円熟さとこの演目がぴったりと合い、
静かな感情が徐々に高まっていき、最後にはじけ散る
そんな感動がありました。深い余韻が何時までも残ります。
初日であるにもかかわらず、「ルグリさようなら・・・」と
ひっそりと涙した私でございます。

最後に「ルグリって?」という方もいらっしゃると
思いますのでお写真を紹介します。
どうでもよいことと存じますが、ルグリは私が最も愛するダンサーです。
ルグリオネーギン

フェイさん!
五反田にせっせと通っておりますよ。
噂のエシュゾーも発見いたしました。






Last updated  August 11, 2007 11:42:26 AM
コメント(4) | コメントを書く
July 14, 2007
カテゴリ:今日のバレエ
締切間際の雑誌の原稿を2本書き上げ、
開放感に満ち満ちた連休を過ごしております。
それなのに、台風のため生憎の天候で残念ですしょんぼり

今日の白鳥の湖@オーストリアバレエを皮切りに
約1ヶ月間、夏のバレエ三昧の日々が始まります。

さて、感想ですが・・・
現代版「白鳥の湖」で通常のクラッシックの公演とは
全く異なるものでした。
AMPの白鳥ほど新進気鋭さは感じられませんでしたが
通常のロットバルトをロットバルト男爵夫人に置き換え
オデットと王子、男爵夫人の三角関係が描かれると言う
週刊誌の三面記事のような内容です。
なるほど、英国王室の故ダイアナ元妃とオデットを重ね合わせた作品
というから納得いたしました。

招聘元のNBSのHP
次のように書かれております。

 美しい湖を臨む王国の結婚披露宴。
セレブリティたちに祝福される、ジークフリート王子と新婦オデットのロイヤル・キス。
それは一点の曇りもない晴れやかな光景のはずだった、
黒衣の男爵夫人の存在がしだいに増していくまでは。
 彼女は、結婚前夜まで王子と逢瀬を楽しんでいた王子の愛人!
その事実に気づき錯乱したプリンセスが、幻影の白鳥の湖に見たものは・・・!?

ストーリーも斬新ですが、
私はアクロバティックな振付に
大変興味をそそられました。

月曜日には娘と一緒に同じオーストラリアバレエ団による
「眠りの森の美女」に行ってまいります。
こちらも今までの概念を覆す「眠りの森の美女」なのかしらん。






Last updated  July 15, 2007 12:31:06 PM
コメント(4) | コメントを書く

全58件 (58件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 >

PR


© Rakuten Group, Inc.