2008/03/10(月)16:19
残された時間
※これまでのお話:1・2
倒れた翌日、対処療法の効果が少し出たのか
ユキさんは、支えてあげれば座れるくらいになった。
お金と時間はかかるけれど、また元気になるかもしれない。
タカビーだけど愛らしく、この世の男は自分のトリコ♪
なんて、こんな姿をまた見られるかもしれない。
誰もがそう願っていた。
だけど。
大量の点滴を受けているのに、尿が出なくなってしまった。
対処療法で肝機能、白血球の問題が軽減したのに
今度は急性腎不全を起こしているそうだ。
助かる道は、人工透析か、腎移植。
透析は岡山県まで通わねばできない。
(透析器は高知に1軒あるけど、稼動していない)
弱ったユキさんを車で3時間移動させるのは負担が大きい。
ましてや、犬の腎移植なんて不可能だ。
オシッコさえ出てくれれば奇蹟が起きる可能性はあるけど
腎臓が完全に機能停止している膨尿状態なので
尿毒症になるのは時間の問題。
獣医は「もって3日」と言った。
私たちにできることは、もう
ユキさんの苦痛が短くて済むことを祈ることだけだった。
1日1クリックありがとうございますの。
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