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丁寧な暮らし

丁寧な暮らし

2015.09.07
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カテゴリ:カテゴリ未分類

一枚の写真が、ヨーロッパ各国の足踏み状態を打破しました。
ヨーロッパでは、メルケル首相が難民受け入れを表明していましたが、
他国は及び腰で、動きが頓挫していました。
そんななか、一枚の少年の写真が、メディアに公開され、
難民の方々の受け入れに拍車がかかったのです。

これは、情ですね。
感情に訴えたのです。
組織だの、論理だの、形式的なものを一瞬にして打破する力、、
それが情、感情です。
感情の爆発、、
そして、それによって動くヨーロッパの国々。

ドイツのドルトムントでは、市民が、自主的に難民の方々を、でむかえていました。
手にはお菓子をもち、ポスターをもち、歓迎の意を表していました。
若者だけでなく、年配の方の姿も目立ちました。ミュンヘンも同じです。


私にとっての一枚の写真は、「天安門事件での戦車の前の少年」の写真です。

中国に民主化の春がきそうな時期でした。
学生たちが、天安門の前を占拠していました。
その学生たちに対して中国政府は暴力で取り締まりを加えました。
戦車が学生たちを蹴散らすなか、一人の少年が、戦車の前に立ちはだかったのです。

少年を弾き殺すかと思われた戦車が、とまったのです。

この少年の勇気と、戦車の兵士への勇気と、両方に感動し、心揺さぶられました。

しかし、そんな感動は、すぐに一蹴されました。

天安門では、政府による暴力、弾圧がつづき、
広場に集まった人々は、徹底的に排除されました。
排除だけでなく、民主化指導者たちへの血の粛清も行われました。

そして天安門事件として、記憶されるだけになりました。

そのあとは、日本憎悪の教育をすることで、
政府への不満をそらす、という痴話喧嘩レベルのプロパガンダ教育で
今に至ります。

あの少年はどうなったのか?
戦車に乗っていた兵士たちはどうなったのか?
いまはしるよしもありません。
ただ、弾圧の激しさからみて、ただですんだとはおもいません。

先日、マイケルチャンさんも、天安門事件の際の戦車の前に立つ
少年の映像をみて、自分は変わった、、とおっしゃっていました。
あの映像に心動かされた方は、世界中にたくさんいらっしゃると思います。
私も、いまだに、ふと、思いだします。

白いシャツをきて戦車の前に、たちはだかった少年、、。

同じ一枚の写真なのに、同じような感情をもたらしたのに、
世界を変えられなかった悲しい写真。

この写真の勇気を、助けなければだめなのだ。
こんな子供にこんなことをさせるような政治は間違っている。











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最終更新日  2015.09.07 10:14:54
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