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先ほど、NHK映像の世紀4を観ました。
女性の特集でした。 マリリンモンロー、シャネル、エヴァブラウン、クリントンなどがでていた。 総てに対してコメントしたいけど、ロマノフ王朝の皇女達が気になった。 オリガ、タチアナ、マリア、アナスタシア、彼女らを総称してOTMAとよんだなんていってたけど 本当だろうか。 彼女たちが遊びのサインで使っていただけのことではないのかしら? 帝政ロシアは、農奴制もあり、人間が牛馬のように扱われていたひどい階級社会だった。 昔みた絵画で、舟を何人かの人間がひく姿を描いたものがあった。 ボルガの船曳だったか、、 とにかく階級差は朝鮮半島の両班制度なみにすごかったようだ。 ニコライ2世は、日本の大津事件で有名である。 津田三蔵という日本の警官が日本を行幸中のニコライ2世に斬りつけたあの事件である。 津田はすぐに取り押さえられた。ニコライは負傷したが命には別条はなかった。 この大津事件で津田は、政府から死刑を宣告されそうになったが、当時の大審院の児島惟謙は あくまで法を遵守して判決を行うようにと、政府と対立をした。 まさに法と政治がきちんと分権していたのだ。 結果、津田は無期懲役を宣告された。 ただ、残念なことに、その後、津田は獄中で亡くなってしまう。 こう思うとニコライ二世は、日露戦争もそうだし、大津事件もそうだし、日本とは 少なからぬ負の因縁がある方のようである。 私はニコライ2世よりも皇后の「アリックス」に興味があるのです。 彼女はヴィクトリア女王を祖母にもち、その祖母のもとで育てられていた。 華美なロマノフ王朝とは対極的な質素でけんじつな女性だったとされています。 彼女の息子アレクセイは血友病に冒されていました。 ニコライ2世では頼りにならず、日々神仏にすがっていたときにあの「ラスプーチン」が 祈祷でアレクセイを助けてくれました。 そして「ラスプーチン」を友として宮殿に招きいれたりすることから不実の噂を ばらまかれはじめます。 そして時代は血の日曜日事件を経て、革命へとながれてゆきます。 ニコライ一家は革命でとらえらてしまいます。 亡命する間もありませんでした。 しばらくの間、借りの家でかんしのもと、生活をしていましたが、 最期は全員が小さい部屋に連れていかれてなきものとされてしまいました。 そして殺害を命じられてしまった末端の兵にも同情の思いを禁じえません。 命令で殺さなければならない、、これほどの屈辱はないかもしれない。 しかし、殺人教唆は歴史の中で常に繰り返されてきていることなのです。 映像の世紀を観ると、色々な思いが交錯してついつい書いてしまう。 情感に訴えるドキュメンタリーだと思います。 蛇足ですが、ロシアの紅茶(フランスに亡命した) クスミティーに「アナスタシア」というものがあります。 缶のパッケージも可愛いし、味もフルーティで愛らしい。 多分、一番年下の皇女アナスタシアをモチーフに作られた紅茶なのだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.03.19 02:48:35
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