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カテゴリ:歴史
香港で、政府にたいして異を唱える人たちが、続々と逮捕されている。
智英氏しかり、周庭氏しかり。 政府による弾圧をみるにつけ、彼らの純粋さにこころうたれる。 だからこそ、彼らには亡命をしてほしい。 ナチス政権下、知識人たちは、かなりの人数がアメリカに亡命した。 有名どころでは、アインシュタイン、マレーネディートリッヒ。 若かった頃の私は、ドイツのなかで、反ナチを行っている同士がいるなか、 安全なところからの活動にたいして、複雑な気持ちであった。 ドイツ国内で堂々と、反旗を翻すべき、 そうおもっていたからだ。 しかし、ナチス下による取り締まりは厳しかった。 軍内部によるクーデターも、失敗し、クーデター首謀者、関係者は、何も知らない家族までもが、見せしめに殺された。 クーデターに全く関係ない、国民の人気者、ロンメル将軍が、ヒトラーらからの 妬みから、首謀者の仲間として自害を強要された。ヒトラーみずからがロンメルに迫ったらしい、ロンメルの家族の命をとらないかわりに、罪をかぶって自害しろ、と、 ロンメルは、その通りにした。 政権内部の功労者でさえ、この有り様だ そんな状況をかえられたのは、アメリカの参戦からはじまる連合国軍の反撃である。 悲しいかな、中からは変えられなかったのだ。 亡命したドイツ人、ユダヤ人は、世界に助けを求めるロビー活動で戦った。 戦いかたは、いろいろあるのだ。 目的は、ナチス崩壊。 方法には、正しいもなにもなかった。 若かった私には、それがあまりわからなかった、そう、今の香港の活動家の方々のように純粋だったのだ。 しかし、今は違う。 歴史にも、学ばねばならない。全体国家は、中からは変えられないのだ、と。 出来うることなら、国外に出て、外から圧力をかけて、国際社会を味方にして、戦う方法をこそ、とるべきだ。 逃げることは、卑怯ではない。そして、それはまた、逃げではない、次なる戦いへの 勇気ある撤退だ。 命さえあれば、いつでも復活できるのだ。 今までは、ナチスの話だが、今のチャイナも、もちろん同じである。 香港の活動家の方々には、国外に出てほしい。今のチャイナ政権中枢より、あなたがたはみな、若い。 黙ってまてば、時期にいなくなる。 そのあとは? 一人っこ政策下で育てられた馬鹿どもの時代になる。打たれない世代の根っこは弱い。 是非とも国外にでてほしい。 そして、時期を待ってほしい。 チベット、天安門、近くはウイグル、チャイナは、一度として国際社会からの批判に応じたことはない。 始まってからは、だめなのだ。始まる前にてをうたないと、チャイナは制御できない。 今の香港は、始まってしまった。 逃げて、逃げて、その機を待ってほしい。 天安門の二の舞に、なってはならない。 #Free Agnes お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.08.11 20:24:41
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