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カテゴリ:生活
ファッショなんてかいていたら、表題の句を思い出した。
この句は、大杉栄氏の句。 大杉氏が、大逆事件を聞いてよんだ。 彼は大逆事件のさいに、千葉の刑務所に服役中で、助かったのだ。 本来なら連座されていたかもしれない。 だから、くくりのこされ、なのだ。 大逆事件は、空前の冤罪事件である。 政府の方針を批判する思想家や社会運動家を、次々に連座させ、処刑した。 そして、でっち上げた検察や裁判官は、その後、大出世するという人倫にもとる愚かで恥ずかしい事件である。 国家権力を縛る法律や憲法が機能せず、あるいは機能しないような状態を作り出されたら、私たちは国家権力に対して何も抵抗ができなくなり、また、大逆事件と同じようなことが、日常に起こり得るかもしれないのだ。 軽重浮薄に流されず、マスメディアに流されず、信念をもち、言うべきことは、言わねばならない。 危険な香りが漂ってきたら、決して見過ごさず、警戒しなければならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.04 21:09:42
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