★成功者の口ぐせ佐藤富雄さんの新刊『成功を呼ぶ「口ぐせ」の科学(宝島社)』を読んでいる。この方の口ぐせ理論と、実際に70歳を超えてなお元気な生き方が 私のツボに入り、これで3册目。 今回の本は、その口ぐせ理論の実践編のようなもの。 第1章では経済、スポーツ界などの著名人が実際に使っていた口ぐせをとりあげ 彼らの成功のスイッチとして、口ぐせが機能したことを証明している。 本田宗一郎氏にノーベル賞の小柴教授、 そしてマラソンの小出監督や、イアン・ソープ、清水宏保など・・・ 誰もが知ってるような人ばかりなので、イメージが湧きやすく納得させられた。 思ったのだが、口ぐせってヒネリがいらないというか なによりも単純で、スグに使えるとこがイイ! くだんの著名人たちを見ても ★小出監督「お前は、世界一になれる」 ★清水宏保「俺は、絶対勝つ!」 といった具合に、活躍そのままの言葉。 実際そうなってるんだから、口ぐせの威力ってばかにならない。 自分をソノ気にさせるのにてっとり早く且つ有効で 岩組さんも言ってたけれど「言うと本当になる!」って、その通りなのだ。 また、口ぐせを見ると、そのひとの思想がわかってしまう。 否定語を使っている人は、否定的な考え方に支配されてて 逆に、肯定的な言葉を沢山使うひとは、物事のとらえ方が肯定的だってことなんだ。 (だから、否定語を使ってるヒトも、言葉を変えればいいだけなんだけどね) そこで、私の口ぐせを自分で洗い出してみた。 「なんで?」「そのほうがラク」「基本的に」「めんどくさい」「おトク」・・・ うーむ。なんか、怠惰なヒトって感じがしないでもナイ(笑) つー訳で、客観的な判断を求めて、だんな氏にも聞いてみた。 *** ポジ「私の口ぐせって、なんだと思う?」 だん「何それ?なんかまたセミナーの宿題?」 ポジ「いやそうじゃないけど。口ぐせでその人の思考がわかるんだって」 だん「へぇーそうなんだ。口ぐせねぇ、なんだろう」 ポジ、無言で待つ。 だん「“さむい”、“ネムい”、・・・う~ん」 待つことしばし・・・・・・数分が経過。 ポジ「それだけっ?」 だん「そう言われてもなぁ~。急に言われてもわかんないよ。」 だんな氏、ゲーム機のコントローラを握ったまま、う~んと身体をナナメに傾けた。 もう出てこないらしい。 そっか~。「さむい」と「ネムい」かぁ~。 うーむ(私も頭をヒネってしまう) 確かに、家では言ってるかもしれない。。。 *** この本は、成功を呼んだ口ぐせのアンケート結果をもとに ビジネスの現場や日常生活でのトラブル回避、夢をかなえるなどといった状況ごとの 成功体験を、実例とともに紹介している。 そして言ってはいけない口ぐせも、章間のコラムでとりあげていて 「私には無理」「ダメだ」など、NGワードを使ってはいけない根拠も説いている。 この本を読んで、日常の言葉選びからして、 そのひとの感性が出てしまうものなのだなぁと改めて思った。 例えば、紹介されている会社の社長さんは雨が降っても「天気が悪い」と言わずに 「ああ、いいお湿りだ。かさを持っていくとするか」と言うのだそうで、 なんだか聞いている方も楽しくなってくるような感じ。 この方は「素晴らしい」が口ぐせで、実際に周囲が驚くような「素晴らしい」 サクセスストーリーを歩んでいるとのこと。 私も言葉の感性を磨いて、この社長さんのように肯定的な言葉をセンスよく 使えるようになりたいものだなぁ。いや、なろう、なるのだっ(とあえて宣言)。 それに望みを言葉にして、自分に聞かせればいいだけなんて、なんて「おトク」なのだろう! 素晴らしい言葉のゴチソウ♪ さぁて、“素晴らしい”あなたは今日、どんな言葉を自分に浴びせてあげますか? ***今日のポジ☆ほのエッセンス*** ☆まずは、夢を口ぐせに!いっぱいいっぱい浴びせよう~☆ ☆肯定的な口ぐせは、素晴らしい言葉のごちそうなのだ☆ |