待ちくたびれて
待つのをやめた
そんな日もあったね
諦めることにも慣れてきて
いっそ捨ててしまえばラクになれる
そう自分に言い聞かせてた
だけど いつだって
隠したはずの強がりは
あなたには まるで通じなくて
びっくりするようなタイミングで
閉じかけた心の窓をノックする
そのたびに ちいさな迷いは
泡となり海へと還り
涙は波間に消えていく
ねぇ
空と海がひとつに繋がる
遠い水平線の向こうまで
あなたとなら泳いでいけそうよ
キラキラ輝く夏の海が
静かな秋の気配を帯びてきても
砂浜に残る二人の足跡
ずっと辿って行けばいいよね
秋風が頬を撫でる
あなたの大きな掌みたいに
優しくそっと頬を撫でる
心の窓にあなたが映る
ただいまと変わらぬ笑顔で
手を振るあなたの姿が映る
Words (C) Misaki
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Last updated
Sep 17, 2008 11:44:30 AM
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