初めから気付いていたのよ
だから 傷つきはしなかった
投げかけられた闇の誘惑
かわしてみせる自信があった
孤独を埋めるためだったのか
自由を手にしたかっただけなのか
光の力で闇を消せる
そんな自惚れもあったのかしら
いつからだろう
あなたの嘘に 胸が痛んだ
あたしの嘘が ほんとになった
愛なんて 忘れかけてた冷たい夜が
言葉巧みな愛の罠で 温まった
真実も偽りも越えた光が
そこには確かに存在したんだ
闇が消えたら 光も見えない
また静かな夜を繰り返しても
心の奥に残る温もりだけは
決して消えることはない
違う形で出逢いたかった
なんて 口に出しては言わないけれど
偽りから始まる真実を
あなたと二人で作りたかった
Words (C) Misaki
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夢一夜 詩投稿掲示板に寄せていただいた
繰る名さんの『信じた先にあるもの‐無知で愚かな優しい君へ…
another story-』という詩に返詩として
書かせていただいたものです。
前記事の詩をもうひとつの視点から見た別Ver.
‥・・━━━☆‥・・━━━☆
騙す 騙されるの駆け引きの世界
嘘から始まる真実もあるのでしょうが
大切なものを失くしたくなければ
その方法は 避けたいものですね。
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