抜けようともがけばもがくほど
絡みつく糸のように
心に棘が突き刺さる
時の流れを受け止められずに
なすすべもなく 立ち止まるだけ
届かないとわかっている
ちいさな叫びは宙に木霊して
やがては自分に返ってくる
格好つけて強がってみても
虚しさと痛みが心を支配して
僕は余計に堕ちていく
君のいない場所で
君を想うこの時は
もう終わりにしたいんだ
忘れることも
時には必要だね
思い出にさようなら
君との時間にさようなら
ありがとうは まだ言えないけれど
いつかきっと 届けるから
今はただ さようならを君に…
僕を自由にしてください…
Words (C) Misaki
*+☆+*――*+☆+*――*+☆+*
夢一夜 詩投稿掲示板に寄せていただいた
まろんさんの『ちいさな叫び』という詩に
返詩として書かせていただいたものです。
忘れようとしているときって
忘れてないってことですものね。
「無」から始まる一歩が
人を強くするのかもしれません。
*+☆+*――*+☆+*――*+☆+*
☆ひとことポエム☆ ムーンライトセレナーデ
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