La Piazza di Bella Donna

今日はミラノ･スカラ座バレエ『ドン・キホーテ』を観に行ってまいりました。

お気に入りにも登録させていただいているnoel11さんもお友達とご覧になるということで、ついにお目にかかることができました！！！

このブログを始めて半年ですが、もしこのブログを開いていなかったら、きっと一生お目にかかることもなかったでしょう。
ネットのチカラって、やっぱりスゴイ。

さて、公演のほうですが、感想としては親子ともにちょっと辛口……。
いままで、レニングラード、マリインスキー……とロシア系ばかり見てきた我が家ですので、ミラノ･スカラ座はもちろんお初。
コール・ド（群舞）はどちらも定評があったので、プロは皆そうかと思っていたら、さすがイタリア（笑）。
あまり、ピシッと合わせることにはこだわっていない様子。
そもそもバレリーナの背の高さからして合っていない。
ワタシ個人としては、主役の踊りもさることながら、ピシッと合った美しいコール･ドに魅力を感じるので、ちょっと物足りなかったです。

それから、準主役の技量もちょっと疑問符が付くところ。
実はうちの姉さん、今年のコンクールシーズンにはドンキの海賊（=森の女王）で挑んでいるので、今日の森の女王はどんなかな～、と楽しみにしていたのですが、体型もイマイチのところへ持ってきて、アラセゴンはあまり足が上がってなし、最後のイタリアンフェッテはボロボロ。落ちちゃっただけでなく、最後はポアントで立ててもいなかった……（汗）。
いくらプロでもミスはあるとはいえ、ありゃないでしょ～。
うちの娘のほうがうまいぞ！（笑）

上野水香ちゃんは、まぁ可もなく不可もなく。
アラベスクの上げてる足の方向がちょっと気に入らず。
でも、最後のパドドゥはしっかり見せてくれました。

で、今回の大収穫は、やっぱりサラファーノフくんでありました♪
ちょっとキューピーチックなお顔立ちはご愛嬌（笑）。
テクニック、柔軟性、表現力、ジャンプの高さ、どれをとっても文句なし！！！
おまけに、あれだけジャンプできるのに、太腿がムッチリ系じゃないところもポイント高し！
そして決めては、空中をも掴むような美しいつま先＆甲の出方。
やっぱり、年末のマリインスキー『海賊』で目をつけただけのことはある。
今後はしっかりトレースしていきたいと存じます♪

さて、舞台がはねると姉さんたちは恒例の「出待ち」のために楽屋口へ。
「別に～」「興味ない」とか言いながら、思い切りミーハーな娘でございます。
前述のnoelさんとも合流し、母たちは先にお食事会場へ。
（だって、水香ちゃんやサラファーノフ君が出てくるまで待つ、なんてのたまうんだもん）

母たちはさっそくご対面を祝して乾杯。
バレエのこと、住んでいる場所のこと、料理のこと、盛り上がる話は尽きず。
そうこうするうちに娘たちも店に到着し、お食事会の開始～♪
（娘たち全員、しっかり水香ちゃんとサラファーノフ君のサインをゲットして、気分も上々）

舞台がはねたのが結構遅かったので、まだまだ話し足りない感はありましたが、とても楽しいひと時を過ごすことができました。
心配していた姉さん方も（なにせ無愛想なもんで……）noelさんお嬢さん＆お友達とも意気投合。プリクラの写真を交換したり、メアドを交換したりして、和気あいあいと楽しんでいた模様。

と～っても楽しい一日でした。
noelさん、いろいろとありがとうございました～♪