La Piazza di Bella Donna

2007/08/18(土)21:06

仕事、のちシャンクカット(意味不明?)

バレエ(78)

お盆休み中に背負い込んだトリプル仕事もすべて納品完了♪ 午後の早い時間にやっと自由時間を確保できることとなりました。 さて、取りいだしましたるは、娘に内緒でオーダーしたトゥシューズ。 実は、東京新聞の写真 CD を見たときから、「このポワントの立ち方はマズイ!」とずっと思っていたんです。 立ち方というよりも、シューズをもっと足の形にあわせないとイカン、という感じ。 うちの姉さん、ワタシに似て体はほどほど柔らかい。 柔らかいゆえに、持ちこたえられずに先に曲がってはいけないところが曲がってしまう、という弊害があるわけです。 彼女の場合、足の指の付け根が非常に柔らかいので、甲をぐっと押し出す前に、耐え切れずに足の指の付け根が足裏側に曲がってしまうので、少しでもトゥシューズが柔らかくなっていると、トゥの硬い部分がポキッと折れたように立ってしまうわけです。(本当に折っちゃうんだけど) あの「ポッキリ立ち」(ワタシ命名)は、非常に気に食わない。 足が硬いのと違い、シューズを加工すれば少しは改善できそうに思えてならなかったわけです。 で、トゥシューズに関する本を読んだり、ネットで検索したりしているうちに、すばらしいサイトに出会いました。 http://www15.plala.or.jp/miagolare/ (すいません、うまくリンクが張れません……。) そうか~。 もしかしたら、うちも「幅広」伝説に惑わされているのかもしれない。 うちの娘、トゥシューズはシ○ビアのサテントップ、普通幅 23cm を愛用していますが、もしかしたら C 幅(普通幅より細い)のワンサイズ上がいいのかも? でも、なにせ頑固というか、ワタシが未経験者であるせいで、ワタシの言う事は頑として聞かない。 そこで、彼女には内緒でこっそり C 幅 23.5cm をオーダーしてみました。 さて、それだけじゃ面白くない。(面白さを追求?!笑) どうせ娘に却下されるなら、そのトゥシューズはお蔵入りになるんだから、あれこれ試してみるってのも悪くない。 で、上記サイトの加工方法を見つつ、シャンクをカットして、折れやすい足指の付け根部分をニスで硬くしてみることに。 なにせトゥシューズを解体するのは初めてで、かなり緊張しましたが(なんたって、シューズの金額が頭にちらつく)、恐る恐る始めたものの、持ち前の大胆な性格が頭をもたげ(笑)、内ソールをはがし、シャンクを露出し、はてはシャンクまでソールからはがし(かなり力が必要)……と格闘しているところへ娘帰宅。 ありゃ、見つかっちゃったよ。 ともかく、こうなったら本人の要望をフルに取り入れたトゥシューズのカスタマイズを敢行することにして、あれこれと相談。 結局、シャンク(あ、中敷の下にある、プラスティックまたは樹脂でできた硬い芯のようなものです)を踵から 3cm カットし、足指の付け根部分にニスを塗って硬くすることで決定。 これできちんと立てるようになれば、安いもんです。 ……って、よく考えてみれば、これがビンゴになるということは、しょっちゅう履き潰すトゥシューズを買い換えるたびに、この作業をやらなきゃいけないってことなんじゃないの~? しまった……。

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