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Mishizawaメイン(ブログ版)

2008.12.12
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テーマ:鉄道(13827)
カテゴリ:東海 橋めぐり
東海 橋めぐり、今回は東海道線大井川橋梁。

東海道線が大井川を渡るために架けられた橋です。

081012jroigawa-07.jpg

単線の曲弦トラスが2本並んでいます。

一見同じ形式のトラス橋が並んでいるようにも見えますが、上下線で架設時期が異なります。


081012jroigawa-21.jpg
下流側に架けられた下り線に現存するのは1915年架設のもの。
大正時代の橋桁が東海道のメインルートで今だに頑張っています。

同じ東海道線の長良川橋梁の上り線が1914年架設なので、同時期の同タイプのようですね。

トラスは下路曲弦プラットトラス。

橋脚は1888年(明治21年)に竣工した煉瓦製のものが補強の上再利用されています。


081012jroigawa-19.jpg
上流側には上り線が平行していますが、こちらは1959年(昭和34年)のものです。
トラス形式は下路曲弦プラットトラス。

ところで、東海道線では木曽川橋梁の下り線が1957年(昭和32年)に、長良川橋梁の下り線が1960年(昭和35年)に平行弦ワーレントラスとして架設されています。
1959年架設の鉄橋であればこの大井川橋梁も平行弦トラスとして架設されてもおかしくないのですが、下り線の旧橋に合わせて敢えて曲弦トラスを採用し、景観に配慮しているという話もあります。
昭和30年代にすでに景観に配慮した設計が行われていたとは。


橋脚は鉄筋コンクリート製。

081012jroigawa-09.jpg
上り線で特筆すべきことは金谷側の鉄橋。
3径間分が曲線部分に架けられています。
さらに道床付きでもあります。


081012jroigawa-12.jpg
上下線のシルエットです。大正時代と戦後の昭和時代に作られた鉄橋のシルエットが合っています。

081012jroigawa-22.jpg
橋脚のアップ。
手前が1888年製の明治時代の煉瓦製。上部に鋼板補強が行われています。

さて、この大井川橋梁でかつて使用されていた橋桁が各地で再利用されています。

長良川鉄道第5長良川橋梁(1960年移設)
神岡鉱山専用線高原川橋梁(1966年移設)
京葉臨海鉄道村田川橋梁(1963年移設)
越美北線第一九頭竜川橋梁(1962年移設)
JR米坂線第四荒川橋梁(1968年移設)

以上は同型のシュウェドラートラスと思われる。
(元大井川橋梁上り線、1898年クーパーシュウェドラー設計1911年アメリカンブリッジ製)


東海道線大井川橋梁の歴史をまとめると、
下り線の橋脚が1888年製、上り線の旧橋が1911年製、下り線の現橋が1915年製、上り線の現橋が1959年製。
上下線はそれぞれ少なくとも1回は架け替えを行っているようです。


東海道線の橋梁は歴史も古く、色々なエピソードもあり、調べてみるとおもしろいかもしれません。

以上、東海道線大井川橋梁でした。


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Last updated  2008.12.13 01:09:12
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