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カテゴリ:雑記
お金を下ろすために駅前のATMコーナーに行った。
中を覗くと2台あるATMのうち1台を子連れの女の人が使っていた。 珍しく待たずに使える、ラッキーと思ってドアを開けて入った。 機械にカードを入れようとしたら、隣のATMを使っている女性の子供(3歳くらいの女の子)が駆け寄ってきた。 色白でなかなかかわいらしい子だった。 とりあえず私は彼女ににっこり微笑みかけた。 でもっっ。 奴はぜんっぜんかわいくなんかなかった。 「だめ。そこ使わないで。」とATMの前で通せんぼして、私をにらみつけて言った。 所詮子供のたわごとだ。 そう思って私は下手にでた。 「ご、ごめんね。オバちゃんにちょっと使わせてね。」 「やだ。」 こっちが下手に出てやっているにも関わらず、奴は取り付く島もない。 「どいて。じゃま。」とまでいいやがった。 ううう。こんのくそがきがーーーー。 自分の子ならどやしつけるところだが、人様の子なので、気弱に苦笑いするしかない。 「はははは~、オバちゃん困っちゃうなぁ・・・。」 隣でATMを操作している母親は、こちらを振り向くこともせずにこういった。 「○ちゃん、そんな意地悪言っちゃだめよー」 (自分とこのクソガキが他人様に迷惑かけてんだから、すみませんぐらい言うのが筋じゃろがい!!!) と心の中で毒づきながらももちろん口に出していえないので、気弱に「はははは・・・。」と苦笑しておいた。 かわいくない女の子はしぶしぶ母親の所に戻った。 あーこれでやっとお金が下ろせる、とほっとしていたら奴は私を指差して泣き出した。 「○ちゃんのなのに、取った~」 これでは私が大人気ない悪い奴みたいではないか。 泣けば何でも自分の思い通りになると思うなよと心の中で毒づきながらももちろんそんな事はいえないので、気弱に何度も「ご、ごめんね~、おばちゃんすぐ終わるから」と謝りつつ、お金を下ろした。 とりあえず用事が済んだので、早くここから立ち去ろうとドアに向かった。 だが。 またしてもがきんちょが私の行く手を阻んでいた。 奴はドアノブをぎゅっとつかんでこういった。 「だめ。」 無駄とは思いつつも「うーん、ここ開けてくれるかな?」と下手に出てみた。 大人気ないかもしれないが、多分私の鼻にはしわが寄っていたしアドレナリンも分泌されまくっていたと思う。 案の定奴は「やだ。」と挑戦的な口調だった。 こんのくそがきがーーーーっっ。母親は何をしているんだ。 母親を見ると、相変わらずATMの作業に没頭している。 自分の子なら、無理やりにでもドアノブから手を引き剥がすところだが、他所様の子なのでそういうわけにもいかないしなぁー。なんて思っていたら、ようやく母親が用事を終えてドアのところにきた。 「○ちゃん、そんな意地悪しないの、出してあげて」 くそがきはしばらく渋っていたが、ようやくドアノブから手を離した。 (自分とこのクソガキが他人様に迷惑かけてんだから、すみませんぐらい言うのが筋じゃろがい!!!) と心の中で毒づきながらももちろん口に出していえないので、気弱に「はははは・・・。」と苦笑して私は立ち去った。 いい人ぶって大人の対応をしようとしてすごくストレスが溜まったので、ここで叫んでおこう。 このくそがきめがーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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