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三十路迷走日記

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2010年07月28日
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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:父の肺ガン
私がお見舞いにいくと父と母はいつもふざけ半分だけど
悪態つきあってる姿ばかりだったんですが
母が初めて泊まった夜、ようやく自分が置かれた状況を
消化しきれたのか
「俺はお前に拾ってもらって幸せだった」
「娘もいて、孫もいる」
と言って父が泣いていたと聞きました。
母の大好きな社交ダンスも、
自分のことを気にせず好きなだけ通って欲しいと。

家族に泣いてるところなんて見せたことがないし
偏屈な性格なので最後まで母への感謝なんて言わないんじゃないか
と思ってました。
2人だけだし、夜だったのが良かったんでしょうか。

母も、「苦労させられた」「今までで十分助けてやった」
なんて言って愚痴ばかりだったのですが、脳転移してからは
できるだけのことをしたい、と言い始めて。
あんなに仲悪く見えても夫婦なんだなぁって。

うちの両親を見ていると結婚に憧れなんて
全く持てなかったのですが、やっぱりいいなあ、って。
こうやって人生の終わりに結果が出るものなのかなぁ、って。

ガンじゃなかったら、そんな話をすることもなかったんでしょうね。

おかあさんががんになっちゃった

にも書いてあったけど
ガンっていうのは必ずしも不幸なだけじゃなくて
死んでいく人が自分の人生に感謝するための時間とか
残される人が一生懸命尽くすための時間
つまり執行猶予期間が与えられることだけは
幸せだな、って思います。

私も母親孝行はそれなりにやってきたけど
思春期は口も聞かなかったし、父には素直に接することが
できなかった。最近になってようやく一緒にお酒飲んだり
還暦のプレゼントをしたり、やりはじめたところで。
これからは照れくさいなんて言ってられないですね!
何年か前にかに道楽で豪遊させた時は本当に嬉しそうだったので
もう一度行きたかったけど…無理かな(´;ω;`)ブワッ

父も含めての家族旅行っていうのは私が高校に上がる時に1回。
それから還暦祝いで甥っ子も一緒に去年の夏に1回。
15年に一度って!!!って感じですが
去年連れて行っておいて良かったなぁと本当に思います。
もうその年の秋にはガンが見つかったので。
親孝行は思いついたらすぐやるべきですね。

姉や母とはもともと仲が良いですが、
さらに絆は深まった気がします。

仲がよいとはいえ、心配してても素直に言えなかったり
お互いのことを思いやったりとか
そういうのがやっぱり恥ずかしかったのですが、
いつ誰が父のようなことになっても後悔しないように
伝えたい言葉は伝えられるようになった気がします。
家族の大切さに気づくなら早い方がいいし
家族孝行を始めるならどんなに早くても早すぎることはない。

なぜか自分の家族だけはずっと一緒にいられるような気が
するものですが、別れって必ずやってきますからね。
ガンって本当にいろんなことを教えてくれるんですね。





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Last updated  2010年07月28日 10時04分26秒
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