第五夜その2
今宵は、2004 Rapariga da Quinta Colheita SelecionadaDistribuicaoって作り手みたい。Vinho Regional Alentejano アレンテジャーノ産のワインって、アレンテジャーノってどこだろう?ちょっと贅沢して、9ユーロの赤ワイン。色はやはりホテルの照明じゃわからない。土とか茸とか獣とか、なんか湿って生臭い香り。仄かにバラのブーケ。口に含むとなんかねっとりだけどピンとこないなと思っていたらいきなり風味が広がった。ハッカ、ハーブ、なんだろう強い風味が鼻に抜ける。かすかな甘みとミント風味のアフター。開いてくるにしたがって、アタックが甘くなってくる。こういうのはあまり経験がないなぁ。アルコール度も14%もあります。ただし濃厚なワインじゃない。繊細な味わいです。セパージュはAlicante Bouschet, Aragones, Trincadeiraアレンティージョのローカルな葡萄から作られたと裏ラベルに書かれています。知らない味のはずだ。