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カテゴリ:照明屋さんのお仕事☆
今日は丸っと一日デスクワークの日 午前中1時間程自分の仕事をしてから今日はnorikaの研修 今日はねメインホールの調光卓を教える事にしてました。 まず、卓の名称や機能の説明をざっくり(笑) 劇場オリジナルの機能もあるのでそれらも説明。 それらは後で詳しくってことで 最初はパッチについて研修さ あ、ちなみにパッチっていうのは... 仕込んだライトってのは回路(コンセント)にコネクターがささってる訳ね←これは家電を動かすと同じ事。 一般家庭と違うのは挿せば電源は入るって訳でもなく、舞台照明で言う回路って言うのはライト自体の使い道や電球の容量(ワット数)に応じて使い分けるの。 そして準備したライトを操作する時に自分で使い易いよう、各チャンネルに任意に繋いで行く作業の事を言うのさ んでま、うちは2通りの方法があってさ 1つ目は「直/調」って言ってね回路1つ1つを直点灯させて目で確認しながらチャンネルに入れて行く方法 これは見て入れて行けるから極端なパッチミスをしてしまう事が少ないの でも、ビシッと点灯させちゃうからさぁ、電球がビックリしちゃって(笑)切れちゃうリスクがあるのさ もう1つは「調」って言うんだけど、仕込んだ時点で図面に「このライトは○○の△番」とメモを取っている場合に行う方法 当然メモってるので1つ1つ確認する必要が無いのでパッチ作業をする時間が早い。 そして直点灯させないから球がビックリして切れるリスクも避けられるって訳さ 通常は後者の方が圧倒的に多い作業なの まぁ、5本中2本メモってないって事もありえるからさ、どちらも使えないとならんけどね ウチの場合パッチは全てテンキー入力だから結構メンドクサイ 100ch使うなら100ch分のパッチが必要になるのでテンキー操作と機構選択スイッチの場所を把握し、慣れないと自分でドコのスイッチを押したか解らなくなる事もあるの。 落ち着いて、素早く入力作業を行わなければスケジュールの押しに繋がる事もありえるのでかなり大事な作業 一通り教えて、触らせてから実際にシュミレーションパッチを数回繰り返したよ。 素早くパッチ出来るようになるにはとにかく反復練習をする事が一番の近道なのさ 他にもN/D設定やプロポーショナル・パッチ等特殊な設定についても教えたの。 午後からはメモリー関係を含んだ調光卓側の研修 A/Bクロス→これは上のホールで教え済みなので省略。 プリセットマスターの解釈。 それからサブフェーダーの解釈→記憶の入れ方、修正方法は実行修正とブラインド修正とテンキー修正 チェイスの解釈→PAT/STEPの意味、STEP入力、修正方法はサブと同じ、FAチェイスやランニングパターンの設定、時間設定等 最後にMove→これもメモリーなんだけど、記憶の入れ方と修正方法、Time/Wait設定やディレイ設定等々 まぁ、1日で覚えきれるもんじゃないけど詰め込んできましたよ。 後は時間を見つけて自分で触りに触りまくって(笑)解らない事は質問して、習得してねって話したよ。 中々大変だけど、これが照明さんの?小屋付きさんの?通る道。 社会に出れば学生時代以上にお勉強しなくちゃならないってのを痛感しているみたいです。 み〜んな通って来た道 頑張ってな☆ そんな訳で今日は喋りまくりで疲れました(笑)お疲れちゃん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 27, 2014 11:04:47 PM
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