湯のみ
クックタウンにサイクロンが向かってる!カテゴリー5!!!風速300キロだ!少しでも南西にそれると、うちらも心配しなくちゃならない。けど、今のところは大丈夫。さて、去年のことだ。アランと二人で日本のお正月を迎えるために帰国した時のこと。管理人のはなこさんちに遊びに行った。「近くに陶芸の工房があるのよ。オリジナル湯飲みを作らない?」「いいねぇ♪ねー、アラン。作ろうよ!」と、工房に向かった。約束の時間までまだ少しあったので、工房のショップを物色し、一角にあるカフェでコーヒーを飲み、「湯飲みと言わずに和食器あたりいってみたいねぇ」などとほざき、さ、いざ工房へ。先生が親切丁寧に教えてくれる。簡単じゃん!!こねて形を整えて♪♪色付けと「焼き」は工房でやってくれるという。出来上がるまで2週間。「出来たら送るから」「え、いいよ。今度帰ってくるまで保管しといてちょうだい」と言っていた例の湯のみを、今回日本からやってきた友達が「これ預かってきたよ」と持ってきてくれた。ジャジャーン。包みを開けて目が点、、ゆのみじゃないじゃん、これ、、アランのはいい。誰がどう見たって立派な「湯のみ」だ。が、私のは、、ぜんぜん美しくない。飲み口あたりに至ってはへれへれ~~とゆがんでる。一体全体、おんなじ量のおんなじ粘土から、なぜ、どうしてこうなったのか??友達の一人が「実はこっちのがアラン作で(ゆがんでるやつ)こっちのがきょーちゃん作(美しいやつ)なんじゃない」と慰めかけてくれたのだが、底を見れば一目瞭然!美しいのには「AM」。ゆがんでるやつには「今」とサインが彫ってある(苦笑)。「私だって手先は器用だったはずー!!」と荒れる私に「ぜんぜんいいじゃん。味があるよぉ」と慰めるアラン。「ん、じゃ(鼻息も荒く)あなたこれ買うの?」「え、、、」「買いたくないんでしょ!どうせ100円ショップにだって置いてもらえないさ、ふんだ!」と、不当な八つ当たりを受けるアラン。和食器だぁぁぁ、、だいそれたことを!ちなみにはなこさん。君のはどんなんだったんだい?え?(笑)管理人はなこでございます。突然ではございますが、わたくしの力作をご紹介いたします。おーーーーっほっほっほ。