2006/07/21(金)02:27
バナナの皮を剥く。。。。
冷蔵庫の野菜室を開けましたらば、
バナナ2本と、キャベツ三分の一個と、トマト1個が、
傷みそうになって居りましたので、
カレーを作る事に致しまして・・・・・
玉葱大5個をみじんにし、じっくりと炒めますと、
40分位で、カサが五分の一くらいになりまするよね^^。
其処へ、一口サイズに切った人参と、
ミキサーでドロドロにしたパイナップル汁の中に
暫く漬け込んでは、柔らかくした豚肉とを加えて更に炒め、
頃合を見て、鍋に移し、
後は、先日煮込んでおいた牛スジ肉のスープストック(肉入り)で
コトコトと煮込み・・・・
途中、アクを掬いましたらば、
ローリエと、細切りしたキャベツ、
ザクザク切ったトマトに、細く切って軽く焼いたバナナを加え、
(これで、冷蔵庫もすっきり^^;)
更に、コトコト・・・・
明日からお子も夏休みだから、
甘いカレーにしようと・・・・
これまた冷蔵庫に在った干し葡萄も放り込み・・・・
(↑コチラも、早く使い切りたかった^^;)
カレールー投入のタイミングを計ります。。。。
“お母さん、いい匂い♪ 何を作っているの?”・・・と、我が娘。
カレーです。(冷蔵庫を掃除したかったから^^;)
“ええ~っ? あたし給食でも、今日カレーだったのにぃ”
・・・・(ToT)・・・・
我が家の冷蔵庫事情も、
“明日から夏休みに入るから、デットストックは処分すべし”
…と云う学校給食室の冷蔵庫事情も、
同じようなので御座いますよね(T_T)
こんばんは^^;
鍋の火加減を横目に、今日も大相撲を観ていた「かるかん」で御座います^^;
そう云えば、バナナの皮を剥いていて、ふと昔の事を思い出しました^^
自分は、一時期、仕事で3年程マレーシアに居りまして、
そこでの話なのですが・・・・
今は事情が違って居るのかも知れませんが、当時は、
マレーシアの首都クアラルンプールのエリート中国系マレーシア人には、
何故か、漢字の読めない人が、
かなりの割合を占めて居たので御座いました。
中国系なのに、
何故? 何語を話して居るの?・・・・と不思議に思われるかも知れませんが、
実は
彼らが使っているのは“英語のみ”。
仕事や、学校では勿論、家族の会話も、愛の囁きも
みな英語なので御座います。
では、マレーシアでは、英語が公用語なのかと申しますと、
国の言葉としての公用語はマレー語でして、
国語として学ぶのはマレー語のみ。
英語教育の比重はもの凄く低く、大学へ進んだ頃にやっと登場すると云う状況です。
(今は、理科・数学に関しては英語で授業をしている所も有るようですが。
でも当時は、英語は大学での選択科目の一つ。
日本でのドイツ語とか、フランス語とかその辺りの位置付けと同じでした)
しかしながら、
『世界に通用する商人は、英語を使えなアカンのや!』 と、
中国系の親御さん達は、我が子らを、
熱心な英語教育をする私学へ入学させてしまう…と云う背景が御座いまして、
首都でエリートさん達は皆、英語しか話せません。
高級ディスコでのナンパも、ちょっとした口説き文句も、みな英語。
そんな事情が御座いますので、
生活をする為に、マレー語は最低限理解出来ても
(↑積極的に使うつもりは、全く無いそうですが)
肝心の中国語は、殆んど解らないのでした。
当然の事ながら、漢字も読めません。
自分 : それでは、契約はこれこれと云う事でお願いしますね。
取引先の中国系マレー人のR氏: 了解致しました。
(彼の中国語の理解度は解らないけれど、彼はマレー語が話せました。
英語が得意でない自分との会話は、全てがマレー語)
自分 : そうそう・・・
そう云えば、中国系マレー人で、
漢字が読めない人って多いですよね。
R氏 : そうですね。英語だけと云う場合が多いです。
所謂「バナナ」ですね。
自分 : バナナ?
R氏 : えぇ。バナナって皮が黄色でも、中身が白いですよね。
ですので、英語しか解らない中国人を指すのです。
顔は中国人なのに、中身が白いと云う意味です。
面白い表現ですよね^^
初めて耳に致しましたです。
とは云え、“バナナ”と云う喩えは、
その時は、彼らの民族意識から生まれる、
自嘲的な表現の一つかと思ったのですが、
『あたしに中国語で話しかけても無駄よ。あたしはバナナなんだから!
英語で口説きなさいよ」・・・・とも使われるようでして、
別段、侮蔑的な意を含む悪い喩え・・・・と云う訳でも無いようでした。
バナナの皮を剥きながら、そんな事を思い出して居りました、
本日の「かるかん」で御座いました^^
それにしても・・・・
フィリピンにも、出張で1ヶ月程居たのですが、
マニラにも、
漢字が解らない中国系フィリピン人が働く中華料理屋が・・・・(T_T)
「デザートは杏仁豆腐をお願いします」・・・と言いたかったのですが、
杏仁豆腐の英単語が解らず、紙に書いてオーダーしたのに、
出てくるのはいつも、真っ黒な亀ゼリーで御座いました。 とほほ(ToT)