かるかん's 作戦本部

2006/08/02(水)02:58

サイズが合うって・・・素晴らしい^^

キモノへの道は遠し(8)

梅雨明けしたと思ったら、昨晩、今晩と、 やけに、涼しい風が吹いて居りますよね。 よくよく考えてみますれば、 梅雨に入る前のお江戸は、かなり暑かった気がするのですが、 この二日間は、なんとなく、既にお盆を過ぎたような陽気で御座います。 皆様の処は、如何で御座いましょうか。 こんばんは、ご無沙汰しておりました、「かるかん」で御座います。 先週・今週と、お江戸では、彼方此方でお祭りが御座いまして、 お子と一緒に参加をして居りました。 えぇ、実は先日の・・・・“頂き物の浴衣”を着ようと、 まだ下駄も買って居ない状態では御座いますが、 (紐と、帯板、ステテコは手に入れました^^  ついでに、市田式のタオル補正も作りました^^;) こそりと練習をしていたのですが… とほほ。。。。 浴衣にも、衣紋抜きみたいなモノが欲しいかもで御座います (ToT)      それとも、初心者は、逆に襦袢を着た方が、      着崩れし難いので御座いましょうか。。。。            先日、いくよひめさまから検索方法を教えて頂き、                格安の長襦袢を買ったのですが、《ひめさま有難う御座います。届きましたですぅぅ》                袷着物用のつもりでしたので、夏襦袢はまだ持っていないのです^^;) と申しますのも、 かなり衣紋を抜いて着たつもりが、家の中をウロウロしただけで、 あらま、親子で同じ着付け方ざますか??・・・と云う程、 衿がまるで、恋をしたかのように、 首に吸い寄せられてしまう始末で御座いまして。。。。(ToT) ですので、 自分の浴衣着用姿は、もう少し後になりそうなので御座います。 期待を裏切ってばかりで、本当にすみませぬ(ToT) 話は変わりまして、 お子の着付けと云えば・・・・ 実は最近、和古布で小物を作ろうと、 ハギレ(羽二重や、薄い地の長襦袢柄ハギレ)をオークションで落として居たのですが、 その中で、 素材用の綿着物が何点か御座いまして。。。。 大きさと云い、色・柄行と云い、ちょっと可愛いモノが御座いましたので、 駄目元で落札し、綺麗に洗って娘に着せてみた処・・・・ あら、びっくり!       お祭り前の腹ごしらえ     持っていたのは“おはぎ”  そんな大口で食べなくても^^;                    はい^^; 娘の意向はさておき、自分の大好きな『緑系』・・・・・ いや、今回は、色味の話ではなく、 なんと!! サイズも何もピッタリとしていて、綺麗に着れるので御座いました。 『銘仙井桁模様織り出し単衣着物 300円也 身丈141センチ』 元手2800円掛けて反物を買い、自分がせっせと縫った浴衣と、 300円で買ったモノが、 同じ土俵に並んでしまうと云うのも、 淋しいと云えば淋しいので御座いますが、   (古着とは云え、元々はプロが縫ったモノでしょうから、    出来は断然向こうの方が上でしょうし^^;) 娘が着こなせる着物の身丈範囲は、 オークションでは、最も低価格で遣り取りされ、最も出品数の多いゾーンに ばっちり嵌るようでして、 正に選り取りみどりなので御座いました。 サイズが合うって、    なんて素晴らしいので御座いましょうか      いやはや、凄く羨ましいので御座います(ToT) とは云え、 調子に乗って、落札した他の着物で失敗も。。。。(T_T)  花模様単衣着物  400円也  身丈150センチ。  シミ・傷・汚れ…どれも殆んど目立たず、  良い買い物をしたかと思って居たのですが、  ファーストインプレッションは、思いもよらずの  『ゴワゴワ』でして…。  素材は交織と有ったので、  洗って柔軟材を掛ければ、  少しは柔らかくなるかと思ったのですが・・・   左:洗う前     右:洗濯後  交織と云う素材が、  何と何の混ぜ織りなのかも究明しないまま、  ガシガシ洗ってしまったのがいけなかったのですが、  長さはそれ程変わらなかったのに対して、  幅が、半分近くに縮んでしまったので御座います(ToT)  手触りは、ゴワゴワどころか、お風呂で身体を洗う時に使う  ゴシゴシナイロンタオルのそれとそっくりに。 アイロンを掛けると、元の幅に戻るのですが、 手触りは、柔軟材の力及ばず、 買った当初と同じ『ゴワゴワ』でして、 襦袢を着ても、肩や脇の辺りは擦れてしまいそうで御座いまして。。。。  ですので、勿体無かったのですが、  そのままでは、余りの硬さに、どうにも着れないと思い、  解いて、兵児帯とリボンを作る事に致しました^^;   丁度良い長さが解らず、  取敢えず前後身頃と袖半分を繋げて、  398センチ仕立てに^^;(ちょっと長すぎたかも)  それでも、もう半身分着物地が残っておりますので、  ゆくゆくは、作り帯が作れれば良いなぁ・・・・  と思っている次第で御座いました。 他の落札着物と合わせてみますと、こんな感じで御座います。 食べてばかりですみません^^;  お祭りのお土産のえびせんです       この着物は、市松に麻の葉模様銘仙単衣着物 1300円也 作ったばかりの兵児帯は、 ゴシゴシタオル様で御座いますから、適度な張りが有り、 本来ならば、 もっとフワフワした、特殊な結びが出来るとは思うのですが・・・・ 娘よ、ちょうちょ結びしか出来ない母で、ごめんよぉぉ(T_T) そんなこんなの数日を過ごして居りました。 いや、それに致しましても・・・・ アンティークサイズが合うって、凄くお得なのだと思いましたです。 ん? 古着は、他人の念を着込みそうで怖い…と云うお話で御座いますか?^^ 果てさて、どうなので御座いましょうね^^ 今回、偶然、 自分は自分の処へ来ました浴衣の包みを開ける事と相為りましたが、 この浴衣だって、 ずっと仕舞われて居る位ならば、誰かに着て貰いたかったでしょうしね^^ 他人の肌を包んだモノは嫌なの…と云う事であれば話は別でしょうけれども、 自分は、“念”とか“恨”とかは、余り気になら無いので御座いました^^ 根拠は全く有りませんが、 “邪を浄化させるような力はないけれども、  己の身に危険を及ぼすモノは、きっと解る、感じられる・・・と思う”。。。。  なんて云う、誠に身勝手な考えが、  漠然と在ったりするので御座いまして^^ もし、本当にそう云うモノが、一緒に付いてきて居るのであれば、 “あれ^^; これはちょっとおかしいかも”と、 自分の身に降りかかるモノに対して、第六感みたいなモノも働くのではないか・・・ と思ったりもする訳で御座いました^^ それとも、自分が鈍感過ぎて、様々な念も、なんら影響を及ぼせないとか^^; いずれにせよ、 “着物”が、洋服とは違い、 着潰されては形を変え、違うものに仕立てられ、 そしていよいよ、“着るもの”として通用しなくなったらば、 1枚の布として、 また違った形に作り変えられるのが、本来の流れだった…と云うのを知ってから益々、 縁有って自分の処へ来たモノならば、 大切に着てあげたいなぁ…等と思ったりするので御座いました^^ 涼しい風吹くお江戸の空の下から、 そんな事を考えて居りました、今宵の「かるかん」で御座いました。 長々と、くだらない事を綴ってしまいまして、すみませぬ^^; 引き続き、 浴衣着用チャレンジは、頑張りますですぅぅ^^

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