いよいよ1ドル100円時代に・・・かな?
ついに1ドル100円を突破(といっっても、普通は円が上がって2桁に・・・となるのだが、逆の円が安くなった・・・)経済的に考えると・・・。輸出企業の業績が良好になるのは、馬鹿でもわかる事実である。しかし、単純にそれを喜んでいればよいのだろうか。輸出企業の業績回復・・・しかし、単なる為替利益であって、ひとたび円高になれば、あっという間に吹き飛ぶものである。今後の見通しについては何ら良好になることを確証するものではない。今回の黒字を積極的な設備投資や開発費用にあてることは困難であろう。また、業績が回復した分は株主配当というものに回されることと、社内留保分にあてなければならない。では、円安になった影響は・・・。単純に輸入品の価格高騰である。まず、日銀目標の2%のインフレターゲットは、達成したも同然ではないか。電力料金のアップをはじめとする値上げラッシュであっさり達成!しかし、ほとんどの食品を始めとした消費財はほとんどが値上がりするものと思われる。400円の商品が8円値上げしたら2%のインフレと単純計算できるが、見ている限り、それをはるかに上回る値上げと感じられる。馬鹿なテレビ番組で、鰹節の値上げについて、原材料の高騰と円安によって、ダブルパンチで・・・とやっていたが、その際の出演者(司会も含めて)家庭では出汁の素を使うから鰹節を使わないから影響ないでしょう。大変なのはお店だけ。それに、値上がりした者は、使う量を減らせば、万事解決する。だから、値上げなんて問題ない。というような趣旨の発言で締めくくっていた。本当に馬鹿を集めると面白い番組になるんだな。と感心。(テレビ朝日の情報番組であったと思うが・・・。)閑話休題それに加えて消費税・・・。円安を喜んでばかりいられないのでは・・。常識では、2%なんて生ぬるいことをいっていられないインフレがやってくるのでは・・・。馬鹿な番組が、吉野やの値下げがあったから、値下げ商品によって、バランスが保たれるという趣旨のことを言っていたが、笑えますね。とりあえず、運良く2%のインフレで済んだ場合、年間200万の消費をする家庭では、4万円程度の余計な出費となる。また、消費税が3%上がれば、6万円の出費。計10万円の出費と考えると、月7000円近いベースアップがなければ家計はきついのかなと考えてしまう。ありゃ・・・今年のベースアップはそんなにいってないよ・・・。となれば、消費を抑えていかなければいけないのかな?輸出関連の企業に勤めていない家庭にとっては、結構辛い時代になったのかな?でも、何も良くならないよりは、せめて輸出関連の企業の業績がアップするのはよいのかな?結論が出ないですね・・・。