かんしゃくおやじの独り言

　将棋の家元制度の一つ、名人の位、竜王とともに最高位に位置するものである。
もともとは名人の位は、将棋三家の持ち回りで世襲され、後、年功のある実力者が推薦されて名乗った。しかし、年功序列的な名人の位に、関根金次郎十三世名人の提案を受け、毎日新聞が名人の名跡を買い上げ、毎日新聞主催による名人戦となった。
　一時期、朝日新聞が主催を変わったが、また、毎日新聞へと移る。この時も毎日新聞は、朝日新聞に交渉を行う旨をはっきりと通告してから、日本将棋連盟と交渉を行った。

　しかし、今回の朝日新聞と将棋連盟について、どうでしょうか。
毎日新聞と将棋連盟の取り決めの中で、興行権を移す場合は、事前に協議を行うとありながら、抜き打ちで、朝日新聞と交渉してしまう。朝日新聞側もそれを承知で抜け駆けを行う。

　時間外取引で一気に株取得を行った団体があった。これを卑怯と思った人は多かったはずだ。そのようなことを天下の朝日新聞が行った。まして、同業者を出し抜いて・・・・。

　名人戦というものをほしいのはわかる。日本将棋連盟としても金が欲しい。それもわかる。しかし、法律上は問題ないからとしても、モラルに反する行為はいかがなものかと。

　マスコミが、よく、法律上はいいかもしれないが、社会通念上は許されるものではない。と言う。今回のケースはどうなのだろうか。

　もう、朝日新聞は、モラルの上では、とか、社会通念上は、とか、そういった批判は一切できないだろうし、するつもりもないのだろう。彼らの基準は、法律に無ければ善、朝日新聞の利益に反しなければ善という報道方針を持って進めるのだろうか・・・。


　私が考える各新聞社の位置取り。

　朝日新聞　レフト
　読売新聞　センターややライトより
　毎日新聞　センターややレフトより
　産経新聞　センター、フェンス越え
　日経新聞　バックネット裏
　東京新聞　センターややライト

　地方新聞　日本で最大規模の信者をもつ、某カルト宗教団体に喉元を押さえられていて、
　　　　　　機能不全に陥る寸前

　さて、みなさんの新聞感は？